楽園の泉

自転車とかカメラとかのブログ、たまにねこ。

回せ、回せw

2016-02-29 | 自転車
先日の「菜の花サイクリング」、実は出発直前に駆動系の組み換えを行ってました。意地で付けていた21T-11Tから23T-13Tに。理由は「寒くて足が回せなかった時の保険」。

行く前にずっと「輪行袋を持っていくか」悩んでいました。それを持っていくためにバッグ類を追加するのも嫌だったし(サイクリング中は使わないので明らかな"死に重量"になる)、ボトル1本分、あるいは工具/行動食を入れるサドルバッグを犠牲にしてフレームに付けるか、大航空時代の操縦士ばりに携行物の選定を考えていたわけです。こういう時ランドナーなら「とりあえず持ってけ」ができるんですけどね。

前日になって結局、金谷-館山を往復自走することに決定し(つまり輪行袋は携行しない)、そこまでの体力温存のことを考えて一回り大きいものに交換しました。サイクリング中は(恐らく)平均して18km/hくらいの移動速度だったため、予想するほどの疲労も無く(こまめにお菓子を食べていたことも理由だろう)、気温も低くなかったので、解散後も何とか走って帰ってこれた点は、良いほうに予想が外れた結果だと思います。その分パンク2回という番狂わせもあったので、チャラかも。



乗っていて自覚するようになったのは「クランクを回している間は大丈夫、ペダルを踏み始めたら要注意」です。意識的なものかもしれませんけど、平地でもペダルを「踏んで」走っていると太腿が疲れやすく、坂道でもペダルを「回して」走っていると何とか登れる(但し極端な例を除く)、ことが多くなってきた気がします。筋肉の使い方にどこか違いがあるみたいです。今回軽めのものにしたことでクランクが回しやすくなり、速度に乗せることも楽になったのは、その結果かもしれません。

鉄レーサーについていえば、この1年半(くらいだと思う)の間、駆動系に頻繁に手を加えているので、どれが正解か手探り状態ですが、F;52T-42T+R;23T-13Tという組み合わせは解のひとつであるという実感があります。チェーンリングのクロウス化によってシフトダウンもシフトアップもごく自然に決まるように感じます。「ロータリー乗りは回転落とすなギア落とせ」みたいなものでしょう。自分の走りやすいピッチでペダルを回し、そのトルクに収まるギアを選べば、結構遠くまで楽に行けるんだなと感じたサイクリングでした。ここのところ目から鱗が落ちるようなことが多く、今さらながら自転車の"乗り方"を考えるようになりました。今まで様子見と気晴らしを兼ねて鷺舞橋、というルートをメインにしてましたが、調子に乗って西寒川駅あたりまで延伸してみようかしら。


2 コメント

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Unknown (六浦っ子(むつうらっこ))
2016-03-02 08:52:36
クランクを回す!
ペダルを踏む!
わかりますね~~この感覚(^^)
あたしなんか、何時も漕いでますね。
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>>六浦っ子さま; (さくらなみき)
2016-03-02 22:41:53
先日房州を走ったとき、ペースが遅くなった人の後ろにいて気づきました。上半身の重みを腕だけで支えて、体重を足にかけて文字通り「踏んで」るのです。

自分も疲れているときはこういう走り方なんだろうな、とそしてこういう走り方になると「無限疲労のループ」に陥るんだろうな、と人の走り方を見て実感しました。
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