ニケとミケ

捨て猫にゃん子2匹と、先輩捨てられ犬チョコの日々の記録

老眼は辛い。

2011-02-18 22:00:18 | ペット
                    
 今日は、朝から数字とにらめっこ。こちらの申告は、法人なので、税理士事務所が現在作成してくれています。ですが札幌の食堂などの申告は個人なので、毎年自分で申告です。数字としては小さいのですが、昨年は色んな事があって、書類も札幌から全部こちらに来ていないようで、どうにも数字が合いません。来週中には一度札幌に行って来なけりゃならんかもしれません。

 しかし50歳を超えて、老眼が進むに連れ、数字が見づらくなって、長い時間書類を見ていられません。本を読んでいてもなんですけどね。乱視が入っているせいもあるんでしょうが、やはり・・・年のせいですね。

 亡き母は、本好きで、よく町の図書館で本を借りて読んでいました。母がゆっくりと、本を読んでいる姿を見るようになったのは、たぶん母が60歳を超えてからだと思います。その母が「若い頃は仕事に追われて本が読めなかった。少し時間に余裕が出来て本が読めるようになってみたら、目が疲れて長い時間読めない。本は若いうちに読んでおきなさい。」と私に言った事がありましたが、この年になって、本当だな~と思いますね。

 月に5冊くらいは読んでいるでしょうか。若い頃は(推理小説を読んでいた頃です)月に15冊から20冊くらい。推理小説は、早く犯人が知りたくて、一気に徹夜しても読むので、本当に多かったですね。

 一番読んだ時期は19年前に、お尻の手術で入院していた時ですね。痛みが取れてきた4日目位から退院する22日目位まで、ひたすらベットの上で、多い日には5冊読んだこともあって、本を届けてくれていた妻が、古本屋で買ってくる本に苦労していました。入院中に40冊以上は読みましたね。

 本の良さは、想像できるところだと思います。たとえば、「目の大きな少女」という一文から、読み手それぞれの、千差万別な少女が誕生すると思います。これがマンガだと、「目の大きな少女」は漫画家の思う画像として決定されます。ですが、声は・・・まだ想像できます。よく、マンガで見ていたヒーローがテレビでやると、自分の思っていた声とは、全然違ってガッカリ、と、いう事はないでしょうか。サザエさんの声は「かとうみどりさん」、ドラえもんなら、「大山のぶ代さん(今は違う声優さんですね)」という風に、イメージが固定してしまうと、想像力は働かないですよね。

 これがテレビなど実写みたいになると、本当に、視聴する側はただ受け入れるだけで、そこに、考える・創造するという作業が入り込む余地がなくなります。本の字間・文間にある、色々の機微を読み取るという作業をできるだけしたほうが、物語の中に入り込めて、より深く、物語を味わえると思います。考える、頭を使う、このほうが、ボケの予防にもいいように思います。

 もちろん画像や、実写の方が、より、多くの情報を正確に伝えられるという面もあります。私の好きなキノコだって、文字の説明だけじゃ、毒キノコを食べる人が増えるでしょうね。実像を忠実に再現したような色などの情報は、写真や画像の方が、文字とは比べ物にならない程、信頼できます。


 読みたい本も何冊かあるのですが、確定申告のほうが終わらないと、なんか落ち着きません。なんかのどに引っかかっているような感じです。明日も、朝から頑張ります。

                     
                物置に入れていたペットボトルが凍っていました。量が減っているようですが、未開封です。                   

ユメピリカ

2011-02-17 22:54:45 | ペット
                    


 今日の夕飯に初めて「ユメピリカ」を食べました。万古焼きの土鍋の蓋を開けた時のいい香り。へらで、ご飯を返した時の手の感触が、弾力のあるいい感じです。へらについたご飯を食べて、ビックリ!うまい!しばらくぶりに、これだけおいしいご飯にありつきました。

 まず、ご飯の一粒一粒が立っています。そしてご飯の粒が大きく、噛むと、甘みが口中に広がりました。粘りも、もち米が入っているのでは、と思えるほどです。これだけ甘くて粘りのあるお米は・・・店で使っていたコシヒカリよりおいしいかも・・・。店では2升2合抱きのガス釜で炊いていました。こちらは3合しか焚いていません。んー、どうでしょうか、ともかくおいしいですね。あとは冷めてもおいしいのか、粘りがあるのか。個人で食べる分には問題ないでしょうが、値段が新潟産のコシヒカリと、変わらないのは、作っている農家の方の士気を高めるのには役立つと思いますが、中々業務で使うには、少し値段がネックになるかもしれませんね。

