走り納め(公式)

所属のサイクリングクラブの会員様に誘われて、鎌倉で走り納めをしてきました。

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…今までここでブログを開設して以来、というお出かけでした。後学のためにも。





今日は大船から鎌倉山を越えて江の島、そこから海沿いを走って鎌倉で昼食の後、逗子で解散、というスケジュールです。出発前にちょっと余裕がなかったのでバタバタしましたが、寒い時期なので準備運動を念入りに済ませて漕ぎ出しました。帰宅してからの疲れの取れ方が違うんです。

定期航路の如く「いつもの道をいつものように漕いで」逗子から鎌倉に向かう湘南道路を通過中に、後から考えればその兆しがありました。目の前をタイワンリスが横切ったんですけどね。自分は轢かずにすみましたけど。


滑川交差点に着いたとき、タイヤの縒れる感覚があったので調べてみたら、針刺しパンクしてました。「時間の無いときにナ～」(09:00)と修理キットを見たら、なぜかパンク修理用のパッチだけが入ってない。交差点の脇にあるコンビニで、とりあえずビニールテープを買ってパンク箇所だけグルグル巻きにして誤摩化そうとしたけれど、テープの接着剤がチューブに貼り付かず(当たり前だと言われれば返す言葉が無い)、そこでランニングメイトに遅刻する旨連絡しました(集合は10:00)。

歩いて５分ほどの所に自転車屋があることは知っていたので、車体を担ぎ車輪をバラしたままそこまで行き、開店を待って…パッチを買って店の脇で修理し、走り出しました。集合場所に向かっても追いつかないので江の島に向かいそこから鎌倉山を登ることにしました。コースを逆走して合流する目論見です。

鎌倉山を登り出してから時計を見ると、「もしかして通り過ぎちゃったかも」っぽい時刻だったので、そこから江の島に向かうことにしました(10:40)。「ケータイで連絡を」とも考えましたが、自転車での移動中では難しそうと敬遠。

江の島で合流のつもりで待っていたら、湘南江の島駅付近に着いたと電話が入ったので、すぐに移動することにしましたが、弁天橋を渡りきる所でで致命傷。

「チェーンがクランクに絡まって、おまけに外れない」orz

パンク修理のパッチはともかく、チェーン切りは持ってないなぁ、と途方に暮れたものの、まずは絡まって動かなくなったチェーンを(結果的に)力技で外し(外したときに切れた)、「誰かチェーン切りを持っているかも」という見込みで合流地点に向かいました。

合流地点の「龍口寺」に這々の体で到着しこの事情を説明したら、ご一緒の予定だった方から藤沢駅側の自転車屋のある場所を教わりました。このとき「藤沢駅まで輪行するのに良かったら使って」と嬉しいお申し出を頂きましたが、なんとかなりそうだったので、こっちはそこまで修理に向かうことにし、そこで分かれることにしました。

移動し始めて10分ほど、藤沢駅のだいぶ手前に専門店を見つけたので、教えて頂いた方には申し訳なかったのですが、とりあえずそこで修理することにしました。修理というよりチェーンを新しく張り替えて調整したんですけど。店に持ち込んだ時、「カンパニョーロですか？」って聞かれた時は、ちょっと笑っちゃいました。現行モデルを見慣れた目には、そう見えるのかすら。

そんな出来事が続いたので、道すがら見かけた神社にすぐさまお参りしました。

ここは珍しく下社と上社が揃っているお諏訪様でして、下社でご神印を頂いた後、欲張って上社にお参りしました。上社でご神印は頂けませんでしたが、そこからは…

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…珍しく裾まで見えました。

走り納めに同行できなくなったものの、自宅は鎌倉方向なので舳先を巡らせます。

昼食を鎌倉で取ると聞いていたので、場所だけでも確認しようと寄ってみたら、はは。ここで合流できました。皆に待ってもらって昼食を済ませ、そこから逗子マリーナを経て逗子駅で解散するまで、わずかばかりですが走り納めに同行できました。

大した距離を走ったわけではないのに、木曽に行った時よりも遠野に行った時よりも疲労度が高めでした。

解散後、無事に帰宅できましたが、チェーンが絡まったクランクがあまりにも酷かったので、写真を撮りました。

スパイダーアームとクランクに深いキズが…


食い込んだチェーンがクランクに残した傷跡(涙

事故は、アウター側のチェーンリングの外側に落ちたチェーンを戻そうとしてディレイラをインナー側に寄せたものの(いつもはこれで解消できた)、チェーンはクランクとスパイダーアームの隙間に食い込んでしまい、それに気付かずクランクを回し、それでチェーンがクランクに絡み付いたのが原因で発生しました。

しかし、ツーリングではパンクを始めとして走れなくなるトラブルを経験したことが無かったので、いい体験になったと思うことにします。