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35年前に大学の生協で1冊ずつ買いそろえ、本業の勉強はそっちのけで読みふけりました。この時期がいちばん本を読んだと思います(手垢がついています。)。
最近は専門書やハウツーものばかりになってしまい、少し殺伐としていました。
昨日、一昨日と短編を中心に1時間ずつ読み直してみました。
芥川が主に活躍した大正時代は、決して明るくはありませんがのんびりとした雰囲気があります。
その中での彼の和漢洋に渡る深遠な知識と精緻な筆遣いに圧倒されます。
日常から離れるためにも、あのころ読んだ本に少しずつでも触れていきたいと思います。
toko
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