お~カナダ! たてよこナナメ歩き

主にカナダ🇨🇦西海岸の生活話と少しアメリカ🇺🇸のことと音楽について

親二人分

2010-09-19 14:29:24 | 秋のものごと 2010
昨日の早朝ダンナが出張に出て、
そのあと9時に息子をサッカーの練習に連れて行った。
あいにくの冷たい雨。
去年のサッカーはわけもわからず締め切りぎりぎりに申し込んで、
コーチも選手もやる気があるんかないんかわからん寄せ集めチームに入ってしまって、
おまけに、チームプレーそこのけでパスもせずチームメイトとでもボール争いする子が多くて、
息子もなんだか萎縮してのびのびサッカーを楽しむことができなかった。
「行きたくない・・・」と言う日もあったし・・・
なので今年は早めに申し込み、
学校のクラスメートで気の合う子の名前を書いて
「できればこの子と同じチームにしていただけたらありがたいです」と追記した。
(ボランティア運営なので、あんまりいろいろ頼むと申し訳ないが・・・)
なので、今回は知ってる子がいるし、コーチはもと同級生のお父さん。
昨日見ただけでも、去年とはずいぶん違っていろいろ習えそうだなと思った。
冷たい雨に濡れている息子を見ながら、自分も身体が冷えていくのがわかり、
サッカーシーズンというのは毎年天気が悪いものだし、
こうなることはわかってて申し込んでいるのだから文句は言えないのだが、
今、このダンナがいない、引っ越し前の大事な時期に風邪を引けないのになあと不安になった。

昼過ぎに練習が終わって、家に帰って昼ごはんを食べ、
それから車で40分ほどかかるところにある「進学塾」の無料セミナーを聞きに行った。
これは上の娘が申し込んでいたもの。
息子と娘二人連れて行った。
ダンナがいれば、息子はこういうところに連れて行きたくないところだけど仕方ない。
この辺には公文とか、勉強を見てくれる塾みたいなのは日本に比べればすごく少ないと思う。
この「進学塾」というのはアメリカの有名私立大学を目指す子のための塾だ。
授業料は恐ろしく高い。
行ってみると、狭い部屋に何十人も詰め込まれてる。というか、詰め掛けたと言うべきかな。
話はいかにアメリカの有名大学は教育の質がよいかということと、
アメリカの大学に行くために受験しなければならないSATのこと、
それから、入学申請のコツやデータなど。
カナダの大学だってよい大学はあるのだから、
アメリカの大学がいかによいか、ということにするには話の組み立て方のトリックが見え見えなのだが、
これで不安をあおって「進学塾」に通う親子を増やせるのだろう。
皆とても熱心にメモを取りながら聞いていた。
うちの娘は10年生と12年生だが、
この塾の人の話によれば、遅くとも9年生から準備しないと間に合わないということだった。
娘達は4歳と1歳でカナダに来たのだが、
上の娘が1年生に上がるとき
「お母さんもお父さんもこの国で学校に行っていないから、あなたが学校で習うことはわからない。
学校や宿題のことは自分でしっかりわかって家に帰ってこなければ、
家に帰ってきてお母さんやお父さんに聞いても何もわからない。手伝うこともできない。
これから学校で先生に言われることは、自分でわからなければわかるまで先生に質問して。」
と宣言した。
それ以来、二人の娘達は学業に関しては一切自分でやり、責任を持っている。
大学進学の件にしても、上の娘が自分で何でも調べて手続をしているので、私にはよくわからない。
夏休みにオックスフォード大学へ行ったときも、彼女が全部自分で手続した。
昨日初めてこんなセミナーを聞きに行き、いろいろなことを知った。
知ったからと言って私が何かをするわけではないが、でも知ることは意味があると思った。
息子六歳を連れてのセミナーはつらいものがあったが、有意義だったと思う。

