ニケとミケ

捨て猫にゃん子2匹と、先輩捨てられ犬チョコの日々の記録

オニフスベ

2011-02-23 21:28:04 | きのこ・山菜
                    

   雪好きのチョコ。今時期は雪が締まってどこまでも走れるのですが、ここのとこ解け気味で、いつまで遊べるか。 

 テレビ朝日系列で放映されている「なにこれ!珍百景」をたまに見るのですが、今日の最初の珍百景が、茶色いプヨプヨした物体。最初は大きさが分からなかったのですが、手の大きさとの対比で、直径は40センチくらいはありそうです。

 なんか見たことがある。キノコだ!直感的に思いました。ん~なんだったっけ。あの気持ち悪いデカイ奴。「チャブクロみたいな、ホコリタケかい?」妻が、中々鋭いとこをついてきました。「いや、え~となんだったかな~」と思い出そうと頭を回転させていたら・・・「オニフスベ」思い出すより先に、テレビの中から答えが発表されました。

 そうそう、「オニフスベ」です。私は小さい現物しか見たことは無いのですが、日本国内で見られるキノコの中でも、最大級に入ると思います。でも驚きからすると、先日録画で見た、「ニオウシメジ」の方に軍配が上がりますね。「オニフスベ」は小さいながらも現物を見ているので、大きさの想像がつくのですが、「ニオウシメジは」は図鑑の中でしか知らなかったので、映像で見た大きさにビックリしました。本と、一度現物を見てみたいですね。

 さて、「オニフスベ」ですが、妻の「ホコリタケ」は一部正解でした。「ホコリタケ科オニフスベ」が正式和名で、「キツネノチャブクロ」など、つぶすと、粉を噴出すキノコとは親戚の間柄でした。バスケットボールより、さらに二まわり位大きな球形のキノコで、テレビで紹介されていたのは、茶色になっていましたが、幼菌の段階では白色です。で、図鑑によると、その幼菌の段階なら、食用になるらしいのです。私的には、とても食べる気にはならないのですが・・・はんぺんに似た食感で、フリッター(洋風てんぷら)や、ピクルスが良い、と出ていますが、味区分は下から2番目。食べなくても良いですね。

 先日作ったシチューに、昨秋採ったボリボリ(ナラタケ)を入れました。ほのかなだしと、歯ざわりの良い食感でした。雪解けが待ちどうしく、雪の無い地方を羨ましく、今時期は思ってしまいます。

                    
      ♪ネ~コはコタツで・・・、みかんはセントラルヒーターの上で、の~びのび。

ニャン子の日

2011-02-22 21:46:23 | ペット
                    


 今日は、ニャンニャンの日だそうで、こちらのローカル放送でも、ニャン子の保護活動をしている、猫カフェの特集をしていたようですが、仕事の都合で、残念ながら見ることが出来ませんでした。きっと、善意の方たちが頑張っているんだろうな~と、思います。幾つかのブログにお邪魔しても、皆さん大なり小なり、保護活動をしたり、心を砕いていらして、日本も捨てたもんじゃないな~と喜んだり、民間だけでなく、行政ももう少し動いてくれればなと、少し憤慨したり、何はともあれ、そばで見ているだけでは何も変わらず、少しでも自分の出来る範疇で力を出さなければならん、との思いを強くしました。昨年の8月7日に書いた「孔子の牛」を、どうしても、思ってしまいます。

 今日、私のかわいい娘(友人のですが)からメールが来ました。その子には弟が一人居まして、現在、関東で大学生活を送りながら、夢への努力も頑張っているようです。今たぶん(留年の有無が不明ですが)3年生だと思います。この4月から順当に行けば4年生で、よいよう就活の時期。で、夢を諦めて、就活を頑張るかで、悩んでいるようです。(たぶん少しだと思うんですけど・・・性格からして)

 夢がどういう物かにもよりますが、幾つになっても追い求めていられる夢もあれば、ある時期が来れば、夢への扉が閉まってしまうものもあります。

 例えば小説家になる、という夢は、何歳になってもOKです。ですが、将棋のプロならば、19歳までにプロの養成機関である奨励会というところに、入らなければなりません。つまり、20歳になれば、自動的に扉は閉まるわけです(先年、アマチュアの第一人者が、例外的にプロになりました)。公務員とかにしても、29歳とかで線引きされているケースが多くて、年齢が行くにしたがって、選択肢も減ってきて、夢よりも現実的になる所以(お分かりかもしれませんが・・・ショイではなく、ユエンと読みます)です。

