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10月30日日曜日、天気くもり。東京都調布市にある味の素スタジアムに向う京王線飛田給駅からの沿道はいつもより少し青と赤が協調されていた。
この日は待ちに待ったJ2第33節、東京ヴェルディとのホームゲーム、通称「東京ダービー」である。同じ味の素スタジアムをホームとする、しかも首都東京をフランチャイズとするチームの戦い、これは負ける訳にはいかない。32節までの状況は勝ち点64の我らがFC東京に対して、東京ヴェルディは勝ち点45、順位も7位に位置し、状況次第では昇格も狙える位置にいる。5月に行われたヴェルディ側がホームのダービーではスコアレスドロー。まだあの当時、戦力的にも戦略的にもフワフワしていた頃で、まぁドローも已む無しみたいな雰囲気があったが、今は首位をキープし、強い東京というイメージがある我がFC東京、ヴェルデだけには負けられない。実はここ数試合勝ちゲームがないのだが、そんなこたぁ、かんけーねーんだよ、オレらはダービーには勝たなきゃなんねーんだよ!ってな感じの気合を持って出かけたのであった。
フードコートではドロンパもハチマキ姿で気合十分。「俺たちの街東京」だ。
この日はいつもより早めに入場となった。まずは腹ごしらえとばかりにバックスタンド側のコンコースを出ると、ブラジル料理のケータリングカーが見えた。ラッキーなことにあまり混んでいないので、すかさず並ぶ。
これがそのブラジル料理。ビストロ風で煮込みチキンとビーフがご飯の上に豪快に乗っかっている。ビールと一緒に頂くが非常に美味しかった。なんせキックオフまで2時間もあるので、コンコースをウロウロしてみるが、人が多くてちょっとウンザリ。さすがにダービーだわ。今日は何人入るのだろう、と楽しみになる。
キックオフ時間が近付いてくるに従って盛り上がるスタジアム。ゴール裏は青と赤の風船を配っており、いつもより青赤のコントラストが美しい。本当に良い色だよな、青赤って。
一方ヴェルディ側はこうやって見ると地味ですなぁ。それでも緑サポさん達の応援も熱かったですよ。ダービーって感じがして良い雰囲気だ。
この日は、以前来てくれた友人のF氏とその娘のハルちゃん(5歳)が応援に駆け付けてくれた。前にプレゼントしたドロンパのお人形をちゃんと連れてきてくれたハルちゃん。良い子だったのでミニタオルマフラーをプレゼント。ユルネバ斉唱時にはハルちゃんもタオマフ掲げてました。チョーかわいいの^^; 着実に青赤に洗脳進行中ッス。またカミさんの友人とその友人の友人も駆け付けてくれました。友人の友人さんは初めてのスタジアム観戦だったそうで、ピッチが近い!としきりに感動してたけど、その後流れ解散しちゃったのでまたいつかゲームの感想聞かせて下さいナ。で、肝心のゲームは前半終了間際にルーカスのヘディングが決まり先制した。しかし後半16分、相手コーナーキックがよくわからないどさくさの中、ボールがネットを揺らしてしまい、なんと失点。場内アナウンスでは土屋選手のゴールと言っていたが、公式記録ではFC東京のオウンゴールだったそうだ。その後両チームは果敢に攻めるも時間切れのドローとなってしまった。ゲームの公式記録を見ると、例えばFC東京のシュート数は15に対して、ヴェルディは5だったり、FC東京の方が圧倒しているかのように思えるが、攻守の切り替えやスピード感は残念だがヴェルディの方が勝っているように感じた。15日間に5試合をこなす連戦の最終章、東京ダービーを勝利で飾ることは出来なかったが、一サッカーファンとして見れば大変見応えのあるゲームだったと思う。
そしてこの日の入場者数は、35,911人。これJ2のゲームですよ!よく入ってくれました。ゲーム終了を待ってたかのように空からは雨がポツポツと落ちてきた。勝てなかった悔しさと、なんか良いゲーム見れたという妙な興奮が自宅に帰るまでずっとフツフツしていた。この日は一旦帰宅してから、久米川駅近くにある「炭味坐」へカミさんと出かけることにした。久しぶりに訪れたんだけど、マスターは顔を見るなり「ダービーでしたね」と声をかけてくれた。「勝てなかったんですよ~」と答えると、なんとなく気持ちがスーッとした感じ。美味しい料理と日本酒でサッカー話に興じたのであった。 後はJ1昇格とJ2優勝目指して突っ走れ、バモトーキョー!
「炭味坐」はずっと気になっているお店です。
今度行ってみますね~!
コメントありがとうございました。
残念でしたネ。今度はいつあるかわかりませんけどダービー楽しみにしたいと思います。
ところで炭味坐美味しいですよ。是非行ってみて下さい。ここの黒焼きそば、赤ワインが合います。絶品ですよ!