CozyConer

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ジャズコンサート

2008年02月24日 | 音楽

Sa330535  春一番が吹き荒れた昨日、東京は六本木にあるサントリーホールまで綾戸智絵さんのコンサートへ行ってきた。妙に暖かく気色悪い気候だったが、JR中央線を待っている間から風が台風並みに吹きだし、ついには電車も止まってしまった。余裕は持って出てはいたのだが、ちょっとハラハラだ。予定より15分位遅れて到着できたけど、まだ30分以上開演まで時間があったのでヨシとしよう。

 今回が初めてのサントリーホール、2階席のやや後ろ側が我々の席であったが、ステージにはフルサイズのグランドピアノ1台のみ。そのステージの背面にも席があって綾戸さんを囲むように観客席が配置されている。その背面の席の向こうには、見上げる程の立派なパイプオルガンがセットされている。今度はこのオルガンを聴きに来て見たいと思ってしまった。

 さて、予定より10分ほど遅れてステージには綾戸さんが登場した。風による公共機関の乱れによっての配慮とのこと。それにしても智絵さん、小さいわ。2階席の奥からだとほとんど表情を見ることができない。ローテンポなブルース、バラードが独特の歌声で披露されていく。曲の間はいつもの軽快なお喋りで繋ぐので決して飽きないステージだ。たった独りっきりで大ホールのすべてのお客さんを引き込む彼女はカリスマ的でもある。やはり電車の遅れの影響だろうか、曲の合間に遅刻したお客さんが入ってくるが、そのお客さんにも智絵さんは「おおきに、よう来てくれはったねぇ~、風強いのに」と気遣ってくれる。ホールを案内する人にも「遠慮せず曲の途中でも来はったら入れてあげてなぁ」とスタッフにも気遣いを忘れない。今回のツアーはデビュー10周年のメモリアルツアーだとのこと。なんだまだ10年しか経ってないの?と思ってしまうが、メジャーデビューする前が苦節の頃だったのであろう。単身で渡米し、結婚、出産、離婚、数々の苦労を重ねてきただろうに、持ち前の明るさでそんなことを微塵も感じさせない彼女の歌は心を引き付けられる。特にもう彼女の持ち歌と言っても過言ではないであろう「テネシーワルツ」が流れた時には全身に粟がたち、何故か涙が止まらなくなってしまった。2時間位のステージだっただろうか、気が付いたらもう終わりという感じでホール全体が明るくなり、出口に向かったのだが、帰り際には今日の思い出としてCDを1枚買わせてもらった。今もそのCDを聞きながらこのブログを書いている。

 綾戸智絵さん、ステキなステージを有難うございました。でもボクが感じたのは、実はサントリーホールのような大ホールよりも小さなライブハウスでの綾戸さんの方がもっともっとスピリッツを感じることができるような気がしました。また機会を見つけて行きたいと思います。その際にはまた「テネシーワルツ」を聴かせて下さい。


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
綾戸智絵さんのコンサート、羨ましいです! (ゆこ)
2008-02-25 17:39:30
綾戸智絵さんのコンサート、羨ましいです!
しかもサントリーホール♪
パワフルな歌と大阪弁バリバリのトークのギャップがいいですよね☆
何でもいいから生演奏を聴きたくなりました・・・
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☆ゆこさん☆ (Cozy)
2008-02-25 23:47:56
☆ゆこさん☆
智絵さんのお喋りっておばはんなんだけど、温かいんだよねぇ~。一見ギャップがありそうで、ジャズっでおばはんなんだな!って思ってしまうくらいピッタリしてますヨ。
サントリーホール、素晴らしかったっす。今度はクラッシック聞いてみたいなぁ~
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あ、また生協さんですか? (ゆきたろう)
2008-02-27 23:01:02
あ、また生協さんですか?
綾戸さんは迫力ありそうですねー。
ちとやかましいけどね。。
お客さんも生協やってて、誰かと同じくチケットコーナーが好きみたいだよ^^
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☆yukiたろう氏☆ (Cozy)
2008-02-28 22:52:43
☆yukiたろう氏☆
生協ですよ^^v
迫力って言うか、あの小さな身体でバイタリティあるなっていう感じかなぁ。今回はしっとりと聴かせてもらいました。
人気のあるチケットは抽選だからちょっとしたくじ引きみたいな楽しみもありますね。
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