ニケとミケ

捨て猫にゃん子2匹と、先輩捨てられ犬チョコの日々の記録

配管修理。

2011-05-23 23:04:19 | DIY
                    

 今日も朝早くから、札幌の自宅へ行ってきました。今月は何回、札幌へ行ったのか・・・5回ですね。来週にもう2回予定が入っているので、今月は7回になりそうです。

 前半は、不動産がらみでしたが、そちらが一段落したので、ようやく自宅の補修の開始になりました。今回は、ボイラーのパイプの亀裂の修理など、水周り関連をしてきました。ある程度材料も揃えて行ったので、手際よく進んで、危惧された補修の失敗(つなぎ目からの水漏れ)も無く、見事に通水してくれました。

 今回は銅管をロウ付けでつないでいったのですが、バーナーで銅管を暖める際に心配なのは、火事です。一応遮熱板でガードはしますが、火が遮熱板を回ることもあるので、ハラハラドキドキものです。いくらボロ家とはいえ、大切な我家、細心の注意をしながらの作業でした。そしてそういう難しい所は、得てして、火の回り方が悪くて、ロウがきれいに回らずに、通水すると、水が漏れるということが多いのです。

 ロウ付けの接続は、一度失敗すると、修正が難しく、又一からやり直しという事が、間々あります。そのことも今回は考慮して、新機構の接続金具も購入して、用意していきました。最近のプロの御用達なんだそうで、ただ金具に差し込むだけ、火を使うことも、パイプレンチを初めとする、レンチ類も必要とせず、ただ長さを合わせてパイプを切ったら、ただ差し込むだけでいいのです。ただ、金具の単価が、通常の銅管の継ぎ手の3倍くらいして、全部には使えません。今回は、最悪水漏れした場所が、火の使いづらそうな所の時の為に、2個用意していきました。2個で約2000円(少しおつり)。同じ用途の銅管の継ぎ手は250円。やはり約4倍でした。

 今回は暫くぶりのロウ付けにもかかわらず、自分ながら上手くいってくれて(内心は心配していたのですが)新機構の金具は、未開封のまま工具箱に収まりました。

 私は、僅かのお手伝いで、ロウ付けなどを教わりましたが、本職のプロの方たちは、元々は鉄管などをネジきり機で、ネジを切って、それも、ねじ山に細心の注意を払って、きつくも、甘くも無い、ピタリとしたネジを切ったものです。ロウ付けにしても、私などでは(私を比較者にするのが、そもそも可笑しいですが・・・)到底無理な場所も、毛細管現象を利用して、見事にきれいに均一に、無駄なく継いでいきました。

 そういうプロの技って、本とに有ると思うのですが、昨今は、何でも手軽に確実に、誰もが出来るように技術開発されています。今回の継ぎ手もそうですし、今の大工さんたちも、殆ど、ホゾなどの継ぎ手は使わず、金具の継ぎ手を使って・・・釘をブス!ブス!と打つそうで(これも玄翁ではなく、釘打ち機という機械でです)、計算されているのですから、強度は問題ないのでしょうが・・・なんかチト心配ですね。勿論、強度もですが、それ以上に、技術の継承に関してね。