また寒さがぶり返してきた今日この頃、皆さん如何お過ごしですか?
先日、まぁ坊んちへ行ったとき、たまげた料理に出くわしたのでご紹介したいと思う。携帯のメールで「今日は魚介鍋」というメッセージがあったので、なんとなくイメージ的には白身魚の切り身やハマグリ、奮発して海老や蟹なんかがくつくつと味噌味かなんかで煮えているのを想像していた。あ~今夜は日本酒かぁ~?とか勝手に想像しながら電車に揺られていたのだ。
しばらくすると、メールにてビールの催促が。確かに温かい鍋にはビールも悪くない。コンビニで仕入れて行くことにした。
ところが準備をしているキッチンを覗き込むと、魚はなんとなく用意されてはいるが、ボクのイメージしているところの鍋料理とはちょっと違う雰囲気が漂っていた。今日、料理のレッスンを受けてきていて、それを食べさせてくれると言う。以下ボクの覚えているところのレシピを紹介する。
・魚は身が硬い淡白なものが良いらしい。この時は鯛のアラと、鱈の切り身だ。これがパプリカでまぶされていた。
・貝はムール貝やハマグリが見栄えがいいらしいが、味はあさりが良いらしく、それが用意されていた。更に貝殻のままのホタテがあった。
・野菜はニンニクをみじん切りにしたのと、タマネギのスライス、トマトのスライス。あとは香草関係。パクチが大丈夫なら入れてもいいだろう。この日はなんとかパセリ(だったか?)。
・オリーブオイルを鍋にたらし、ニンニクと唐辛子の輪切りで香り付けしたらタマネギとトマトを敷き詰める。そこに残りの魚介を火の通りにくいもの順に並べていく。ここで白ワインをほんの少し振りかける。最後に塩コショウする。
以上、これだけである。水も入れない。中火にして15分程コトコトと煮詰めていった。あさりがぱっくりと口を開けたのを目安にすれば良いだろう。野菜から出た水がうまそうなスープになり、鍋蓋をしていたので蒸された魚介類がものすごく食欲をそそられる。注目のお味の方だがこれがまたものすごく美味い!聞くところによるとポルトガルの漁師料理だとか。ニッポンの演歌の似合う漁師料理に比べるとものすごくオシャレだ。スープにいろんなダシが溶け込んでいて、パン(バケット)を浸して食べるともう最高である。
本来「まぁ坊キッチン」のブログで紹介されるであろう内容を、いち早くご紹介させて頂いた。ものすごーく簡単で、しかもちょっとオシャレっぽく見えるからパーティーなんかにいいかもしれない。是非ともお試しあれ!