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【After Effects】マルチプロセッサーに対応したレンダリング!AtomKraft

2012-09-20 22:13:18 | After Effectsを使ってみる(121)~(130)

昨日の記事で、レンダラーの設定の中でも重要な箇所を見逃していたので追記します。

昨日のレンダリング結果で、所要時間が11分となっていましたが、CPUのコアを1個しか使っていないことに気が付きました。

AtomKraft(AK)のマルチプロセッサーの設定は、After Effectsの環境設定ではなくAKの設定メニューから行います。

先日のレンダリングは、下図のようにレンダースレッドが "1"(デフォルト)になっていました。

Img_0288


AKは、1台のPC上ならレンダリングのプロセッサー数を制限なく使えます。

レンダリングスレッドを "8"に変更するとCPUを100%使いきっています。
上の結果と比較するとレンダリング時間は約1/5(9:45 → 2:00)になっていました。

Img_0287



今回は、品質の設定も変えてレンダリングしてみました。

レンダリング時間 2分の画像:画質はデフォルト設定

Img_0290


レンダリング時間 10分の画像:画質設定を上げる

Img_0289




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【After Effects】初のサードパーティレンダラー!AtomKraft

2012-09-20 00:00:20 | After Effectsを使ってみる(121)~(130)

<記事を更新>



AtomKraftは、After Effectsのレンダラーを使わずにDNA Research社の3Delightによってレンダリングされています。

レンダリングの設定画面:

Pc_0196


最終のレンダリングもレンダーキューに入れて通常の設定でレンダリングを開始できますが、ライティング・レンダリング設定の具合で1フレームレンダリングするのに時間がかかる場合があります。

縮小レンダリング画像(AtomIndirect使用:レンダリング時間 11分
1920x1080 同じシーンを3フレームレンダリング)

※注    マルチプロセッサーについて次の記事で説明しています。今回は1コアのみでレンダリングしています。

Img_0283


3Dソフトのレンダラー同様に、平面を光源にすると柔らかな印象になりますが、レンダリング時間が長くなり、品質を落としてレンダリングするとノイズが多くなります。

Img_0284


標準のライトを使用している場合は、レンダリング時間は短くなります。

縮小レンダリング画像(ポイントライト2個使用:レンダリング時間 4秒
1920x1080 同じシーンを3フレームレンダリング)

Img_0286




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【After Effects】平面を面光源に変える!AtomKraft

2012-09-19 00:06:22 | After Effectsを使ってみる(121)~(130)

AtomKraftはグローバルイルミネーションをサポートしています。

間接光の光源は、平面に「AtomIndirect」を適用することで作成できますが、マニュアルではヌルレイヤーに適用する様になっています。

1個のヌルレイヤーに適用するだけで、プロジェクト内の平面がすべて光源に変換されます。

<追記> ヌルレイヤーを使ったライティングでは、「アンビエント」のライトが必要です。
アンビエントライトの強さで、各平面ライトの最大照度を変更できます。

Img_0279


各平面のコントロールは、レイヤーのプロパティで調整できます。

「アンビエント」の調整で、光の強さが変わります。0%は発光しません。

平面の色で光源の色が変わります。また、平面の表示を消したい場合は、シャドウ「効果のみ」等でオブジェクトに当たる光だけ表示して平面を消せます。

Img_0280


3Dオブジェクト(OBJファイル)のアンビエントを調整することで、オブジェクトを発光させることも出来ました。

Img_0281


3Dオブジェクトの色は、「AtomTexture」で変更できます。

Img_0282


平面は四角形以外でも光源にできますが、透明部分があるとダメかもしれません。
暗い色の背景を付ければ使えます。



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【After Effects】Alembic も読み込める!AtomKraft

2012-09-18 00:00:20 | After Effectsを使ってみる(121)~(130)

AtomKraftは、OBJファイルとAlembicという形式にも対応しています。

Alembicに対応しているソフトは、Autodeskと最近ではCinema4D R14とNuke 7.0もサポートされました。

After EffectsもAtomKraftをインストールすれば、いちはやく対応できます。


AtomKraftの使い方をサイトで入手したサンプルで探ってみました。

幾つかの3Dプラグインを使った者であれば、2Dレイヤーにエフェクトを適用するものだと思いそうですが、AtomKraftは違います。

オブジェクト(OBJ)レイヤーを3Dレイヤーへ切り替えて、直接トランスフォームを操作します。

ディスプレイスメントも平面レイヤーを3Dにしてエフェクトを適用します。

レイトレース3Dの平面を曲げる機能も利用できます。

Img_0275


After Effects CS6.0.1でAtomKraftへの対応を強化するアップデートが行われているため、AECS6購入時の6.0は機能が制限されます。

AtomEnvirommentエフェクトは、「環境レイヤー」のみに適用できます。

Img_0277


シャドウ、反射の設定もレイヤーのプロパティで設定できます。

Img_0278


3DソフトのサブディビジョンもAfter Effects上で実行できるので、ポリゴンの少ないモデルでも滑らかになります。

Img_0276


一部の機能でクラッシュする事もあって、サンプルのすべては試せていません。



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【アップデート】AtomKraft 1.0.1、 Filter Forge 4.0 Beta リリース!

2012-09-16 00:01:37 | After Effectsを使ってみる(121)~(130)

・After Effectsのプラグイン「AtomKraft」のバグフィックスとスピードアップ等の変更されたバージョン1.0.1がリリースされています。


PayPalのトラブルで永久ライセンスの発行が遅れていたので、本日インストールが完了したところです。


以前にもPayPalを使って購入した際に、ライセンスが不正なものだったことがあるので、トラブルは予期していたことですが・・・。


原因は、PayPalの名義を日本語で登録している事だと思うので、数日待っても通知が届かない場合は、メールによる問い合わせが必要です。


ライセンスユーティリティプログラムによるライセンスのインストール時に、ライセンスサーバーのプログラムが動作せず、何度も繰り返してなんとか成功した感じです?


プレビュー上のウォーターマークが消えればOKかな。


それと、Trapcode Form 2がインストールされている場合は、OBJファイル読み込みプラグインをリネームしなければならないようです。



・Photoshopのプラグイン「Filter Forge 」は、次期バージョンのベータ版のテストを始めました。


ベータ版は30日間無料で利用できます。


ステージが進むごとに新機能が搭載されたベータ版が提供されます。




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