Jリーグ観戦用に用意した小径車、GIANT HALFWAYだが、中々調子良く走るもんだから、手軽さもあってついつい良く乗ってしまう。カミさんも先だって職場まで乗っていってしまったくらいだ。本来我が家のカテゴリー的には、折りたたんで電車に乗る、などという理由以外は、クロスバイクのESCAPEがメインであったが、ひょいひょい運べる便利さから、ひょっとしたらメインの座をHALFWAYへ譲るかもしれない、という状況にある。お手がる自転車なのでランチポタにはぴったりだ。そんなワケなので、お気に入りの酸辣湯麺(サンラータンメン)を食べに国分寺の秀永まで行ってみることにした。
これがその酸辣湯麺(サンラータンメン)だ。どんぶりから溢れんばかりの具沢山のスープ。一口飲んでみると、酸っぱさとパンチの効いた胡椒でガツンとくる美味さだ。細切りの牛肉と豆腐が中華専門店的な雰囲気を更に盛り上げる。ストレートの細麺がとろみのあるスープに良く絡み、次から次へと絶え間なく食べ続けたくなるのだ。店内はさほど広くない。むしろ手狭な空間に、カウンター席(5席程か?)とテーブル席が4セット、どうにか配置してある。ここは勤め帰りに遅くなった時、カミさんと待ち合わせて何度か訪れたことがあり、ビールのアテに飲茶とか楽しんだあと、二人で一杯を注文していた。しかし今日はランチなので一人一杯を食べられる。この幸福感がスバラシイ。他のメニューも豊富なんだけど、ついつい毎回頼んでしまう酸辣湯麺、パンチが欲しけりゃこいつを頼みな!という男気溢れた一杯である。
さて、そんなステキなランチに足を運んでくれるHALFWAYを少し紹介しよう。台湾の世界的な自転車メーカ、GIANT社製の折りたたみ自転車である。あまり日本では流通していないようで、ネットで情報を収拾しようとしても古いタイプのHALFWAYばかりであった。GIANTストア国立店でいつもお世話になっているゲイリー店長曰く、一時HALFWAYの国内販売を止めていたらしく、その後新しいモデルがヨーロッパで評判良かったので、再度国内販売を開始した、とのことだ。そしてこのHALFWAYの最大の特徴は…、
ご覧のように車輪を支えるフォークという部分が片側1本しかないところである。ま、名前のHALFWAYという意味的にも「途中の」という和訳もあるが、イメージとしたら「中途半端な」に近い意味だろう。何故この片側支持のフォークなのか、というと…、
このように折り畳んだ時に、前輪と後輪を合わせた際に、フォークが邪魔にならずにコンパクトに収納できるからだ。実にうまいこと出来ていると妙に納得するが、ビックリする程コンパクトになっているか、と言うとあまり変わりないようにも思える。DAHON製の同じような自転車は、この前輪と後輪の隙間にハンドル部分を納める為、上記写真で左側にはみ出しているハンドルがうまく隠れて邪魔にならない。一長一短である。
大体スポーツ自転車に魅力を感じた人の辿る道は、1台だけでは満足できずに、例えば2台目はロードバイクのようにステップアップしてみたりするそうだ。どうやら我が家もその道を少し歩み始めているような気がしないでもない。さてどうなるのかは乞うご期待。まずはJリーグの観戦ツールなのだから開幕戦が早くも楽しみである。
私も酸辣湯麺は好きであると良く頼みます。
なんか健康的な感じもいいんですよね。
片側フォークとはこれは画期的な自転車ですね。
なるほど、両フォークよりもコンパクトになるんですね。
折り畳みはより小さく畳める方が便利なので、
この工夫はいいですね。
もし国分寺まで来る様な機会があれば、是非ともこのパンチの効いたヤツを試して頂きたいです。いやホントにマジで。
HALFWAYの片方だけのフォーク、なんとなーく不安でもありますヨ。ま、外れたってハナシは聞いたことないので大丈夫なんでしょうけど。でも面白い発想ですよネ!
P8のどちらを購入しようかと悩んでいます。
片持ちのGIANTにするか、メジャーなDAHONにするか、耐久性や性能はどちらが優位なのか教えていただきたいです。
コメントありがとうございます。
さすがに耐久性について比較しているワケじゃないのでわかりませんが、今日現在まで約3ヶ月ですが、片持ちで不具合があったってことはありません。
性能ですが、Speed P8を試乗した際には、普通に乗りやすい自転車、という印象です。片やHALFWAYはP8に比べて細いタイヤで100PSIというハイプレッシャーですので走りはクロスバイク並み、逆に言えば乗り心地は犠牲になってるかもしれません。
更にHALFWAYを選んだ理由に、輪行バックが標準で用意されていることがありました。またショップですがGIANTの直営店が比較的近くにあったので、このショップのサービスが気に入っていることもあり決定したのが大きいですね。
個人的にはDAHONのデザインは大好きです。
って言う事で、たまにかぶるUK国旗のハデハデ、ヘルメット頭にのせてる変な初老HW乗りを越後平野で見かけたら手で合図を、普段は黒のヘルのでぶ親父で各地出没中!
コメントありがとうございます。
HW仲間ですね、ほんと少ない自転車です。良い走りするんですけどね。
仰るとおり輪行時は車両の一番後ろに乗せて、駅の改札まで必死に運ぶ感じになりますね。荷台のコロが着いてるBDとかプロンプとかが羨ましいです。