Danchoのお気楽Diary

高校3年間応援団だった「応援団バカ」の日記。スポーツ観戦や将棋等の趣味の他、日常感じる事を、「ゆるゆる」綴ります。

『ゆるゆる教』のすすめ

2007-06-01 01:11:13 | 明川 哲也 さん
ちょっと久々になってしまいました

4週間に一度、朝日新聞(住まいが山口なので、北九州版?)の生活面の『相談室』の回答者として登場される、明川哲也さんのシリーズです。

4月も実は28日に登場されていて、記事をスクラップして取っておいたはずですが…探せない状況です

なので、2ヶ月ぶりになりましたが…5月26日に登場し、ユーモラスを交えて、実に癒され、しかも説得力のある回答を、相談者にしています

早速紹介したいと思います


紹介するのは、24歳の女性会社員の相談に対する回答です。

相談事は、真面目で口下手なので、周囲と打ち解けるのが苦手。大きな声で楽しそうに話す人が羨ましい。熱中できるものがなく、時間だけが流れる休日…。
翻訳をやってみたいという漠然とした夢はあっても、「私なんか」と尻込みするばかり。無気力状態を脱出して、快活に毎日を送りたいのですが?…という内容。

小生…声が大きすぎて、ちょっと損をすることもあるのになぁ…。
翻訳をやってみたいという夢…すばらしいのになぁ…。
でも、ちょっと心に元気がないお方のようですね。
小生の「気合注入」でなんとかなるなら、いいのですが…そうもいかないのでしょうね…

ところが、小生にもしこの相談を突きつけられたら、精神論一辺倒で回答してしまいそうなことも、明川さんは、難なく以下のようなユーモラスを交え、絶妙な回答をしています。

以下、記事を引用して紹介しますね


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実は、ボクはゆるゆる教という新興宗教の教祖です。
信者は今のところおりませんので、自分で自分を導くしかないのですが、
この宗教を始めて本当に良かったと思っています。
きっかけは、なまった体を鍛え直そうと多摩川の土手を走り始めたことです。
ジョギングしている人たちに合わせて走ってみたところ、
すぐに息が上がってギブアップ。
そこで考え方を改めました。
歩くより遅くゆるゆる走ってやろう。
ちょっと格好わるいので夜中にトライしたのですが、チョーらくちん。
1時間でも平気で走っていられます。
これを続けたところ、ボクは半年後に10km以上を走っていました。
しかも人並みのタイムで。
ゆるゆるから始めたので、体や心が走ることを受け入れたんでしょうね。
以降は、普通の人の半分しか働かない、完璧など目指さない、
ごはんもゆるゆる、酒もゆるゆる、各駅停車を選ぶ、
人付き合いを求めない、情報は追い掛けない、出世を望まないという
ゆるゆる聖典に従って生きています。
あなたもゆるゆる始めてみませんか。
翻訳家になろうとする前に、毎日をゆるゆると洋書を読んでみる。
いつのまにか読書のスピードが上がって、百冊読んでいた
なんてことがありえます。
それからの転身でも決して遅くないですよ。
ゆるゆる行きましょう。
確実に一歩ずつ、毎日の風景を楽しみながら。

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なるほど…

人それぞれには、「自分のペース」っていうものがあって、それが乱れると、ガタッとくる…。

トータルバランスを維持するには、「自分のペース」をいかに掴むことが大切なんですね

他人の目を気にして、身動き取れなくなること…ありますよね。
少なくても、小生にはありました。

ブログを始めて、徐々にそれは解消しつつありますが…これが「小生のペース」なのかもしれないですね

小生自身の『生きる』ということというエントリーでも触れたし、風屋さん『仕事』というエントリーや、nanaponさん『もうひとつの生き方』というエントリーにも、結局は通じていることだと、小生は理解しています。

「自分のペース」を「ゆるゆる教」とユーモラスたっぷりに表現し、説得してしまう発想の豊かさ…。思わず、信者になってしまいそうですもの

益々、明川さんの「世界」に引き込まれてしまいますね~

このペースですと、次回の登場は6月23日ですね

また来月末位に、読者の皆さんに紹介したいですし、小生自身も明川さんのご登場を心待ちにしています

大好きです。明川さん
Comments (4)
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