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松本清張の「点と線」のラストは、「本文中の列車、航空機の時刻は、昭和32年のダイヤによる。」となっていて、現実にアリバイ工作が可能であったことを示しています。
ただ、いわゆる「4分間の仮説」の矛盾については、後に気がつきました(ここではネタバレになるのでこれ以上は触れません。ご一読・ご再読をお願いします。)。
コロナ禍もあって飛行機はおろか新幹線や特急にも長いこと乗っていません。
少し旅気分を味わいたいと、時刻表を購入してみました。
効率的にプロット間を結ぶだけならアプリで検索すればすむのですが、やはり時刻表は想像力をかき立てます。
そういう意味でも「点と線」の中の安田亮子のエッセイは秀逸と思います。
toko
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