 ま~そういう事もあるので、なるべく、実現性が乏しくても、いつまでも追い求められる大きな夢を、男の子には持ってほしいな~と思います。

 さて、私の大事な息子(友人のですが)に、幾つか伝えたいと思います。

 まず、聞きたいなと思うのは、なぜ悩んでいるのかです。夢は諦めてもいいくらいのものなのか。夢では食べていけないから、(食べていけない可能性があるから)安定した生活が出来るような就職がしたいのか。

 もしその程度の思いしか、かけられない夢ならば、その夢はやめたほうがいいと思います。たぶん一途にかける思いを持てないなら、たぶん大成はしないと思います。

 もしかすると、心優しい息子は、親のことを思っているかもしれません。アメリカの大学に留学までさせてくれて、今も、夢を追いかける君のために、一生懸命応援してくれている親に、心配をかけたくないと思っているかもしれません。ですが、親が子供に掛ける愛情は(子供の居ない私が言うのも変ですが・・・)まさに、本当の無償の愛です。子供に何かしてほしいなどとは、間違いなく思っていません(君の親はお二人とも間違い無くそうです)。親が思うのは、子供の幸せだけです。

 親が思う子供の幸せとは何でしょうか。普通に言えば、安定した生活。つまり、良い学校を出て、良い会社に入って、良い人と結婚して、良い子供を持つ。ですが、親もそうそう上手くいかないことは、自分の経験で知っています。ですから、ナンジャカンジャ子供の考えに異を唱えながらも、子供が生き生きと、笑顔で生活できているなら、それが子供の幸せで、それを応援してやろうと、大抵の親は思っているのです。(と、思います)

 おじさんとしても、君には、安定した生活をしてほしいなと思うのです。しなくていい苦労ならば、させたくはありません。ですが、夢に心残りがるのならば、自分が納得できるまでやっても良いと思います。ようは、自分の心と対話して、自分を納得させられるかです。夢を続けるにしても、止めるにしてもです。

 お父さんやお母さん、友人や、先生、私も含めて先輩達の色んな声があるでしょう。どの声を選択するにしても、最終的に決めるのは、君です。あとから、「あの時あの人に言われたから」と言わないように、自分の心とたっぷり会話して、止める、続けるの理由付けを見つけてほしいと思っています。
 
 おじさんも、お父さんやお母さんには、敵わないですが、君の事を応援していますよ。

                   

パンダ来日に思うこと。

2011-02-21 22:55:19 | ペット


今日は春のような暖かな一日でした。5月のゴールデンウィークに、春スキーに行った時のような暖かさを、思ってしまいました。本当にこんなんで、地球は大丈夫か?と、思っちゃうのは私だけでしょうか。

 さて、東京の上野・御徒町界隈の商店街は、パンダで町おこしで、盛り上がっているようです。各メディアもここのところ連日放送時間をたっぷり使って、報道しています。

 石原都知事は「パンダなんかいらねえよ」と、吐き捨てるように、ベランメ~調で言っていました。石原都知事は、中国嫌い・中国憎しもあって、ああいう発言になったのでしょうが、パンダを見たいという都民(特に子供たちですかね)の声で、しぶしぶながら認めたようです。

 パンダを上野動物園に借り入れる必要性は、何なのか。

 都民の多くは、単にかわいいパンダが見たいだけかもしれませんが、動物園や、近辺の商店街などは、集客と、経済効果を見込んでいるようです。もちろん動物園は、貴重な希少動物であるパンダの、繁殖や生態の研究をすることが主目的なのでしょうが、どうも巷間ささやかれるのは、やはり、入館者の増加のためでは、と言われています。

 実際、繁殖ならば、和歌山のアドベンチャーワールドのほうが実績もあるわけで、沢山のパンダがいると聞きます。そういうことからも、名目は研究でも、実体は、入館者増の目玉作りのためなんだろうな~、と思っちゃいます。

 パンダを送り出す中国の人達は、「日中の友好に役だってくれれば」と、インタビューを受けていた人達は答えていました。(あくまで、何人かの思いですが・・・)一方、迎え入れる側の日本では、「200億の経済効果があるんじゃない」的な、景気が良くなるのでは、という声と、「景気が悪いのに、毎年1億円のレンタル代はもったいない」と、否定的な声。でもこれって、どちらも、経済の話ですよね。もちろん「早速見にいきたい!」という声や、「月に1度は見にいくと思います」みたいな、純粋に、パンダを好きで、見たいという声もありますが、どうも、報道も含めて、景気重視の声の方が大きそうです。

 取らぬ狸の・・・にならなければ良いな~と思いますが、上野に(日本にということです)初めてパンダが来たのは、40年も前だそうです。他にパンダがいなかった時代。娯楽が今ほど多様でなかった時代。その当時と同じ盛り上がりと、賑わいが戻ってくるのか・・・私的には懐疑的ですね。

