「寒い国から来た『スパイ』」ならぬカメラKiev 4aM
ってだけでゴハンの量が増えそうですが、さらにマシマシになりそうなネタが。
「ユニバーサルファインダー」、通称『ターレットファインダー』。
レンジファインダーカメラの場合、レンズが交換できるため望遠から広角まで写真の撮れる範囲が選べるのですが、レンズを通した画像が直接ファインダーの中に映る一眼レフとは異なり、レンジファインダーの場合覗き窓から見えるのはどのレンズを付けても変わりません。それだとどこを写すのか分からなくなっちゃうので別にファインダーを取り付けて画角を確認しよう、というのがこれの役割です。レンズの画角に合わせて切り替えることができるので「ユニバーサル」と呼ばれてますが、この形を見たら「Gun Turret」以外の形容は無いw
もっと正確には「Scope Dog」のモニターカメラか。
個人的には見た目的に『悪役一号』戦車ですw
…カメラというより撮影用「機材」って印象が強い。
で、ファインダーを覗く行為は一眼レフとほぼ同じですが、ターレットファインダーの場合は「ターレットファインダーを覗く」ことはただの画角の確認で、合焦はカメラ側の専用のファインダーで別に行います。カメラ側のファインダーはピント合わせ専門なのでこっちで見た画像がフィルムに記録されるわけじゃない、ところがややこしい。
カメラ背面、左上の丸窓が合焦用のファインダー。
覗くと明るい四角があります。ここが背景とぴったり重なれば合焦してます。
ネコの寝床を狙ったもの。このファインダーはただの覗き窓で、一眼レフのような見え方とは違います。
ターレットファインダーには十字が切ってあって、水平出しが簡単に。
ユニバーサルファインダーとしてはかなり初期のスタイルです。西側のものはやがてファインダー内にすべて収まるスマートな形になりました。ただカメラの性格(?)からすればこのリヴォルバー型のほうが、良くも悪くも冒頭に書いた「共産圏の」というイメージに通じるように感じます。Kiev4aMはホットシューになっているから、「フラッシュガン」も使えます。
…「写真を撮ること」より「カメラをいじること」が主体になっている悪役大佐。
チュ~チュ~鳴くのよ。w
カメラの写真を撮ってたら…
フンガフンガ…
ナイス、カットイン!
…ヒゲだけw
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