大学資料館に移った「大同コレクション」 その後(Ⅱ)
この頃スピード感が鈍り、前回投稿から気がつけば 1年経っていました。時が経つのは年々早く感ずる。昭和は長かったが、平成はあっという間に終わった。今日から令和元年、何となく響きがよく、新しい時代の新鮮な期待をもたせる。
この2年、大学の資料館「染織裂調査チーム」に参加し、このほど、佐藤忠孝氏と手分けした 『大同コレクション』 の調査がやっと終わり、 調査班4人連名で 『京都工芸繊維大学美術工芸資料館蔵・大同マルタ染織資料コレクション(AN.5680)から見たアフリカン・プリント』 という報告書にまとめた。 これは次回の繊維機械学会の会誌に掲載されます。
今、内容を紹介するわけにはいきませんが、大同染工の輸出プリント、大同コレクションについて末尾に(宣伝を兼ね)付記しています。
一方、大学の方では、美術工芸資料館 並木・青木・上田先生監修、青幻舎から、『大同コレクション』の本が出ます。先日、佐藤忠孝、萩原理一、吉岡 悠 の3人がインタビュ-を受けおおいにしゃべりました。これもどこかに記事になっていると思います。
168頁、定価2.500円。 すでに青幻舎から発売予告がでています。 これも楽しみです。
東山十条89