それから帰ってきて、夕方、私の車(7人乗りミニバン)の後部座席を取り外し、
荷物や簡単なテーブル、椅子などを引っ越し先の家に運んだ。
まだ住んでいないとはいえ、テーブルも椅子もないところは不便で仕方がないから・・・
新居のマスターベッドルーム(一番大きいベッドルーム)は娘達二人で使う。
なぜなら、クローゼットの大きさがゆうに小さな部屋1個分くらいあるから。
「これはドリームクローゼット!!」
と一目ぼれした娘達・・・
上の娘が大学に行けば二人でくっついていることはできなくなるから、
最後の一年同じ部屋に暮らすのもいいんじゃないか?と思い、マスターベッドルームは二人に譲った。
上の娘は忙しくてなかなかあちらの家に行けていないが、
昨日はこちらの家からクローゼットの中身を持って一緒に行った。
娘二人は喜々としてクローゼットに服をかけていった。
私は朝からバタバタしてとても疲れていて、本当は荷物の整理などせず休みたかったが、
その二人がきゃーきゃー言いながら部屋に荷物を入れているのを聞いて
ああ、本当によかったなぁ、この家を買って、と思った。

その横で息子がぐったりし始めた。そう、恐れていた通り熱を出したのだ。即住んでいる家に戻る。
ああ、なんとかたいしたことにならず、元気になって!
そう願いながら、寝顔を見ていた夜だった。
この一週間、引っ越しの準備という作業とは別に、親二人分の仕事をしなくちゃいけないんだよね。


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できてきた

2010-09-18 21:50:03 | 家の売買と引越しとリフォーム
カーペット、昨日の午後2時過ぎに完成。
初日と二日目、朝8時から夜9時過ぎまで、
ほとんど休憩も取らず、サンドイッチをほおばりながら黙々と作業をしていた職人さん。
(ときどき、何かうまく行かないのか、ここには書けない罵り言葉をつぶやいていましたが・・・笑)
三日目の昨日は朝8時半から、最後に残った階段半分と全体の仕上げをしていました。
階段はらせん階段だし、一段一段の平らな部分が飛び出した形を作りながらなので大変そうでした。
(これは説明がとても難しいので、後日写真をここに載せます)

日本のカーペット屋さんだったら、
仕上がったあとで掃除機かけてきれいにしてからおしまい、なのかも知れないんですが、
予想通り、片付けてあったのは、カーペットの切れ端のみで、
あとの小さな繊維ゴミは全部カーペットの上に残ったままでお帰りになりました。

この時点でまだ、買ってきたセントラルクリーナーの設置が完了していなかったので、
部分掃除用の小さな掃除機で少しずつゴミを吸い取っていきました。
だって、せっかく素敵なカーぺットが敷き詰められたのに、
小さな繊維ゴミが散乱しているのを見ていられなかったからです。
時間はかかったけど、少しずつきれいになっていくと、うれしさがこみ上げてきました。
前にも書きましたが、このカーペットは注文したものではなく在庫のものでした。
でも、色も材質もぴったり、大正解でした。
密度が高いので、足を踏みしめるとぐぐっと沈んでいくような感覚がいいです。

そして、午後遅く、セントラルクリーナーの設置が完了したので、もう一度掃除機をかけました。
これで、今住んでいるところからクローゼットの中身など持ってきてかけられます。
古く汚くなってところどころ浮き上がってさえいたカーペットを取り除き、
きれいにペイントされた家の中に新品のカーペット・・・
家のカタチがどんどんできてきました。
家自体はまっさらじゃないけど、まっさらのカーペットの家に住めるなんて幸せです。
思わずあちこち歩き回ってしまいました。

キッチンとキッチンのキャビネットの掃除も完了したので、
今日からちょっとずつ、日用品などを運んで行こうと思います。

が、ダンナ早朝に出張に出ました。
息子のサッカーも始まり、娘の学校の用事も山積・・・
サバイバルできるのか!???
引っ越しの日まであと一週間だぁ~。


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カーペット 初日

2010-09-16 23:41:33 | 家の売買と引越しとリフォーム
体調いまいちでふらふらしていますが、なんとか忙しくしています。
昨日はカーペット屋さんの仕事の初日でした。
何人もの人がやってきてわっせわっせと仕事をするのかと思いきや、
現れたのはたった一人。。。背の高い男性。

