木陰の椅子

「シニア夫婦二人暮らしのつれづれ」から「一人ぼっちのつれづれ」に。明日も良い日にするために頑張りたいなと思います。

風が凄まじい!

2024-12-23 | つれづれに

今日も冷え込む。風が凄まじい。上州名物の空っ風が。
今朝のストーブの室温表示は1度(これ以下の表示はできない)だった。
テレビでは県内水上や草津の、一夜にして大雪となった状況を伝えているけれど、我が家辺りは風は吹き荒れてはいるものの、お日様はピカピカだ。
居間から見える神社の大ケヤキもいつの間にか丸裸になっているけれど、そのお日様に照らされて光っている。

 

 

強風で外では砂埃や枯れ葉などの塵類が飛び交っている。こんな日は出るのは危険、閉じこもるしかないから、フィルとパティの着替えでも。
新しい服を作ってあげたいけれど、思っているだけでなかなか手が動かない。
去年の洋服しかなくてごめん、と謝りながら……。

 

 

少しでも明るい気持ちになれたら…と、夫が亡くなった年から次男のお嫁さんが送ってくれるようになったアドベントカレンダーも、今年で3回目。今日の窓を開けると、雪の結晶模様のチョコボールが出てきた。リンツのチョコ、美味しい!
まだ開いていない窓はあと一つ。

 



 

図書館通いが当たり前になって、一昨日に借りたのは4冊。当たり前だけど図書館には本がいっぱいあり過ぎて、目移りしちゃって決められない。
そこでまずは、日頃愛読している作家さんの本を読みつくすことにした。
まずは

✳️小野寺史宜:「みつばの泉ちゃん」から。

大好きな「みつばの郵便屋さん」シリーズに登場する“泉さん”のファンだ。タイトルから、あの泉さん?と思ってパラパラとしたら、やはりそうだった。泉さんの幼少期からの物語、迷わず借りた。
小野寺さんの本では、「食っちゃ寝て書いて」でもみつばの住人が主人公になっている。

✳️伊吹有喜:彼方の友へ
✳️古内一絵:最高のアフタヌーンティーの作り方、星影さやかに
「最高の~」はずいぶん前にブログ仲間のマロンさんに教えてもらっていたが、何しろ図書館にはいかない人だったから、探せなかった。

 

返却は明けて10日。何かと気ぜわしい年末年始、読み切れるかな?

 

そして、ほしおさなえさんの本「銀河ホテルの居候」2冊。
文庫本で見つけ、今までの癖がでて迷うことなく買ってしまった。
手元にあればいつでも読める、お正月過ぎたらゆっくり読もう。

 

 

風は止みそうもない。
夜型の私が、珍しく外の陽光ともみくちゃにされている庭木を眺めながら、これを書いている。
主婦なのに横着三昧している。これも一人暮らしの至福の時間、にほかならない。

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「旧態依然」として

2024-12-18 | つれづれに

新聞を取っている家庭はどんどん減っているらしいが、我が家は相変わらず購読を続けている。

テレビ番組もいちいち新聞を広げては、〇〇時台は…と指でなぞらえながら探すという旧態依然としたものだ。
子や孫たちの番組チェックときたら、猛スピードで画面をスクロールさせているから、同じ画面を見ながら、私は表示されたものを読み取ることもできやしない。

20年以上取り続けている新聞は、朝3時半頃に届く。
車の音がして、ポストに入れる音がして、いつもではないが宵っ張りの私は、一瞬目覚めても、「朝早くからお世話様」と見知らぬ配達員さんを労いながら、すぐにまた眠りの世界に戻る。

 


母の着物と裏地で小物入れ 娘作

 

その新聞を朝食を摂りながら読む。というほどでもないかな、パラパラとめくる。
総合面、政治、解説、国際、経済、投書、商況、くらし・教育、社会保障、くらし、スポーツ、文化、地域、社会、番組と続いて、今日の新聞は全30面。

1面からではなく最終ページから読み始めるのは30代頃からのこと。
凄い、もう45年ほども続けているのだ。必ず目を通すのは番組欄、くらし欄、下段の新刊紹介、最後に1面のコラムくらいで、パスしちゃうページが圧倒的に多い。

でも、くらし欄の「人生相談」はぜったい忘れない。小さなことの積み重ね、いったいどれだけのお悩みを読んできたのか。その数「万」単位?
それでも、新聞をとじたと同時に今読んだことを忘れてしまうお粗末。新刊紹介や再読したい記事はスクラップしておくので、溜まりに溜まっているけれど…。

 


100均のブロック「シマエナガ」 娘作

 

新聞購読料が来月から値上がりするという。配達される紙面の3分の1くらいしか読まないのだけど、値上げは痛いけれど、でも止められないな。

家電もそう。皆、携帯のみの契約に切り変えているけれど、変えられないな。
紙に書かれた文字が好き、家電にしか対応できない年老いた姉と義姉がいる。たったそれだけの理由でだけど、もう少しこのままでいこう。
もう少し「旧態依然」で、そのままで。

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昨日のこと、今日のこと

2024-12-06 | つれづれに

どういうわけか今年は、月の半分にいろいろな計画が連日のように続き、残る半月はまったく予定無し、というふうに過ぎてきた。
今月もそう。
予定を書き込んであるカレンダーを見ると、前半13日まではギッシリでも、師走だというのに後半は1つの通院を除いて空白という極端さ。
そして笑ってしまうが、予定が込み入っているのに、7ヵ月も欠席していた俳句グループの定例会に出席したりする。
そう、昨日がその定例吟行・句会だった。先月の合同句会出席の勢いでの参加。合同吟行では会えなかった仲間達に歓迎されたが、半分うれしくて半分情けない居心地の悪さがあった。

