皆様、いつのご利用ありがとうございます。本日も、楽しく仕事させていただけたことに、感謝!
そんな私は最近、スタイリングについて考えています。私がサロンに入ったばかりの頃は、サッスーンカットの影響を受けた先輩方の全盛期でした。ミリ単位の狂いも許さない様な緻密なカットに、仕上げはあくまでブローでツヤツヤと、「お手本」のような技術がもてはやされた時代でした。
時は流れて、「シャギー」、「レザーカット」、「ゴージャス巻き髪」、「ゆるふわ」・・・ヘアアイロンが活躍し、いわゆるブラントカット(ハサミでまっすぐきれいに切るカット)とブローはいつの間にか脇役に。
でも、最近の皆様のリクエストをお受けしていると、ボブ・・・それも、ちょっと昔風のテイストに戻ってきているようなんですよ☆
それで思ったのですが、以前、サッスーンカットが出てくる前までは、レザーカットでアイロンやカーラーで作る仕上げって、とってもポピュラーな方法だったんです。それがいつの間にかブローに取って代わられたんですけれど、その流れから行くと、この先少しずつ、またブローの時代が帰ってくる気がします。実際、カールの強さやふんわり感、「ここでやめとこう」というような、微妙なニュアンスをきれいに出すツールとしては、ドライヤーとブラシを別々に使う「ブロー」は、きれいに後ろに流すのにも、くるんと内巻きを作るのにも、とっても合う道具ですからね。それに、乾かしてからアイロンに変える手間もなく、そのまま仕上げに入れる点も便利です。もちろん、まだまだコテやアイロンも手離せないけれど、少しずつ、ブローの練習を、始めてみてはいかがでしょうか。「古い技術」、「昔の方法」と決めることなく、使いこなせれば強い味方になりますよ。これから少しずつ、私もブローの仕上げを増やしていこうかな、そう考えるこの頃です☆(^^)
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