しかしこの人は仕事が速い。
休憩もせず、朝8時から夜9時ごろまで黙々と作業に打ち込んでいました。
今日も朝8時から来ています。

まず、もとからあったカーペットをはがし、
その下に敷いてあったパッドをはがし、
そしてその下の床板のゆるんでいるところなどを調整し、
新しいパッドを敷く準備をし、
新しいパッドをサイズに合わせて切りながら敷き、
それから、あらためて正確なサイズを測りなおし、
そのあとで、カーペット屋に戻って、私達が注文したカーペットをサイズに合わせて切りました。
また切ったカーペットを運んで戻ってきてからは、再び黙々とカーペットを敷いていきました。

話はちょっとずれますが、前におもろい社長と話しているときわかったのですが、
このカーペット屋は、商品の在庫をバンクーバーではなく隣の州のカルガリーの倉庫においているそうです。
なぜかと聞くと、バンクーバーは土地が高すぎて、倉庫のコストが大変なんだそうです。
じゃあ、うちの州の田舎の方に倉庫作ったらいいんじゃないですか?と聞いたら、
カルガリーだと州内よりもずっとトラックの輸送に便利だから、ということでした。
それにしても遠い・・・注文した翌日には店に届くそうですが・・・
壮大な話ではありますが、どんだけガソリン無駄遣いしてるのか、と思ってしまいました。
距離1057キロメートル、ノンストップで運転してもゆうに15時間くらいかかるのでは。。。
ガソリン代と運転のコストを考えても元が取れるとは・・・
いかにバンクーバーの土地が高いかということなのかな。


カーペットを替えるところは写真を撮ったのですが、
また時間のあるときに載せることにしますね~☆



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気まぐれとタイミング

2010-09-14 23:00:13 | 家の売買と引越しとリフォーム
バンクーバーの天気は気まぐれです。
二週間の長期予報なんてあてになりません。
朝刊の天気予報の欄を見ると、

太陽

雨のしずく

が一体になったイラストが載っていることがしょっちゅう。
晴れる時間と曇る時間があって、ぱらぱら雨も降るかも・・・
そんな天気予報なら、私でもできる!と思うこともあります。

さあ、その気まぐれに付き合いつつ、
家の外壁塗りのタイミングを計るのが難しい。
昨日インターネットで天気予報を見ると、今日は曇り時々晴れで、明日は小雨、あさっては雨、
って書いてあったので、ああ、明日はペンキ塗れないなあ、と思ってペンキ塗り中止したところが、
蓋を開けてみると今日はよく晴れていて、
おまけに同じウェブサイトで天気予報を見ると、週末まで毎日ずっとだいたい晴れと書いてあるんです。

こんな感じで、見るたびに3~4日間後くらいの天気予報がころころ変わります
何を元に判断して計画立てりゃいいのか・・・

自分で塗るのなら、臨機応変に少しずつ塗るのですが、
リフォームの人に塗ってもらうので、その人のスケジュールも絡んで頼むタイミングがなかなかつかめない。
できたらダンナが出張に出る前に塗ってほしいのですが・・・
(家の鍵をその人に渡さなきゃいけないので、そういう用事はダンナがここにいる間に終わって欲しいと思うのです)

ここの夏は乾季ですが、9月に入れば雨が降りだすと思ったので、
私のプランとしては、

6月に家を買い、
7月にリフォームして、
雨の降らない7~8月にペンキ塗り

というのがいいと思って行動開始したのですが、初めはうまくいっていたのですが、
このブログのこのカテゴリーに書いてきたとおり、今にずれ込んでしまったんです。
おまけに、幸いではあるのですが、引っ越しが早まったので自分で塗ってるわけにいかなくなりました。

