我が家近辺は、物騒な年明けになった。
梯子をかけてチャチャチャッとやっただけの瓦工事に50万円支払った、警察官を名乗る電話で50万円を振り込んだ、と2件も。
しかも後者は高齢者ではなく、そのお宅の若い主婦。
かつて我が姉と義姉も、本人たちは納得しないままながら寸でのところで、周りの人間によってくい止められたことがある。
二人の話をきけば、いざその時の❝心❞というのは、思いもしない動きをするみたいだ。
先日の出来事以来、自分に出来る防犯対策は怠らないように気を付けている。
台風の時以外は閉めたこともない雨戸は、面倒がらずに夕方には全て閉める。
カメラつきチャイムや防犯砂利を敷くことは昨年のうちにやった。
鍵の周辺だけだったサッシの飛散防止シートの貼り付けも、面積を広くした。
そして今日は、居間のシャッター上げ下ろし用の棒を作った。
考えれば、台風のときでさえ閉めなかった気がする。
長年の開けっ放しで、下ろすにも手が届かず、力いっぱい下ろしても手を離すとダダダッと上がってしまう。
引き下ろし用の棒があるはずだが、見たこともない。
そこでS字フックをガムテープで巻きつけてみた。
反対側の曲がった部分は伸ばしたかったが、手指に力のない身、ビクともしない。そのまま巻き付けた。
ケガの功名というか、曲がったままくっつけた部分がシャッターを押し上げる時に使えることがわかり、ちょっとだけ満足感も。
この冬最大の寒気がやってくるとの天気予報。
防犯対策もさることながら、そっちはさらに心配になる。