 

 

なんとか句会を終えて公民館の玄関ホールに出ると、お花屋さんの出張販売が来ていた。真っ先に目に入った、ピンクの花びらのまわりがちょっとギザギザとなったシクラメンが可愛くて、迷うことなく買った。
げんきんなもので、鉢を抱えたとたん心の中に居座っていた引け目など吹き飛んで、気分は晴れ晴れ。俳句仲間達もつられたように次々に購入してしばし花談義。ちょっと早いけれど「良いお年を!」を笑顔いっぱいで言い合って別れた。

 

 

 

帰宅すると同時に宅急便が届いた。
送り主は三男君一家。開けると、なんとも可愛いトトロのひざ掛け、シックなスマホポシェット、孫たちのアルバム2冊。
「食べ物だと食べきれないかなと思い品物にしてみました。気に入ってもらえたら嬉しいです」とお嫁さんのメモ。
お歳暮ですって。
なんとも嬉しい日でした。

 

 

そして今日。

午前中は、計画だけは大胆に「ポタジェガーデン」を目指している畑仕事。

午後は白髪染めに。若いオーナーさんとブイチューバーの話で大いに盛りあがり、他にも話題は尽きなくて、良く喋り良く笑った。髪もスッキリした明後日は、ちょっとオシャレをして「第九」を聴きに行く。

美容室からの帰路、図書館に寄って本を2冊借りた。

 

 

借りてきたのは、大好きな本「桜風堂ものがたり」の作家・村山早紀さんの「風の港」、福田和代さんの、航空自衛隊中央音楽隊ノート3「薫風のカノン」。1、2は本箱に並んでおり、3を読みたかったから嬉しい、早く読みたい。

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「樋口さん」と「氏家さん」

2024-11-27 | つれづれに

数日前、テレビドラマ 「警視庁強行犯係 樋口顕―遠火―」を見た。
この番組に限らず、いつもBSの再放送で若き頃の俳優女優ばかり見ているが、新聞の番組欄で紹介されていた、警視庁捜査1課の実直な警部・樋口顕を演じる内藤剛志の顔がそれなりに老けていたので、これは新作かな? と興味がわいたのだ。

別に刑事物が好きというわけではない。
船越英一郎系のちょっとふざけたもの、仲村トオル系の重く陰湿なもの(どっちも再放送)等は、他に見る番組が無くてもスルーする。
でも、この警視庁強行犯係はほとんど見ているように思う。

樋口を演じる内藤剛志、親友であり、樋口と組んで事件を解決に導く生活安全課の氏家を演じる佐野史郎、他に榎木孝明、矢田亜希子、河相我聞がレギュラーだが、この人達のファンでもないし、内容が特別面白い訳でもないが、まったくのところ、自分でも笑ってしまうような理由から、チャンネルを合わせる。

その理由とは? 
親友二人と同じ名前の「樋口さん」と「氏家さん」が登場するから。
それだけのことで?
そう、それだけのことで。

 

樋口さんは、一番の親友だ。
出会いは1993年6月。まだ東京にいた頃で、受講した「中高年の初心者山歩き講習会」の初日に、同じテーブルについた時。多分お互いに一目ぼれ(男女でなくてもそういう関係ってあるんだね)。
樋口さんは、夫と同じ2022年に帰らぬ人となってしまったけれど、今でも永遠の「一番の親友」に変わりない。

氏家さんとは群馬に越して来てから出会った。
夫以外に知り合いのいないこの町での日々を、おもしろ可笑しくしてくれた最初の友。
夢を見させてくれたし、実りの喜びもおしえてくれた。彼女のもっているものを惜しみなく与えてもらったことで、55歳から始まった新天地での不安な日々も、いつしか遠いものとなり、今では当たり前のように、この地にとけこめている。
氏家さんは元気いっぱい。同じ年齢なのにカッコ良すぎるけれど、天然ぶりも垣間見せてくれるから、ヤキモチも焼けない。

 

ドラマの二人が「樋口」「氏家」と呼び合うたびに、内容そっちのけで、樋口さんを想い、氏家さんを連想しては、二人からの友情に包まれているかのような気持ちになるのだ。

刑事ドラマを見て親友たちを思い浮かべる、かなり変だけど……。

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良いことありそな1日のスタート

2024-10-31 | つれづれに

雨戸を開けると、爽やかな朝、清々しい秋の空!
何かいいことがありそうな、そんな空が広がっていた。

階下に降りると、部屋が冷え切っていてちょっと寒い感じ。
今冬初の石油ストーブを点火した。
そして、大きな声で元気に「おはよう!」と夫に挨拶。

そうだ、フィルとパティも冬支度に。
ソファーのクッションもカバーも、秋冬用に変えた。

 

春夏の花が終わり、マリーゴールドだけでちょっと寂しかった花畑に、菊が咲きだした。
最初に開きだしたのはピンク。
可愛い!
ここのところ寂しかった仏壇やお墓も、すこし明るくなる。
たくさん供えてあげよう!

そして今日一番のビッグニュース、メジャーリーグワールドシリーズでドジャース優勝。
午後からのテレビは、大谷選手&ドジャースのニュースが席巻していた。
もちろん私は、その画面に延々と釘付け。
にわか大谷翔平ファン、にわかドジャースファン、そして、にわか野球ファン。
この春から、ルールもなにも分からずに、ドジャース戦のみに心躍らせた、時には家事そっちのけで…。
やっぱり待っていた、良いことが。
ドジャース、大谷選手おめでとう!

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