巨樹に魅せられて

巨樹巡りを趣味としていますが、気がつくと神社巡り。その周辺の話題もココに書き留めています。

群馬県渋川市の巨樹巡り

2014-06-03 12:33:21 | 巨樹・巨木
 2014.6.1 関東地方は猛暑日(館林は36.3℃と日本一)に渋川市の山間部の巨樹巡りをして涼んできました。

■ 横室の大カヤ
 直径2m以上あります。昔はここに神社があり、その御神木だったそうです。歴史の荒波の中で神社は消え去り、御神木が残りました。


■ 早尾神社の大ケヤキ
 神社の境内からはみ出るくらいの樹勢があります。
 しかし近づいてみると、南半分はすでに枯れ始めキノコが繁殖しています。
 遠くない将来に寿命を迎えそうです。


■ 作田神社のケヤキ
 山中にある鎮守の森。鳥居の両側にケヤキの巨樹がありました。
 しめ縄の代わりに竹が飾られているのが印象的な神社でした。


■ 大山祇神社の大藤
 ケヤキの巨木による木陰と木漏れ日が心地よい空間を作り出していました。


■ 双林寺のヒイラギモクセイ
 山中にひっそり佇む立派なお寺。
 ヒイラギモクセイは巨樹ではありませんが、その枝振りが年代を感じさせる雰囲気を醸し出していました。


■ 津久田八幡宮のケヤキ
 鳥居の横にすっくと枝を伸ばした美麗な姿のケヤキの巨樹。
 他にも大きな切り株が3つありました。
 すでに寿命を迎えた巨樹達の夢の跡。
 これらの樹木が樹勢を競っていた頃に参拝したかった・・・。


■ 諏訪神社(溝呂木)のケヤキ
 樹高38mと付近の風景の中で突出しています。
 しかし、北半分は樹皮が剥がれて悲壮感が漂っていました。
 台風被害で枝がもがれたそうです。


 いろいろ回った中で一番印象に残ったのは巨樹ではなく、意外なことに「墓地」でした。
 大木の木漏れ日の中、小鳥のさえずりが響く癒し空間に眠る人々をうらやましく思いました。



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