10月に入って本格的な雨季になる前に、ペンキ塗りは終えておきたいところです。
前のオーナーさんが外壁に10年ほどペンキ塗っていないので、ぜひとも。

周りの家の色も考慮に入れて、外壁の色を決めなくちゃいけないんですが、
大きな面積の色を小さな色見本から決めるのはかなり難しい宿題。
でも自分で色を選べるなんてうれしいこと。
いろいろ空想したり、外出したときよその家の色を見たりして考えています。

明後日にはカーペットも入るので、だんだん出来上がってきました。
26日に大きなものを運ぶよう、引っ越しトラックを頼みました。
早く元気にならなくちゃ。




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ダウン

2010-09-13 21:46:19 | 秋のものごと 2010
緊張の連続と極度の疲労という無理が重なったせいのか、ついにダウン。
寒気がして、肩こりがして、頭が痛い・・・
これまで具合が悪くならずに何とか用事をこなせたのは、
アドレナリンのおかげ?だったんでしょうか?

夕方少し横になって、今少しマシな気がしますが、
新学年の始まりで山ほど用事があるは、
26日に引っ越しすることに決まって残り時間が少なくなってきてあせるは、
(あと二週間もないのに、その間一週間ダンナが出張だ・・・あぁ)
いろいろ気になっておちおち休んでられませんねぇ・・・・

早く元気になりたい。。。






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卒業写真

2010-09-12 21:31:15 | 秋のものごと 2010
末っ子が小学校入学だと思ったら、
それと同時に長女は高校卒業の年なんです。
卒業式の、例のフォーマルドレスの写真は春に撮るんだけど、
学校のアルバムなどに載る写真は新学年始まったばかりの今頃撮ります。



これは卒業生らしいガウンを着た写真。
これも、図書館の本棚の前で撮ったみたいな感じになるバージョンと、
ただ胸から上を撮るバージョンがありました。
あとはドレスで一人ずつ撮るものでもカラーバージョン・白黒バージョンがあり、
仲良しの友達と一緒に撮るのや、
グループで何人か一緒に撮るのもあります。
全部撮り終わるまでに1時間半以上かかりました。ふぅ~。
うちの娘は着替えずにいろいろ撮ってましたが、
写真の設定が変わるたびに着替えてる女の子もいました。

撮影スタジオはドレスアップした高校三年生の男女でこみ合っていました。
ドレスアップしててメイクもしてるから大人っぽいのですが、
やっぱりどこか初々しさがあって、ほほえましいです。
親はあんまりたくさん来てなかったですね。

メイクアップ・ドレスアップした娘を見て
「ああ、ここまで大きくなったんだなあ」と思いましたが、
もっとジーンときたのは、やっぱり、ガウンを着て例の房のついた四角い帽子をかぶって、
卒業証書?を持ち、本棚の前でポーズを取ったときです。

娘はこの前まできゃーきゃーと私の周りで走り回っていたと思うのですが、
もう独立した生活へと一歩一歩進んで行っているのですね。



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リフォーム中

2010-09-10 21:39:23 | 家の売買と引越しとリフォーム
引っ越し先の家をリフォーム中。
もう一週間くらい経ちました。
本当は、特殊な工具が必要なところ以外、自分でやろうと思っていたんですが、
日々日常のこともやりながら、その上に家を売りながらのリフォームは無理と思い、
引っ越し前に終わらせなくちゃいけないことは人に頼むことにしました。

それは、メインのベッドルームのバスルームのやりかえ。
外壁と、内装のペンキ塗り。
それから、これは自分ではやろうと思ってなかったカーペットの取替え。

カーペット選びは何度かここにも書きました。
カーペットの在庫はあるので、ペンキ塗りが終了次第、頼んで敷きに来てもらいます。
それが終わったら、荷物を大々的に運べます。早くそうなってほしいなぁ。

バスルームは大体終わったみたいです。
ペンキ塗りをやってくれる人が、バスルームもやってくれました。
修理でも取り付けでも何でもできる、とその人は言っているそうです。
日本が大好きで、おしゃべりも好きだけど、
仕事はコツコツまじめにやってくれているみたいです。
「社長」って呼んでますが、実は個人でやってるお仕事です。

