今日は「ランドナーでのツーリングによる最大の楽しみ」でした。
天気予報では「曇りがち」とのことでしたが、急に「雨降り」に変更されてました。また詐欺に会いました。そして「夕方から雨」と言っていたのが「昼から雨」にもなってました。こうなると天気予報にすらなってません。
計画だと、めいめいでバーナーを持ち寄り、コンビニで鍋を買って、適当なところで野営することになっていました。この時「鍋を使うなら」ということで密かに温めていた計画を実行することにしたのですが、ツーリング自体が中止になってしまったので、今日の昼食はそれを使って自炊しました。
以前「パスタを数時間水に漬けておくと、茹でる手間が省ける」という話を耳にしました。ならば出発前に密封できる袋にパスタと水を入れて行けば、昼食時にイタ飯を食することができるじゃないか!ということで、さすがに野営でフライパンは使えないので、ショートパスタ(ネジ巻きのフズィリ)を使うことに。
昼近くなって袋を開けると、フズィリは柔らかくなってすぐに使えそう。野営用に買ったアルミの寄せ鍋に油と刻んだにんにくを入れてバーナーで炙り、香りが立ち始めた頃フズィリ投入。火が通ってくると濁っていたフズィリが透明になるので、火から外しバジルペーストと絡めてジェノベーゼの完成です。v
ところが。
失敗1;水に浸しておいたフズィリは「茹ですぎ」の状態。
失敗2;アルミの寄せ鍋は底が薄すぎて、フライパンの代わりにならない
失敗3;バーナーの火口が小さかったので、鍋の1点しか熱が伝わらずパスタ全体に一気に熱が伝わらない
結果、いつまでたってもパスタが仕上がらず、鍋をかき回すたびにフズィリが崩れて細かくなっていき、結局「ジェノベーゼっぽいおかゆ」で終了。いきなり本番じゃなくて良かったと言えば良かった。
今後の課題
・パスタを美味しく食べたいなら、10分かかっても現地で茹でる
・バーナーの火口は大き目のものにする
・やはりスキレット(鉄鍋)か
・ブラスバーナー持ってく、か
…まぁ、そのうち何か良い「抜け穴」が見つかると思う。「仕込み最小限、什器は極力少なく、バーナーはひとつで」が目標としているので、方程式を解いている気分。
鍋を適度に振って熱を回せば、アルミの薄鍋+小火口でもフライパンとして使えますよ♪
デカいステーキも焼けるw
アルミは熱伝導が良いので、ちょっと工夫すると色々使えます。
逆に熱伝導が悪い鉄やステンレス、チタンなどのクッカーはすぐ焦げて使い勝手が悪いデス。
アルミ鍋については、いわゆる「一人向け寄せ鍋」だったので、振るにも取っ手が小さすぎて、しかも熱くなっていたため期待したほど使い勝手は良くありませんでした。
鍋本体に蓄熱して調理したほうが良いのかな、と鉄のスキレットを候補に挙げていますが、とりあえずアルミ鍋の使い方に習熟してみようと思います。
特に何か予定しているわけでは有りませんが…
パスタ。さくらなみきさんなら、試行錯誤して、近日中に美味しいのが頂けると思います(笑)
パスタについては、近々ブラスバーナーのケースを兼ねた寸胴を手に入れるので「野営地でアル・デンテ」ができるようになりますv