 これだけ報道されていますから、当然、公開当初の賑わいは、それは相当の物だと思います。ですが・・・長続きはしないように思います。今回随分と、パンダ館も大きくして、パンダがのびのび過ごせるようにしたようですが、それでもやはり限界があると思います。

 私的には、パンダはある意味、パンダ自体が箱物だと思います。大きなコンクリートの施設を作って、その維持管理費に、莫大な費用を必要とした、ついこの前まで行われていた(今もそうかもしれません)公共事業。それに似ているように思うのです。

 上野動物園と、入場者数を争う旭山動物園。こちらにも目玉の動物はいません。全国的に有名になった行動展示という、動物の生き生きとした生態を入場者に見てもらう取り組みで、観光客はもちろんですが、市民のリピーターもすごい数のようです。
 
 旭山動物園は、箱物ではなく、ソフトで集客しているように思います。景気の低迷や、全国的な動物園の頑張りなどで、入場者は一時ほどではないようですが、それでも、閉園の危機にあったことからすれば、大変な数の入場者が今もいます。旭川のホテル業界は、まさにこの旭山動物園効果で、活況を今も呈しています。
 
 上野動物園も、創意工夫をして、パンダのために色々するのでしょうし、そのことで、入場者が増え、パンダを絶滅から守る機運が高まったり、他の動物達の保護などにもつながる、そういう啓発がされていってくれればな~と思います。

 そして何より、パンダの幸せ。それは、種の存続、遺伝子を残す事だと思います。生あるものは全てが、遺伝子を残す事が一番の大事。そして、種が存続する事が幸せのはずです。貴重な、貴重なパンダを、是非、頑張って飼育してほしいと思います。

 ところで・・・蛇足ですが・・・先日サスペンスを見ていたら、涼風真世さんが出ていました。誰かに似ているな~と思いながら見ていたら・・・斎藤祐樹選手に似ていました。・・・・・本当の蛇足ですみません。

                                     
 
 
 




今日も警察がらみの話題です。

2011-02-20 23:36:08 | ペット
                    
               妻のストーカーのニケとみかん。トイレに追いかけていって、待ってます。


 昨日のブログに書いた死亡した警察官は、警部でした。50歳で警部。極端に早いほうではありませんが、警部になれる警察官はごく僅か、50歳であればやはり早い昇進で、頭脳も良く、諸先輩達にも可愛がられていたんでしょうね。家庭があれば、子供のことや奥さんのことを思うと、かわいそうです。現金などの授受がなければ、懲戒免職までは行かなかったのではないかと、警察官の一人が言っていました。出世無しのドサ回りか、悪くても、退職金の出る諭旨免職くらいで済んだ可能性があり、自殺する必要は無かったと思うんですがね。

 先日テレビのニュースで、無謀運転をしていた車をパトカーが追跡していて、逃走車が事故を起こして、搭乗者が死亡した、というのをやっていました。
 その時のニュースの扱いで、重点が置かれていたのは、警察の対応に関してです。
 事故を起こす600メートル手前で追跡をやめていた。
 警察の追跡方法に問題は無かった。
 どちらも警察発表でしょうが、たぶんこれは、記者から「追跡方法に問題があったんじゃないですか?」という質問が出ての、返答だと思います。
 報道すべきは、なぜ逃走したのかの部分だと思いますがね。悪者はまるで、追跡して、事故を起こさせた(と、思ってるんでしょうね)警察官の方のようで、ああいう報道のされ方をしていると、警察官も嫌気が差してくるでしょうし、萎縮するようになるでしょうね。
 暴走族の取り締まりに対しても、同じような事が言えると思います。危険走行をして市民に迷惑をかけている暴走族を、しっかり取り締まれといいながら、逃走者や一般市民などに怪我人が出ると、取り締まり方法に問題があったのでは、という論調の報道をする。当然現場の警察官も、上のお偉いさんも批判はされたくないので、現認捜査という、録画などの、なんとも気の遠くなる取締りをしているのが実情です。検挙率が悪ければ悪いでと批判される、武器は使わず戦えといわれても・・・なんとも悩ましいですね。

 秋田の弁護士さんが殺された時の、現場にいた警察官の対応には、なんか問題があったのでは、と思っちゃう部分があって、そういうことがあるからでもあるんでしょうが・・・。どうもニュースなどの報道を見ていると、まずは警察の対応に問題があったのか、無かったのかが先のようで、事件の本質(なぜ事件が起きたのか)はほとんど触れていないように思います。

