喜寿というのは叔父さん伯母さんとか近所のお年寄りのものだと思っていたが、誕生日の今日、友から「喜寿おめでとう」のラインが届いて、自分のことと知った。
思えば、叔父さん伯母さんはとうにいないし、頭に浮かんだ近所のお年寄りもいない。喜寿=77歳の長寿を祝うこと。
いつのまにか長寿を祝ってもらう立場になっていたことにビックリ。
娘から
「77歳ってかっこいいな。いいことありそな1年間の予感あるわぁ!」
と。
カッコいいといわれては、後期高齢者だ、できないことが増えてきた、すぐ疲れて…などとくすんではいられないなッ!
即返信。
「大谷君が4年連続30号ホームラン打った。しかも特大だ。初収穫のミニトマトがすごく美味しい。さっそく2つもあったよ」
即・即返信。
「いいね、その調子!」
チビ女の子孫たちからはお手紙が。
長女ちゃんは2年生。
アンケートつき。
久しぶりに好きな色とか好きな本とか好きなテレビ番組とかを、まじめに考えてしまった。
次女ちゃんは5歳。
なんども書き直したんだね。
左からばぁば、次女ちゃん、亡くなったじぃじが描かれている。
このごろ数字を覚え始めた4歳の三女ちゃん。
その下には多分、お誕生日おめでとう、遊びに行くね、大好きだよ、と次女ちゃんと同じようなことが書いてあるんだろうな。
そして夜にはビデオ電話で HappyBirthday の大合唱。
77歳。一人ぼっちの夜ではあるけれど、まぁまぁ平和に過ぎていきます。