 おいしいお米で、農家に高収入になるならいいのですが、現在の流通状況では、たぶん、小売価格の半額ぐらいしか、農家には入らないのではないでしょうか。生産者の農家と最終的な購入者である、消費者との間に、随分の業者が刺さっていて、途中の費用がかかりすぎに思います。特に、農協はね~、農家のための農協なのか、農協職員のための(または、農協という組織のための)農協なのか・・・、農業協同組合設立時の精神に立ち戻った方が、いいように思いますがね。ま~農協だけの問題ではなく、協同組合はどの組合も、同じような問題をはらんでいるようです。ま~、農業などの問題は、外野がとやかく言っても、駄目でしょうね。なにせ色々入り組んでいるようですから。

 さて話を、ユメピリカに戻して・・・今日は妻がお米を研いでくれたのですが、ぬかの抜けが早かったと言っていました。確かに、炊き上がりの香りの良さからも、ぬか臭さが無かったと思います。今日のおかずには、「柳の舞」というカサゴやメバルの親戚の魚を、酒で焚こうと思っていたのですが、時間の関係で、簡略化。ほうれん草の浸しと、トマトサラダ、笹かまぼこと玉子焼きという、朝食メニューで、妻に申し訳なかったのですが・・・今日はご飯が主食と同時におかずみたいに、ご飯だけで、いくらでも食べられる感じでした。おいしくいただいて、作ってくれた農家の方に感謝です。

 ご飯を炊いたのは、この一年使ってきた万古焼(ばんこやき)の炊飯用土鍋です。火を点けて、10分から15分で、ぐつぐつと煮立って、蓋から湯気が逃げ出したら火を止めます。あとはほっといても20分ほどで、おいしく炊き上がります。

 鍋はところどころ小さく欠けています。重たい蓋をぶつけて欠けたものですが、全て、妻がやりました。これが私だと・・・妻から、叱責されて大変です。

 私は、「形あるものは、いつかは壊れる。人間は失敗をするものだ」というのを根本に持っています。ですから、何か壊しても、失敗をしても、それが恣意的(わざと)でない限りはしょうがないと思います。もちろん、物に対する、惜しむ気持ちや、勿体ないと思うことはありますが、だからといってその失敗を叱責する事は、今まで、たぶん、妻だけでなく、部下に対してもしたことは無いと思います。それは、たぶん私自身も、たくさん失敗をするからだと思いますね。

 妻も、それほど物に対しての執着心があるわけではないのですが、やはり、人が失敗したり、物を壊したりすると、思わず一言言いたくなるんだそうです。結構こういうことで夫婦喧嘩になるのですが、最終的に妻が「言い過ぎて悪かった」みたいな感じで幕引きになります。言い方もあるので、言う前に、どういえば、傷つけたり、嫌な思いをさせずに言えるか、考えてから言えばいいのですが・・・、思わず、口から出るのだそうです。

 ま~妻の言うように、集中力が足りないから、失敗するのは事実ですが、いつもいつも、そんなに何事にも集中していられません、人間ですから失敗はするものなのです(私の場合はちょっと多すぎかもしれませんが)。

 失敗する事より、失敗した事を反省して、次には失敗しないように、努力する事の方が大事だと思います。ま~妻に言わせると、私に優しく言っても効果が無いので、ついついガッと言うのだそうで・・・ある意味、妻の言い分に利が有るかもしれません。

 妻が壊しても、私は怒りませんし、妻も、「壊れちゃった~」と軽めに言うだけです。私もそうですが、自分に対しては、いくら厳しくしているようでも、実は、一番優しいですから、それで良いのだとおもいます。

 最近妻との喧嘩が少なくなったのは、仕事が変わって妻のストレスが減ったり、私の失敗が減った事もありますが、妻が、一言言うことが妻の癖というか、性癖・性分なんだと思うようになって、私の中で、消化できるようになった事が大きいように思います。  
                    

ロイズのバトンクッキー。

2011-02-16 20:46:00 | ペット
                    

 きょう、郵便小包が届いて、中を開けると、ロイズのクッキーの詰め合わせでした。贈り主が、このブログを見ていてくれているので、たぶんですが、先日のバレンタインデーに、チョコを貰えなかったという記事を見て、贈ってくれたようです。感謝で、涙ちょん切れ物です。

 贈ってくれたのは、私の大事な友人の娘さんで、赤ちゃんの時から知っている女の子です。女の子といっても、たぶんもう25歳を過ぎたはずで、昔風に言うと、妙齢の女性ですかね。ですが、小さい時から一緒にスキーに行ったりしているので、どうしてもいつまでも子供として見てしまいます。お母さんが美人なので、当然のように、この子も美しく成長しました。東京で頑張っている弟も美男子で・・・・友人は太っているんですが・・・子供達はお母さん似で良かったような・・・・。