 秋田の事などは、たぶん警察の方に問題があったでしょうが、じゃあ警察がきちんと対応していたら、事件は起きなかったのか・・・否、だと思います。殺人事件にはならなかったかもしれませんが、殺人未遂事件は現に起きたでしょう。報道の社会的使命は、そういう事件の背景をあぶりだして、次の事件が起きないように、社会に問題提起することだと思うんですがね。

 起きた事件に対する対応の部分での問題は、捜査をする警察の問題かもしれませんが、なぜ事件が起きたか、事件が起きないようにするには、警察の対応を批判していても、改善はされないと思います。

 ま~同じような事が、教育現場の報道でも起こっているように思います。なんせ、何が本質、問題なのか。この部分を、情報を受ける側の私達も、ある程度は自覚しなければと思います。
                   
              暫くぶりのトンカツ。ソースはお好み焼きソースがおいしいですよ。
 

警察官の事故死

2011-02-19 22:05:00 | ペット


昨日の夕方のニュースで、「事情聴取を受けていた、道警の警部補が交通事故を起こし、死亡したようだ」という一報が流れました。どうも自殺のようです。

 先日逮捕された風俗店の経営者が、従業員を雇い入れる際に、前科情報を警察官に照会し、教えてもらっていた事が判明し、その情報提供者の警察官も、現在事情聴取されているようです。その報道の中で、他にも情報提供している警察官がいるらしい、と言われていました。今回事故で死亡した警察官が、どうやらその一人のようです。

 報道で、捜査4課の50歳代の警部補だ、と言われていたので、私的にはとても心配していました。4課の警部補だと、5.6人は知っています。まさか・・・と不安になりました。

 夜のニュースで、名前が発表されて、私の知らない人だったので、不謹慎にも、ホッとしました。

 捜査4課というのは、「組織犯罪対策局 暴力対策4課」つまり暴力団を相手にするお仕事です。町の警察署では捜査2課というところで、詐欺などを扱う「知能犯罪対策課」とともに一緒になっています。本部の4課に行く事はまずありませんが、町の警察署の2課に行く事はあるかもしれません。行くと、きっと驚くと思います。やくざと見間違うような、人相の良くないゴツイ(体の大きい人が多い)一団と、メガネをかけたインテリっぽい痩せた(中には太った人もいます)一団が同じ部屋にいる光景を目の当たりにすると思います。ゴツイのが、暴力班。インテリタイプが知能班です。

 因みに捜査一課は暴力事件などを扱う「強行犯罪課」と、泥棒を捕まえるのがお仕事の「盗難犯罪課」が一緒になって居ます。さらに小さな警察署では、「刑事課」という名の下に、全ての事件に対応しています。

 少し横にそれましたが、今回のような情報提供は昔は普通に行われていたようです。それが個人情報保護法の施行後は、厳格に運用されるようになったようで、他の事件で必要な情報でも、きちんとした申請をしないと、警察官同士でも情報の提供はできないようです。

 今回の情報提供で、警察官のほうに見返り(金銭や、接待・物品の授受)があったのかは、私の知る限り、漏れ聞いていないので分かりませんが、たぶん無かったのじゃないかな~と、思います(そう思いたい部分もありますね)

 暴力団の情報を得るために、日ごろから組事務所に出入りしたり、色んな相談に乗ってやったりと、4課の警察官はふだんから暴力団と付き合っています。ここが難しいところで、あまり深く人間関係を作りすぎると、ミイラ取りがミイラになる、のように、暴力団に利用されて、抜き差しなら無い事になります。

 警察官の不祥事も色々ありますが、外部との不祥事は、どうしても暴力団の関係していさそうな、風俗がらみで、許認可関係を担当している生安(生活安全課)の警察官と、今回問題になっている捜査2課の警察官が多いようです。

 私の知っている警察官の中にも、隙が多くて心配になる人が何人もいます。賭け事が好きだったり、情報収集にパチンコ屋に行っているうちにはまってしまったり、女関係にだらしなかったり、普段の節制のせいか、お酒を飲むと、羽目を外してしまう人やら・・・、教師も、同じようですが、普段抑制している人達は、その反動も大きいようです。

 不祥事の報道が出るたびに、どうしても知ってる警察官では・・・と不安になります。

 今回の件は、懲戒事案の対象になるのか・・・、懲戒免職となれば、退職金はなし。公務員なので、雇用保険もなし。首になった翌日から路頭に迷う事になります。だからこそ、一線はきちんと引いていなければなりません。

 相手は友人ではありません。友人とは、友人に迷惑をかけるようなことは頼みません。迷惑を省みずに頼む人は、単に利用しようとしているタコでしかありません。是非とも、そこのとこを肝に銘じてほしいですね。

 他に容疑をかけられる警察官が、出なければ良いんですがね。まだチト心配です。