見積もりをたくさんとったけど、
どの人に頼んだらいいかというのはなかなか難しい問題です。
よほど信じられる筋からの紹介とか言うのなら別ですが、
話と値段を聞いただけで選ぶんですから・・・
もう仕事を始めてもらった今でも、これでよかったのかな?というのはわかりません。
ただ、手付け金を何割か払ってくれ、と言った人が多かった中、
その「社長」は
「仕事が全部終わって満足してくれるまでお金は払わなくていい」
と言いました。その心意気はポイント高かったと思います。

今日は外のパワーウォッシュ。
来週天気のよい日に外壁を塗る予定。
去年もおととしも9月は晴天が多かったのに、今年はいまいち。気温も例年より低い。
タイミングよくお天気の日を選んで外壁を塗らないと。
バンクーバーの天気は気まぐれで、おまけに長期予報なんて完全にあてにならないから、
日にちを選ぶのが難しそうだなぁ。

今引っ越し先の家の中はぐちゃぐちゃです。
工具やはしごがあっちこっちに置かれてるし。
そのうちきれいになったら、ここに「ビフォー・アフター」写真を載せたいです。笑

目下の難題は、外壁の色を選ぶこと。
周りの家の色とも合わせて考えなくちゃ行けないし、
家族の意見はばらばらだし、
なかなか選ぶのに時間がかかりそうです。
その色で「○色の家」というので語られるようになるわけだし、
もう何年も塗り替えないのだし、慎重に決めなくちゃ。



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SOLD 喜びに浸る間もなく

2010-09-09 19:26:40 | 家の売買と引越しとリフォーム
SOLD

我が売り家が「売却済み物件」となりました。メデタイ!

昨日の夜7時ごろ本契約にサインするという話でしたが、
8時を過ぎても9時半を過ぎても電話がなく、
緊張はするは、不安になるは、何も手がつかず、うろうろおろおろしていました。
10時前になってD氏から電話がかかってきて

「本契約のサインと手付金の支払いが完了したので、
スキャンした書類をそちらにメールで送りました。
本契約にサインしてスキャンして送り返してください。」

なぁ~んだ、早くに知っていたのなら先に電話くれればいいのに・・・

まあ、午後の早い時間にD氏が
「今日本契約にサインするらしいですよ」
と電話かけてきていたんですが、やっぱり本当にサインもらうまでは心配です。
そういうふうには思いたくなかったんですが、
やっぱり、前に本契約ぎりぎりまで行ってた物件をドタキャンして
うちの売り家にオファーしてくれた、という経緯があるんで、こわかったです、
正直言ってうちも同じようにキャンセルされるかもしれないと。
でも、ホッとしました、本当に。うれしい、と言うより一安心って感じです。

サインした書類をスキャンしてメールで送った後、D氏にお礼を言おうと電話をしました。
すると、D氏が
「今だから言えるんですけどね、怖がらせたらいけないと思って黙ってたんですけど。
実は先週末に、そのドタキャンされたほうの物件のエージェントから電話かかってきたんですよ!
(注・ここでは誰から電話がかかって来てるか表示されるので、電話をとる前に誰だかわかる)
本契約サイン前の微妙な時期でしょう、何も話したくなかったんですよ。
だから、電話をとらずに留守電いれてもらって、すぐに私のオフィスにも電話して、
幸い三連休だったし、火曜日までは連絡取れないってことにしてもらったんです。
そしたらね、火曜日にまたかかってきて留守電入ったんですよ。
もうこれは電話をかけないわけにはいかないでしょう。
まあ、話は「どうなってますか」とか挨拶の域を出なかったんですけど、怖かったですよ、やっぱり。
実際、何か個人情報を聞かれても何も話しませんけどね、
でも、あと二・三日すれば、今回の売買情報が内部で公開されるので、
エージェントだったら調べたらわかりますよ、誰が買ったとかそういうこと。
だけど、本契約待ちのデリケートな時期には何も話したくないですよ。」
聞いてる私も背筋がぞーっとしてきました。

