今まで2回乗入れましたが、同行者がいて、のんびり写真を撮ったり出来なかったのと、せっかく買ったE-PL2を持ち込まない法は無いということで行ってきました。
って言っても、同行者がいると邪魔、っていうんじゃなく。今日はゆっくりと行ってきたかったのです。
台風が接近してるため、いつ雨が降り出すか気になるところでしたが、予報で確認すると山際は警報クラスの雨だけど、海岸沿いは曇というお告げだったので、決行。
今日のルートマップ。
以下、例によって写真多数。(E-PL2 & 17mm/1:2.8)
まず、"朝夷奈切通"入口。(1)
知ってれば注意して見るけど、知らなきゃ通過しちゃう大きさ。
遠野でも見かけた道祖神の方々。
こんな"停め方"にもいい加減慣れた。
続いて地図(2)あたり。
関東ローム層は柔らかいとはいえ、開削した労力は相当なもの。開削面の、さらに柔らかいところは自然とえぐれてます。
土留めのために土嚢が使われてます。夜中に雨が降ったり、地形柄乾きにくい土地なので何時通ってもじめじめしてます。不快指数170%くらいか。
そんな環境で、のんびりと撮影してると、蚊にさされまくり。そんな中、道の脇に見つけた"やぐら"。岩盤を横に掘ってます。鎌倉時代によく作られた地形。
切通の脇に"熊野神社"があるというので、ちょっと寄ってみましたが、意外に寄り道になってしまいました。地図(3)
杉木立の中に社殿があります。
源頼朝が朝夷奈切通を開削させた頃からの神社です。
ここで本道に戻り、"峠"にさしかかります。
地図(4)付近、峠の頂上まであと一息。見ての通り乗ってません。担いでます。
峠の頂上、金沢側からの眺め。
こんなの咲いてました。
鎌倉側から見たところ。写真右手の磨崖仏のあたりが切り欠きになってて、有事の際には兵が隠れて迎え撃ちます。
こんな感じ。
開削した元々の地形に拠るものか分りませんが、鎌倉側はなだらかで広い道、金沢側は急で狭い道。そう見ると鎌倉に討ち入る敵に対しては、細い急な道で戦力を殺ぐ目的があることが想像できます。
金沢側とは打って変わって、開けた道が続きます。道自体は相当ぬかるんでますが。
鎌倉側の入口。金沢側との違いに愕然。
今回、写真を多数撮りましたが、本来ならもうちょっと時間をかけたかったところ。多湿だったため、のんびり撮影していると蚊が群がってくるので、撮るだけ撮ってさっさと退散してきたのでした。
今までロード主体のタイヤでしたが、そろそろダートに振ったタイヤを考えたほうがいいような感じでした。
>かなり良い雰囲気の峠道ですね。
…当時の雰囲気をよく残しているところのひとつだと思います。
>次はこちらを通ってみようと思います。
…峠越えのうち、8割5分は押したり担いだりしてました。登山靴があれば心強い味方となると思います。
問題は「登山靴が必要な区間は、全行程の一部に過ぎない」というところでしょうか(汗
某SNSから来ました。
いつもk204で素通りしていましたが、かなり良い雰囲気の峠道ですね。
次はこちらを通ってみようと思います。
>タイヤ
…この前日に触ってたとき、タイヤに細長い切れ目を見つけまして、早くも次期タイヤ選択の必要に迫られてます。
比較的細くてダート"も"走れるタイヤとなると、シクロクロス用ということになりますが、結局パナレーサーのタイヤになりました。この事についてはまた後日。
確かにこのルートには少し細すぎるタイヤのようで…。