『第４８回 宝塚記念』展望

小生のブログを楽しみにしてくださる読者の方で、競馬ファンの皆さん。
ちょっと早いですが、この週末に、阪神競馬場で行われる、春競馬のフィナーレを飾る、表題の『宝塚記念』の「ファイナルアンサー」を出したいと思います。

というのは、明日から、また東京へ「遠征」するからなんですね。
実は、明日は大学時代の友人の結婚披露宴にご招待を受け、喜んで出席させていただきます。
（ただ、今回の遠征は、文字通り「とんぼ返り」で、２４日の夜には山口に戻って、翌日からバリバリ仕事しますが…。）

さて、本題です。

この時期は、有力馬も秋のＧⅠレースへ向けて、鋭気を養うので、このレースを回避するケースが多いのですが、久しぶりにフルゲート１８頭で行われますね。
嬉しいことです。
ちょっと残念なのは、２年前に、エイトクラウン以来、３９年ぶりに牝馬としてこのレースを制した、スイープトウショウの名前がないことくらいでしょうか。

早速、展望を占います。

当日は、どうも阪神競馬場のある兵庫県は、雨の天候が予想されています。
今日も本格的に降りましたので、馬場は、回復しても良に近い稍重位が精一杯のような気がします。

そこで、道悪巧者や、全天候型の馬が、先ずは台頭してくるでしょう。
しかも、道悪となると、「前残り」の展開も想定しておかねばなりません。

出走メンバーを見ると、どちらかというと前目で競馬をして、持ち味が活きるタイプも数多く、厳しい流れになると思われます。
最後方からの「乾坤一擲」の追い込みは、なかなか決まりにくいレースのなるのではないかな…と見ます。

そう考えると、このレースは、道悪になるとはいえ、メンバー構成から、実力の絶対値通りに決まるのではないか…とみて、以下のフォーカスとしました。

◎ダイワメジャー（１１番）
　前走が、ケチの付けようのない完勝でした。しかも得意の右回り。
　さらに、この馬は典型的な「全天候型」で、メンバー中最も減点材料が少ない。
　距離は、昨年の有馬記念から、保つことは証明されています。
　この評価は「馬券対象の軸」として、不動と見ます。

○メイショウサムソン（１７番）
　小生もライブ観戦した、前走の『天皇賞（春）』で、距離不安説を一掃。
　この距離はむしろ歓迎で、道悪も苦にしないタイプ。
　厳しい流れにも対応できる勝負根性を鑑みて、やはり、一目を置くべき存在。
　一応この評価としたが、限りなく◎に近い評価。

▲ポップロック（５番）
　この春シーズンは、全く精彩を欠く武 豊 騎手ですが、最後の最後は締めそう。
　この馬も、道悪ほど良く、有馬記念２着の実力は素直に評価して良い。
　今シーズンも大崩がなく、充分馬券対象内に食い込める余地はある。

☆ウオッカ（２番）
　６４年ぶりの『牝馬の東京優駿馬』。その実力は高く買える。
　阪神競馬場での１枠２番は、この馬の「後の大活躍」の序奏となった「好枠」。
　さらには、古馬牡馬との斤量が、３歳牝馬であるゆえに７ｋｇも軽い「恵量」。
　好走材料は揃った感じ。

△アドマイヤムーン（６番）
　２度の海外遠征から帰国初戦。だが、海外でも優勝３着１回と崩れていない。
　実力は上位で、この距離もギリギリではあるが守備範囲とみる。
　ただし、当日は道悪がほぼ確実な情勢…これを克服できるかがカギとなる。

△カワカミプリンセス（７番）
　史上初、「牝馬ワンツーフィニッシュ」もありえるかも…。

△シャドウゲイト（１４番）
　レベルが決して高くないＧⅠレースではあるが、これに優勝した「ＧⅠ馬」。
　今年に入って絶好調で、道悪になればなるほど、軽視は禁物。

までとします。

怖いのは、松岡騎手を鞍上に迎えたアサクサキングスと、アドマイヤフジですね。

馬券は、１１番と２番の単勝式＆複勝式、１７番の複勝式と、ワイドの１１－１７が勝負。
３頭とも当てる馬券は、１１，１７番の２頭軸で、印を付けた馬へ。
（明日は、「ウォッカで乾杯」したいので、２，１１，１７のボックスも視野。）

ただし、今回は、明日結婚する友人への「プレゼント馬券」として、以下も用意。

普通馬連の２－７，馬単の２→７。
３連複の２－６－８と、３連単６→２→８。

明日の新郎＆新婦のお誕生日にちなんだ馬券です。
なんと新婦は、やはり最近ご結婚なさった、藤原 紀香 さんと同じ誕生日です。

ですが、決してありえない馬券ではないと思いますので、真面目です。かなり。

明日は、東京に到着してすぐに、「券」で購入予定です。
（でないと、プレゼント馬券は、全く意味がなくなりますので…。）

ちなみに、「陰の予想家」である、小生の前職の先輩のフォーカスは以下の通り。

◎ダイワメジャー
○アドマイヤムーン
▲メイショウサムソン
△ポップロック
道悪なら、○をアドマイヤムーン→シャドウゲイトにスイッチ。
この４頭のボックスで勝負…とのことです。

先輩は、『安田記念』を、急遽コンゴウリキシオー抜擢で、ゲットしています。
目が離せな予想ですね。

また、今回は、スペシャルゲストに「陰の予想家第２号」として、前職で一緒に仕事をさせていただいた、競馬大好きの後輩（入社３年目）も、予想を展開。
フォーカスは、以下です。

◎ポップロック
○インティライミ

勝負師ですね～。

でも、こういう強気の姿勢…良いです。こういう人には、必ず運が付きます。
チェックは必要ですね。

さあ、今年の春競馬も、この『宝塚記念』でおしまいです。

終わりよければ全て良し…となるでしょうか。楽しみですね。


最後に、ちょっと脱線して、将棋の話になりますが…。

明日は、佐藤 康光 棋聖に、渡辺　明 竜王が挑む『第７８期 棋聖戦 第２局』がありますね。
６月９日に引き続き、小生にとっては、ここでは運がない様で、またしても先約ありで観戦できません。

ただ今回も、しっかり遠くから、素晴らしい対局になるように、両対局者にエールを贈りたいと思っています。

nanaponさんの最近の興味深い記事『Show the flag』でも述べられているように、素晴らしい熱戦を期待したいですね。