少しずつでも動かなくてはと、その手始めに予定していた音訳ボランティアKの会の11月定例会の前々日のこと。
ほぼ出来上がっていた「定例会次第」をプリントしようとPCのスイッチを入れたところ、リアクションがない。何度か試みてもスイッチは入らず、というかもう起動されている状態。
え? え? どうしたの、夕べ迄はすんなり使えてたのに。
どうしよう、手書き?
でも内容を覚えていないし、議題を調べるところから始めなくちゃならないの?
次第は手書きで済ませても、PCが使えなかったら非常に困る。
どこで買ったんだっけ? 保証書は?
情けない、すべて夫任せできたから何も分からない。
そして夫はいない。
思いあぐねて、パソコンのことを良く知っていそうなTさん宅に出向くと、「帯電しているのではないか」ということで対処法を教えてもらった。
翌朝、心配して連絡をくれたTさんに状態が変わらないことを告げると「買った電気屋さんに持っていくのが一番」と言われた。
ネット購入だったことを言うと「お宅で購入したPCではないがと断って、とりあえずいつも行く所に電話してみたら」とアドバイスされた。
言われたとおりに電話したのが、頻繁に利用しているケーズデンキで、「とりあえず持ってきてみてください」と言われて即駆けつけ、あっという間に解決できた。
といっても、そこはケーズデンキではなく、店内に併設されているパソコンクリニック「PC DEPOT」。他店購入、保証内・外のPC修理・点検などを行っているパソコンの診療所だそうだ。
とりあえずは使えるようになって安心しながらも、頼みの夫がいなくなって、これからに戸惑っている私を見かねたか、「我が家のデジタル担当」とキャッチフレーズのついた定額会員になったらどうかと勧められた。家庭のデジタル全般の手伝いをしてくれるのだそうだ。
スマホの不具合だけでも2回3回とdocomoに駆けつけているこの頃、もうくたびれ果てている身には渡りに船の情報だ。
パーソナル一人用、現在使用中のスマホ・タブレット・パソコンのうち2台までで月3,000円のコースに加入し、スマホとPCをみてもらうことにした。
「調子が悪い時だけというと月3,000円は高いと思われるかもしれないが、メンテナンス、操作方法、プラン見直しなど、どんなことでも相談ください」ということで、何よりも「安心」を手に入れることが出来たのが大きい。
PCもスマホもなくてはならないものだから。