ニケとミケ

捨て猫にゃん子2匹と、先輩捨てられ犬チョコの日々の記録

チョコ、ダニに喰いつかれる。

2011-05-12 23:19:41 | ペット
                     

 昨日の朝、突然妻が、「チョコの頭にできものが出来てる!」と、悲鳴に近い叫びをあげました。チョコは腫瘍は出来易いですし、幸い、今までのは全て脂肪腫という、良性の腫瘍で、年齢的にも、よほどでなければ摘出手術はさせないつもりの私なので、何を大騒ぎしているんだ、と冷めた感じで、チョコの頭を見ると・・・額のやや左目の上に、黒い血だまりのような物が出来ています。

 妻があれこれ一人でブツブツ言いながら、原因を考えています。そしていきなり・・・「ダニじゃない!きっとダニだわ」と、一人で納得。

 確かに、良く見ると、ダニのお尻にも見えてきます。妻によると、チョコは昨夜笹薮に頭を突っ込んで、匂いを嗅いでいたそうです。低温状態が続いていたので油断していましたが、時期的にはそろそろダニが出てくる時期です。

 すぐにフロントラインという、ダニやノミの防除薬をつけました。48時間くらいで効いてくるらしいのですが、まずは、ダニかどうかを確かめるのと、ダニならきれいに取ってもらわなければならないので、動物病院に電話しました。

 なんとも、間が悪く、先生は、近場の町に出張中で、夕方でないと帰ってこないとのことでした。今は狂犬病の予防接種の時期。近場の、動物病院の無い町に、内の先生など、この辺りの獣医師が、当番で、出張予防接種をしているそうです。

 昨日は仕事やもろもろで忙しかったのですが、妻にとっては(私にとってもですが)チョコが一番。夕方5時半。僅かに出来た時間に、動物病院行きを命じられました。

 やはりダニでした。すでにダニは死んでいました。先生もフロントラインの効き目に驚いていました。ピンセットで、エイヤッー!とつまみ出すと、きれいに取れました。ダニの足もそのままです。処置代はいらない、ということで、再診料だけで診てくれました。いい先生です。

 ということで、昨日はなんだか、てんてこ舞いの一日でした。実は今日は朝早くから、札幌に行ってきました。運転免許の更新と、札幌の自宅のお隣のおじいちゃんが亡くなったので、焼香をさせてもらいました。その辺りの事は明日のブログで書こうと思います。

 今日はもう一つ、大事な用事がありました。それは定山渓の家の庭木の冬囲いを外す事と、晩秋に折れたと教えられていた紅葉の枝の片付けです。

 札幌の道沿いの桜は、満開で、葉桜になりかけている木もある感じです。南区のリンゴ園の多くある辺りを車で走ると、柳や、コナラなどの木々の幹が、半分位の高さで折れています。紅葉も同じようになっているのか、不安がよぎりました。
                                     

 定山渓の家が見えてきましたが、遠目には折れているのが良くわかりません。着いて、よく見ると・・・確かに折れていますが、幹ではなく枝の部分でした。メインの庭に10メートル越えの紅葉が3本。小さい庭に6メートルほどのが1本。一番ひどいのはその小さい紅葉の方でした。5メートルほどの枝が2ヶ所、折れてぶら下がった状態でありました。

 昨年の晩秋、まだ紅葉など落葉広葉樹に葉があるときに、湿った雪が大量に降ったために、重さに耐え切れずに枝や幹が折れたようです。これも温暖化の影響かもしれません。
                   

 高枝切りバサミに、のこ刃をセットして、しこしこと2本とも切り落としました。切り口に薬剤を塗って、病気にならないようにしました。3本の大きな紅葉の方は、木の周りに2メートルくらい折れた枝が、落ちていました。思った以上に被害が大した事がなくて、少しホッです。
                   

 庭には、カタクリとエゾエンゴサク、行者ニンニクが一緒にいました(いましたも可笑しいですが)更に、なんとタラの芽がありました。タラの木は5本有って、毎年タラの芽も出てくるのでしょうが、頭の黒いネズミさんが、いつの間にか我家の敷地に入って採ってしまっていて、私自身、我家のタラの芽ははじめて見ました。ちょうど良さそうなのを15個収穫。10個は、住人の芸術家さんに置いてきました。

 こちらに帰ってから、早速てんぷらで頂きました。てんぷらの衣ですが、タラの芽のように、色のきれいな物を揚げる時は、卵の白身だけで揚げます。衣のつきにくい切り口の部分にだけ小麦粉を薄くつけて、後は白身にくぐらせるだけです。一度お試し下さい。海老なんかもおいしいですよ。黄身は、魚の黄身焼や、玉子焼きのときに使ってください。