電話をしてきたエージェントは、このあたりでは毎年多くの物件を扱う有名なエージェント。
すぐ近所に住んでいて、この辺の家はたくさん売っています。
近所に長年住んでいるから、この辺はいいとアピールしやすいですよね。
でも、早く売ろうとして言い値(売値)を低めに設定する人だし、
あるときオープンハウスですごく失礼なことを言われたので印象が悪く、
うちは、家を売るときその人に頼みたくないと思ってはいました。

縄張りをあらされて嫌がっているのか、
それとも、うちのロケーションがいいので、早く売れて欲しいのか、
それとも、最悪の場合、自分の物件をキャンセルした元買い手の行方を探しているのか?
いずれにしても不気味です、わざわざ電話をかけるなんて。

D氏の話。
「実は以前にドタキャンで契約解除した人を訴えたエージェントがあったんです。
ドタキャンされた物件はその後大量値引きしてやっと売れたんですけど、
売主のエージェントがドタキャンした人を訴えて、
実際の売値と、ドタキャンした人が交わした仮契約の売買価格の差額を請求して払わせたんです。
いくら仮契約と言っても、誰が見ても正当な理由がないのにキャンセルしたらいけません。
今回、あなたの家を買った人たちがドタキャンしたとき、どんな理由であちらの物件をキャンセルしたか、
それはわかりませんけど、もしあんまり正当な理由じゃなかったら訴訟を起こされるかもしれません。
もちろん、今、そのドタキャンされた物件がすぐにいい値段で売れればいいんですけどね。
これから長い間ずっと売れなくて、損害が出たと判断した場合、裁判沙汰になる可能性があります」

ひえ~~~~~。

ただし、この場合法的責任があるのは買い手だけ。
買い手のエージェントは雇われて手伝うだけだから責任なし。
売り手のほうは誘惑してキャンセルさせたわけじゃないし、一切関係なし。
買い手のご家族、よさそうな人たちだったのに・・・何事もなければいいけれど。

そして、よく考えてみると、ドタキャンされた売主さんたちも、
私と同じように「本契約にたどりつけますように」と祈るような気持ちで待ったはず。
それをキャンセルされたということを考えてみると、
今回私達は非常にラッキーだったけれども、それは誰かの不運の上にあったことなんだなぁと・・・

本契約完了して「売却済み」となり、後は引っ越すのみとなったのですが、
喜びに浸る間もなく、なんとなく後味の悪い、そんな夜になりました。

本当なら、エージェントは自分の功績を宣伝するために、
売却済みになった家に設置した、自分の名前が入った札に
SOLD
とステッカーを堂々と貼り、しばらく置いておくのが通例ですが、
D氏は「これ以上怖い思いもいざこざもごめんなので、札は明日朝一に取っちゃいますね」
と言ってました。実際、もううちの「売り家」サインはなくなってます。


まあ、ホントはそんなことをいろいろ考えている暇はないです。
ダンナが出張に行ってる間に引っ越しの段取りを全部すまさなければなりませんよ~。
気を引き締めなければ! 残された日数は少ない! ホントです。




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おもろい社長

2010-09-08 20:21:43 | 家の売買と引越しとリフォーム
朝一番に、夏休みを国の親元で過ごしてカナダに戻ってきた甥っ子を迎えに空港へ。
そして、時差ぼけでぼんやりしている甥っ子には申し訳なかったけど、車の中で待っててもらって
空港から程近いところにあるカーペット屋に行ってきました。
もう何軒かカーペット屋に行ったり来てもらったりして見積もりを取ったけど、
最後にもう一つ大手に行ってみようということになり、今日やっとのことで行きました。
そろそろどこに頼むか決めないと、引っ越しまでにカーペットが入りません。
注文してから手に入るまで二週間くらいかかると言っていたし、
ダンナの出張もあることだし。

