祈り

ぼくは去年深い闇にはいり みんなまわりのあたたかい励ましと そして いろんなひとにささえられて 闇をこえ光のさしこむその場所へいったんです
だけど 走れば走るほど いろんなものを見失ってしまったり 大事なものをわすれたのかもしれません
きがついたら あたりが深い霧につつまれてました

でもねでもね やっぱり 霧のむこうには すんごいねえ
おおきな夢の架け橋があって
やっぱり自分はそこにいきたいんです
ぼくはその橋を
わたりたいっておもったから
だから霧につつまれてても 闇でも
一歩一歩 前にすすんでいけば また 姿がみえてくるんですよ
酸素がうすくて苦しくても 目がかすもうとも なにがあっても ぼくは
その場所に
いくんです
だから
だから

すすめ
すすめ

歩けるんだもん

ほら

まえへ

まえへ


神様

わたしに


どうか


御加護を


そして


己よ


いくんだ


こわくないよ


そっちにいくんだ



そっちへ


いまおれのいくみちは


そこだよ


そこ


ほら

いくんだよ


ほら


ほら…


祈
切
道
ゆかば
ひらかれる


信じて


信じて…