 この女の子は今、自分の夢の実現の為に、日々努力しているところです。中々実現するのは難しいような夢です。

 私が夢ということを意識するようになったのは、中学1年の時に読んだ、庄司薫さんの「バクの飼い主めざして」というエッセイの中で、「底の抜けたバケツのような夢を持て」というような一文からでした。すぐに実現するような夢は、夢ではなく目標でしかありません。大きな夢を抱いて、その実現に向けて努力する、そのことが大事なんだと教えられました。

 とかく今の時代は、結果が全てのような風潮ですが、私的には、それよりもプロセスの方が大事だと思っています。

 夢の実現・・ま~他の事でもそうですが・・・実現するにこしたことはありませんが、中々人生、思うようには行かなくて、実現しない事が多いでしょうし、実現しない事の方が多いのではないでしょうか。それは、たとえば、徒競走で全員が一等賞になれないように、一生懸命に、全員が努力しても、結果はそれぞれに違う物です。どんなに努力をしても、人智では結果を覆せない時、私はそこに、神様の差配というものを感じます。

 「人事を尽くして天命を待つ」自分で出来る事をやれるだけやったら、後は神様が結果を決めてくれるので、考えてもしょうがないよ。みたいな感じでしょうか、

 自分が極限まで頑張ったか、努力したかは、自分自身と、神様以外分かりません。だからこそ、自分自身に甘えることなく、努力し続けられたか、そのプロセスが大事なのだと思います。
 
 どれだけ努力をしても全てが結果には結びつきません。マリナーズのイチロー選手などは、野球の技術的な練習はもちろんですが、コンディションを整えるための、私生活での節制は相当なものだと思います。日々努力を怠ることなくやっていると思いますが、それでも結果として、10割打てるわけではありません。イチロー選手はたぶん、「3割打てればいい」とは思っていないと思います。常にヒットを打とうと努力して、結果として3割越えしている事に、満足というか、納得はしていると思います。それは、自分自身努力してきた事に自信があるからだと思います。

 数学の問題などでは、答えよりも大事なのは、どうその問題を解いたかの方がより大事です。テストでは、答えだけが評価されるかもしれませんが、そんなのは適当に書いても当たるかもしれません。ですが、その解き方をきちんと理解していなければ・・・違う問題でも適当では当たらないと思います。

 人生に置き換えると、努力しても、間が悪いというか、ついていないと言うか(自分のことを言っているようです)、何事も上手くいかないときも有ります。こういうとき私は、「努力を全力でしたか」を自問自答します。ま~大体は私の努力が足りなかったり、判断ミスが大抵はあるので、ま~それじゃしょうがないわな、と諦めるのですが、どう考えても、自己責任じゃないときもあります。そんなときは、神様の差配だからしょうがない。神様が与えてくれた試練だと、思うことにしています。つまり、努力していれば、自分自身に対しての言い訳がつくわけで、自己納得できるということが、一番大事だと思います。

 人生において面白いのは、努力に関係なく、幸運も転がっている事があるということです。先のテストでの適当な答えが、正解なのもそうでしょうが、100円で買った宝くじが何億も当たったり、家の庭に高額のお金が投げ込まれたり(お金の事ばかりだな)、車がペシャンコになるような事故にあっても、どこも怪我してなかったり、世の中で、幸運と言われるようなことって・・・やはり、神様の差配だと思います。

 もちろん、幸運に与(あずか)れればいいのかもしれませんが、中々神様も忙しいようで・・・やはり、努力が大切です。

 私の大事な女の子には、夢を追える環境にいることに感謝してほしいのと、夢に出会えたことに感謝して、日々努力してほしいなと思います。
                  
                  送ってもらったロイズの紙袋に入ってご満悦のみかん。                                    

税理士さんがやってきた!