行ってみたら、前に行ったところと同様、ここもインド系のオーナーでした。
兄弟で経営しているのも同じ。
まあ、話が面白い、この社長。
カーペットのことだけじゃなくて、いろんなことを話したのだけど、
ものごとにこだわらない、さばけた人で、ものの見方が一風変わってる。
体格がよい人なのに、なぜか声が高く、
話が一生懸命になると声が裏返ってしまうので、芸人さんみたいでした。
最近のバンクーバーのことから、世界経済の話まで、大笑いの連続でした。

で、肝心のカーペットですが、
ほかのプロジェクトで使って残った在庫のカーペットなら半額近くにできるということで
それをまず見せてもらうことにしました。
それは高級なクラスのカーペットなのだそうで、
社長はおもむろに鋭い、おそらく肉切り用ナイフを持ってきて、
カーペットのサンプルの表面を力いっぱいごしごしこすりました。もちろん鋭いほうの刃先で。
なのに、一切毛羽が出ませんでした。
そして、ほかの安いほうのカーペットを持ってきてこすったら、二・三回で毛羽がたくさん出ました。
毛羽が出るということは、掃除機をかけるたびにカーペットが痩せていくということで、
それだけは避けたいと思っていました。
たぶん、材質的にも、正札だったら予算的に手の届かないクラスのカーペットだと思いました。
幸い、選びたい色が在庫にありました。ラッキーです。

それと、この会社は31年間ずっとお客さんからのクレームがないそうです。
カーペット屋のなかには、カーペットの手配だけをして、
外から日雇いで作業員を集めて安くあげるところもあるそうですが、
そうすると仕上がりが良いときもあるし悪いときもあるということになるらしいです。
それに、外部の人は会社の評価をあんまり気にしないで仕事するのでよくないと。。。
この社長の会社は、作業員は全部正社員で、仕上がりは絶対保証すると言いました。
それに、31年間クレームがないというのは、ある組織からA+の評価をもらっているのでわかります。
この組織は一つでもクレームがあってちゃんと対処できてなかったらランクが下がる仕組みです。
私も12年前に、この家を買ったときに経験があります。
この家(売ってるほう)の前のオーナーはウォーターベッドを持っていました。
引っ越して出るときに、引っ越し屋がそのウォーターベッドの扱いを間違い、
この家の天井にしみを作ってくれました。
引っ越し屋がかけていた保険で修理するはずが、修理屋がやくざみたいな人を派遣して私を脅しました。
お金だけもらって、実際の修理はしたくなかったのでしょう。
いくら話をしてもらちがあかなかったので、本当に困り果てました。
そんなある日、私はその引っ越し屋が、その「ある組織」に参加していることを知り、
自動受付の電話システムで、その引っ越し屋にクレームをつけたいと登録しました。
すると、その翌朝一番にその引っ越し屋から電話で
「ちゃんと対処しますから・・・云々」と丁寧に言ってきたのでビックリしました。
もう180度の転換でした。
それほど、そこの評価には、参加している会社が敏感になっているようです。
(もちろん、ここはカナダです。
そこに参加している企業がみんないい仕事をしている、というわけにはいかないようですが。)
そんなこんなで、私も少し経験があるので、
カーペット屋が31年間ノークレームを維持しているのは信頼できると思いました。
引っ越し先の家はフローリング部分とバスルームのタイル以外の大きな面積がカーペット敷き詰めなので、
その大きな面積のカーペットは最低でも10数年そこにずっとあるわけで、
もし粗い仕事をされると本当に困ります。
その社長と話してみて、社長が誇りを持ってビジネスをしているのが伝わってきたので、
ちょっと予算よりは高かったのですが、そこに頼むことにしました。

そこは我がエージェントD氏の出入り業者の一つなので、D氏が
「ちゃんと私の言うことを聞くかどうか試したいから、
カーペット屋から見積もりをもらってもその場でOKせずに私に連絡ください。
私からもう一度交渉して、カーペット屋の反応が見たいから」
と言っていたので、カーペット屋の駐車場から携帯でD氏に電話。
D氏が即そのおもろい社長に電話。
それから、D氏がまた私の携帯に電話してきて
「もう最大限勉強してあるし、階段の部分の工賃は無料にしてあるそうなので、
あれからは(日本円の感覚で)5000円ほどしかまけられないそうです」
とのことでした。
十分それで満足していたのでお礼を言って切りました。
まあ、それぞれの業界でそれぞれいろいろあるもんなんですねぇ。

