3DCGソフトのGoogle SketchUp で作成したシーンをアドビ Photoshopで被写界深度による「ぼかし」を作成してみます。
作成方法は、After Effectsと同じ考えなので、過去の記事を参考にして下さい。(説明記事1)(説明記事2)
<SketchUp :2Dイメージ作成>
SketchUp のシーンを通常のイメージと緑色の「フォグ」を追加したイメージの2種類エクスポートします。
<Photoshop:色域指定>
After Effects のエフェクトKeylightのように、1回の操作で綺麗に色がぬける機能が、標準では付いていないので、選択メニューの色域指定を選択して緑色部分を選択します。
とり残しがありますが、問題ない程度なのでこのまま選択範囲をアルファチャンネルに保存して、階調反転しておきます。
アルファチャンネルは、下図のようになっています。
<補足>
色域指定で選択する場合、SketchUpのフォグの色が、Green"255"か"200"によって結果が変わります。
色域指定の許容範囲が"200"までなので、フォグを"200"に設定する方が、詳細なイメージを作成できます。
上図は"250"、下図は"200"です。
<Photoshop:ぼかし(レンズ)>
Depth Bufferを使って、ぼかしをいれるファイルター「ぼかし(レンズ)」を使います。
エフェクトは、通常画像が入っているレイヤーに適用し、「深度情報」に「アルファチャンネル」を指定し、画像の上をマウスでクリックすると、そのポイントにピントが合うようになっています。
効果を強めた図です。
リアルさを求める場合は、別の3DCGソフトへエクスポートするか、レンダリング専用のソフトを使って、レンダリングするとフォトリアルな画像になるようです。
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