2011-02-15 21:39:08 | ペット
                    

 先日待ちぼうけをさせられた、税理士さんから昨日の夜、電話が入りました。
 先に電話に出た妻は、なんだかもごもごしていて、煮えきらん、とチトむったり。電話を代わると、書類の用意は出来ていますか、という話で、10日に用意して待っていた、旨を言うと、「ああそうですか。明日夕方4時に行きます」と、10日に関しては全く興味の無いお答えでした。ちょっと怒りに似たものも胸にこみ上げてきたのですが、まずは会うまで、と、グッと我慢。

 で本日4時少し前、電話が鳴って出てみると、やはり税理士さん。20分ほど遅れます、という連絡でした。ニケとみかんは妻とともに2階に待機させました。たぶん税理士さんは動物が好きそうな感じではないし、ニケやみかんは、お客さんの(特に男性の)靴下に体をこすり付けたがり、さらにたまにガブッ!といくので、少し様子を見てからということにしました。

 4時20分くらいに、時間どうりに、到着しました。チョコがワンワンほえます。尻尾を振りながら・・・。歓迎しているのですが、大抵の人は、ビビリます。「チョコ!人形!」と言うと、お利口なチョコは、人形置き場から、お気に入りのトラのぬいぐるみを咥えてきました。お人形を咥えると、ほえることが出来ません。頭をなでてくれ~(女の子ですから、なでて~かもしれません)と、尻尾を振り振り、体を税理士さんにこすり付けていきました。幸い、税理士さんは、犬嫌いではないようで、ニコニコしながら、チョコの頭をナデナデ、これでチョコは満足して、部屋の隅に行って、伏せをしてお休みになりました。

 最初はどうもぎこちない会話の連続で・・・考えてみると、この税理士さんと、二人で会うのは初めてです。昨年3度会っているのですが、会社の引継ぎやらで、前経営者や税理士事務所の所長さんやらが一緒に居て、彼はほとんど会話には加わらず、何か聞かれると、生返事を繰り返している感じでした。そういうのもあって、どうもとっつき悪い感じでした。

 分からない点や、疑問な点などを聞くと、もごもごと答えていました。何のことを聞いたときか分からないのですが、たぶん前経営者の、経理処理に関しての話のときだと思いますが、疑問を口にした時に、「自分も分からないんです。不思議に思っていました」と、結構快活に話し出して、いきなり笑顔になりました。共通の悪者(?)前経営者ですが、悪い人ではもちろん無いのですが、法人というものを理解していなかったようで、会社のものは全て個人(経営者)の物と思っていたようで、経理処理に大げさに言うと、横領に当たるような処理が結構あったのです。

 共通の悪者の話で意気投合して、すっかり話もスムーズに進んで、ついでに、電話の受け答えについて聞いてみると、「顔が見えていないで話すのは苦手で・・すみません」と、そんな人もいるんだな~と思いました。電話の方が気楽に話せると言う人も居ますがね~。ま~人それぞれですね。

 やはり、会ってちゃんと話してみないと、人は分かりませんね。

 税理士さんは、少しシャイですが、きちんとした良い彼のようですので、今後も経理面でお世話になることにしました。

 書類を渡して、後はプロが帳尻が合うようにやってくれるようなので、なんかホッとしました。

                   

バレンタインデー

2011-02-14 18:44:24 | ペット
                    

 今朝はしばらくぶりに、雪かきをしました。1月のあの降り方が嘘のように、2月は、雪の降らない穏やかな毎日です。他の方のブログを見たら、昨年の2月は雪が随分降っていたそうで(ほとんど記憶に無いんです・・・)まだこれからも油断できませんが、今日も、思ったほどは積もっていなくて、雪かきが終わったあとは陽が出たので、その後は大分雪解けが進んだ感じです。


 今日はバレンタインデー。バレンタインという聖人の命日ですが、この人が、鳥にも愛されるほど優しい、愛の人だったことから、愛のキューピットの役をすることになったと、なにかの本に書いていました。

 一昨年までは、妹みたいな女性や、娘のような子からお届けがあり、妻からの分も含めて5個はいただいていたのですが、昨年こちらに来てからは、虚礼廃止(?)というわけではないのですが、いただかない(いただけない?)事にしました。

 妻も日ごろ疎遠でありながら、お世話になっている人達に贈っていたチョコを、去年から大分絞りました。今年はついに・・・ま~札幌に居ませんし、手がまだ本調子じゃないんで、車の運転も出来ませんし・・・ネット注文になりました。しかも、チョコではなく煎餅になりました。北華楼のおかきセットです。私は食べた事が無いのですが、妻が食べて、いたく感激した物です。

 なんでも芸能人がお取り寄せに使っているとかで、砂川の本店は大変な混みようだそうです。妻が贈る相手がみんな年配で、チョコレートより、煎餅の方が喜ばれるような人ばかりになったのも、ことし北華楼を選んだ大きな理由のようです。

 妻は私の分も頼むかい?と、言ってくれましたが、ご辞退申し上げました。やはり、バレンタインデーはチョコレートを、しかも箱を開ける楽しみが無いと・・・ロマンが無いとね。もう少し落ち着くであろう来年に期待です。チト遠いですが・・・。