CAAD10に乗り始めて4年目の2015年にCAAD12が発表されました。この年の暮れに還暦を迎えた私ですが、このシーズンは絶好調で、当時のブログ記事はSupersix EVOやSynapseに数多く試乗しながら、次のバイクはCAAD12一押しでした。この頃迄の私はCAAD10でセンチュリーライドもこなし、cannondaleのアルミフレームに魅了されていたようです。
CAAD12の時代にcannondaleは『アルミナティ(ALUMINATI)』”The Cult Aluminum is Alive And Well”「アルミニウムの神、ここに在り」と宣言し。10からひとつ飛ばしたCAAD12を究極のアルミロードと位置づけます。私がカーボン全盛の時代にアルミ素材に拘った理由は、ただひとつ、カーボンロードはまだまだ進化するが、アルミロードは進化の頂点にあったことでした。
この5年後の2020年にCAAD13が発売されましたが、Speed SAVEを廃したアルミフレームには魅力を感じませんでした。個人的にはCAAD12がアルミフレームの頂点だと思っています。唯一残念なのはマットブラックのフレームにブラックのロゴで目立たない事と、Supersix EVOと同じカーボンフォークは単一カラーで、フレームと微妙に色の違いがあることでした。
それでも2018年の春には満を持してCAAD12に乗り換えました。60代も半ばに差し掛かろうとしていた身体には流石にキツく、最長が余市迄の往復120kmが限界でした。乗り味は悪く無く、走っている時は爽快なのですが、身体の疲労がなかなか抜けなくなって行き、わずか2年でSupersix EVOのスタンダードモッドを購入することになってしまったのです。コンポは105で、クランクセットはFSAのミッドコンパクト(51-36T)でしたので、CAAD12から移植しました。

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