糖尿病合併症と戦う

糖尿病やその他、医療中心に書いていきたい。また、医師や医療制度にも強い不満がある。少しでも、改善できたらいいと思う。

医者は、患者のHbA1cを急激に下げるな。医者は勉強しろ。

2020年09月26日 11時13分50秒 | ニュース
ある女性患者が、ブログ2周年という興味深い文章を書いていた。
合併症で排尿障害になったそうだ。便秘は多いんですが、排尿障害はあまり聞かないですね。まあ、自律神経障害が起きるので、いろんなことが起こる。

入院時の眼科検査では、網膜症の合併症がなかったそうだ。でも、治療後に眼底出血が見られ単純網膜症になってしまった。なぜだ? 本人は、高血糖からインスリン治療で急激に血糖値を下げたからだろう、と書かれているが、どの程度の期間でどれだけ下げたのか聞いてみた。すると、2か月でHbA1cを8%下げたそうだ。(6月 15% 7月 11.7% 8月 7.0%)  驚き、むちゃくちゃ、デタラメ。こんなに急激に下げたらダメだ。なぜ医師は、こんなアホばかりなのかね?

人間の身体は、急激な変化に弱い。血糖値が急激に上がるのは良くないが、急激に下げるのも、良くない。例えば、血糖値が180と高い。130まで50下げたい。50くらいなら、一気にインスリンを2単位ほど打って下げてしまうが、230で100下げたい場合、私は2段階で下げている。インスリン4単位を2単位ずつ3時間ほど開けて打つ。血糖値を急激に変化させないためだ。合併症が心配な人は、その方がいいと思う。

HbA1cでは、合併症のある患者だと、0.5%/月程度のペースで下げるのが妥当と言われる。 私は、もう8年ほど前になるが、0.5%、0.5% と強く意識しながら自分で下げた。 まあ、最初の月は1%くらいにはなったが、次の月は0.7%  その次は0.6% ・・・だったと思う。それで、私は大丈夫だったが、急激に下げるのは、絶対いけないことです。

この医師のミスで、患者が一生回復できない障害を負うことも少なくない。裁判を起こしている患者も多くいる。なぜ医師はこんなにバカなのか?呆れてしまう。

ところで、この女性患者に質問したとき「あらあら、医師叩きのネタを与えちゃったかしら。」とバレてしまった。笑 この女性は、自分が題材にされるのを快く思っていないようだが、少し我慢してくれ。私は、こんな医師の悪口を書いて喜んでいるわけではない。今後の犠牲者を少しでも減らそうと思ってやっている。

それにしても、医師になるのは、医学部入学が極端に難しいだけで、医師国家試験合格後は、ほとんど勉強しない医師が多い現状は、どうにかならないものかね?