ともかく、この質の高いカーペットは在庫があるので、
ペンキ塗りが終わったら即敷きに来てもらえます。よかった。。。。一つ懸案事項解決。

今晩は、買い手の方々が本契約にサインする日です。
すでに買い手の方々が使う弁護士の名前と連絡先を教えてくれているので、
おそらく、今晩サインしてくれるものと思っています。祈ってます!!
サインのアポイントメントは午後7時15分。
あと二時間ちょっとです。。。。うまくいきますように。



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ぴっかぴっかの新学年の始まり

2010-09-07 22:51:19 | 秋のものごと 2010
昨日は祝日だったので、今日から新学年の始まり~。
長女は高校三年生(12年生)二女は高校一年生(10年生)そして息子は小学一年生。

そう、ぴっかぴっかの~♪ いっちねんせい~♪

でも、別に入学式があるわけではないのです。
それに、年長さんから小学校に通うので、
夏休み前まで通っていた学校に戻るだけです。笑

でもやっぱり、一年生というのは感慨深いものがあるよなぁ。
年長さんは半日行ってただけだけど、一年生は朝9時から午後3時まで通うんだから。
ここでだいたい、お母さん達は

「やった~♪ 自分の時間がもどるのよ!!」

と喜ぶ人が多いのですが、私は二女が一年生になったとき茫然自失?
さみしくて涙が出ました。
一日私のそばでちょろちょろしていたベビーが一日中学校に行ってしまう。。。って。
もう大昔の話ですが。
今回息子が一年生になって一日中学校に行くようになるわけですが、
今は引っ越しと家を売るので忙しくて、感慨に浸っている暇がない。ま、それもいいかもしれないです。

ここは住民票で市民の動向を把握してるわけじゃないので、
一体この学区に何人の学齢児童が住んでいるかなどは全くわかりません。
だから、この新学年初日は、ただ頭数を数えるだけの日です。
学校は朝9時から10時までだけ。
その間、最近引っ越してきた人は事務所で登録手続中。
そして、大体金曜日には何人担任の先生が必要で何クラスに分けるかがわかり、
普通は金曜日の午後にはどのクラスに誰が入るかわかります。

が、今年はなぜか登録人数が多いということで、今週中に決まるかどうか不明だそうです!
人数が多いと、新しい先生を雇わなければならないけれど、
そんなにあっという間に新しい先生が見つかるわけではないので・・・

ま、いずれにせよ、子ども達は夏休み前にいたクラスに戻って数日を過ごします。
ただ、例外があります。
「もと年長さん」は元のクラスに戻れないのです。
なぜなら、新しい年長さんたちが来ているから。
一年生のクラスには「もと一年生」が来ています。
だから、「もと年長さん」は流民?家なし子? 図書館で集まって何かするそうです。

なんというか、のんきなことです。毎年のことながら。

高校のほうは、今日は新学年開始の集会があったのと、各生徒の時間割が配られて、
あとは学年の全体写真を撮ったということです。
高三は朝8時前から一時間ほど、
高二は朝9時台に一時間ほど、
高一は朝10時過ぎに一時間ほど、
中三は・・・
という風に時間差をおいて登校し、学年ごとに集会します。
全員が入れるところがない・・・全校生徒二千何百人・・・
高三は朝7時すぎから来て、よいロケーションのロッカー争奪戦をやったらしい。
もらった時間割がわけわかんないやつだと、カウンセラーに掛け合ったり。
車を買ってもらった子は、車に乗ってきてたり。
まあ、またこの学校風景がもどってきました。

今年は長女の高校最後の年なので、進路選択や卒業などいろんなことが起こります。
ぴっかぴっかに学校生活を始めた息子もまた別の意味で、いろいろあるでしょう。
エキサイティングでチャレンジングな年になりそうです。


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