先日、ソヴィエトカメラの光線漏れの修理(というか対策)をしましたが、そのときに気付いて、付随作業をしました。
レンズキャップが緩くて、付けていてもキャップの用をなさなくなっていました。そこで
光線漏れ防止用のモルトを縁の裏側に貼ることにしました。
KonicaⅢのキャップの同じところにはベロアが貼ってあって、簡単に外れないようになっているのを思い出した。
同様に
Yashica-Aのレンズキャップも外れやすかったので見てみたら、片方に貼ってあるベロア生地が、もう片方には付いてません。こちらも同様に
縁にモルトを貼りました。ベロアに比べて厚みがあるので嵌めるのはちょっときつくなりましたけど、そっちのほうが安心。
そういえばKievが手元に来た時に掃除したのはいつだったか、キャップのこともあって遡ってみたら、14カ月くらい前でした。
この時はちょっと歪めたり(!)して誤魔化そうとしたんですな。
ここまで作業して、成果にホクホクしていてから気づいたのですけど、レンズフードを付けるとレンズキャップは付けられなくなるんですよね。
・・・レンズフードが付いているときは、余程のことが無いとレンズに直接触れることも無いから、良いっていえば良いんですけどね。
ただレンジファインダー機の場合、一眼レフと異なりレンズキャップが付いた状態でファインダーを覗くと、ピント合わせができてしまいます。一眼レフ機の場合は「レンズを通した画像がファインダーに写る」のですが、レンジファインダー機の場合は「レンズとファインダーは別」なのでうっかりすると「キャップをしたまま撮り続ける」事案が発生します。レンジファインダー機でフィルム撮影をすることがありましたら、充分ご注意ください。
試し撃ち用に「12枚撮り」を(多少割高でも)復刻してくれないかな、とカメラ屋さんで言ったら、「長巻フィルム買って自分で装填する」って方法を教わりましたが、さすがに(今のところ)そこまで頻繁に撮影することも無いしなぁ、と諦めました(因みに現像料は12枚でも24枚撮りと変わらない)。
レギュラーサイズなら24枚で試し撃ちが済みますけど、ハーフサイズだと48枚になるから、試し撃ちというにはいささか大掛かりになりますね。
それと最近は(気付いている人もいると思いますけど)、「デジカメでロケハン、本番はフィルム」ってことが増えているので、主流の36枚撮りだと確実に余らせるようになりました。ん~、どうしたものか。
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