延び延びになっていた桜見物を、ようやく出来ました。昨夜夜半からシトシトと、雨が落ちていたので、今日の花見は駄目かな~と、思っていましたが、今朝には雨も上がりました。曇天では有りますが、今日しか日にちが無いので、思い切って、聞いていた桜の公園に行ってきました。
山の中腹に相当の数の桜が植えられています。残念ながら、盛りは過ぎて、葉桜に近づいていましたが、妻は暫くぶりの桜に、満足していました。カミン社の「犬めくり」というカレンダーに応募する写真を、随分撮っていましたが、曇天で空の色が悪く、桜も今一色あせていて、思ったような写真は撮れなかったようです。
公園は、昔は遊園地だったと聞きましたが、現在はパークゴルフ場。桜の木々の間にコースが造られています。
いつもお世話になっている札幌のサクランボ農家のお宅も、趣味が高じて、さくらんぼ園の中にパークゴルフ場を造ってしまいました。結構な人気で、常時近所の同好の方が来ています。ボールが木の幹を傷つけるので、幹にぐるりとカバーを巻きつけて、木を保護していました。公園はそのままでしたが、大丈夫なのか・・・、チト心配してしまいました。
蒸気機関車が2両。D51とC61かな?ただ置いてあるだけですが、それだけでなぜか郷愁を感じるんですよね。年代が関係しているのかもしれません。
高校は汽車通学でした。たぶん我々の世代が、汽車に実際良く乗った、最後の世代かもしれません。未だに、電車に乗っても、「汽車に乗って」と言ってしまいます。30年以上前、東京で生活している時も、列車に乗ると「汽車に乗る」と言って、周りの人から笑われたものです。東京の人は、「山手線に乗って」とか「京急に乗って」とか、何々線というよう様に言いますよね。地下鉄も何々線が多すぎて、当時も覚え切れませんでしたが、最近は更に増えて、更に延長されたり、ドッキングしたり・・・ま~諦めの心境でしょうか。
又も横にそれました。すみません。ここんとこ徹夜に近い仕事の連続で、新聞やテレビなどの報道に触れることも無く、ネットにも接続しなかったので、世の中の動きから少し取り残された感じでした。で、少し時間が出来て、ニュースを見て一番驚いたのは、児玉清さんの死亡でした。
この前から、「アタック25」のファンの妻が「ここんとこ、児玉さんがテレビに出てこないよ」と心配していました。まさか!でしたね。つい何日か前まで、いつもの知的でダンディーな姿を見ていたので、実感が湧いてきませんでした。
年齢的には(77歳ですか)、いつ何があっても、おかしくなかったんですね。書評家としても有名で、本好きとして、共感できる部分があって、英語の本も原書で読んでいたそうで、羨ましく思っていました。本当の勉強家という感じでした。ご冥福をお祈りします。