木陰の椅子

「シニア夫婦二人暮らしのつれづれ」から「一人ぼっちのつれづれ」に。明日も良い日にするために頑張りたいなと思います。

元気に「おはよう」、小さく「おやすみ!」

2024-05-29 | 一人になって

目が覚めるとまず、布団の中でスマホをチェックしたりぐずぐずしてから、最初にやることは家中の雨戸やカーテンを開けること。
物置となっているかつての子供部屋も、使っていない部屋も、とりあえず光や風を入れる。
それから着替えをし、階下に降りる。
下でも同じ。まずは雨戸やカーテンを開ける。大声で「おはよう」と呼び掛けながら夫の部屋(仏間)のふすまを開ける。その日の第一声だ。
仏壇をサッと拭き、花の水を替え、お水とご飯を供え、線香をあげ、お鈴を鳴らす。お坊様によると、夫は17年かけて仏様になるための修行中らしいので、「今日も頑張ろうね」と手を合わせる。

 

 

そして1日が始まる。
今の時期はとにかく畑仕事、庭の手入れに追われ続けている。
2時間3時間と集中してクタクタになることもあれば、15分20分の細切れ時間を、何度も繰り返すこともある。
昨日は畑の空きスペースに、枝豆と児玉スイカ苗を植えた。
ここ2~3年、何も育てずに空けたまま、草の栽培をしていたようなスペースが結構あるが、土というのは使ってこそ良い状態を保てるような気がして…。

 


さらに夕方には、アマゾンに注文していた「園芸用剪定バサミ」が届いた。今使っているハサミの切れが悪く、私自身の腕の力も弱くなってきているせいか、あまりにも難儀なものだから。

切り口最高! 三種類選択 切断径67mm SK5高級炭素刃物工具 などと説明書きがあってもさっぱり分からないが、この春に枯れてしまったツツジの直径3cm程の枝がスパッと切れたから、作業ははかどりそうだ。

それだけ注意も必要ということだ、心して取り掛かろう。

 

 

1日が終わる。
暗い仏間に「おやすみ~」と小さく挨拶。「
「おぅ、おやすみ!」の返事を期待して1、2秒耳を澄ますが、修行で疲れ切っているのかな、夫の返事はない。

 

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朝寝坊のことと車中泊のこと

2024-05-25 | ご近所友

朝、ご近所友のKさんからラインが入っていた。
「今日から富山方面に出かけてきます」と。
Kさんとはお互いに、宿泊を伴うお出かけの時は一声かけあっている。
続けて「出かける時、雨戸が閉まっていたけど大丈夫?」とあった。

一人暮らしになってから、Kさんは何かと気にかけて下さっている。
私の朝が、目覚まし時計は7時、その後はスマホチェックしたりなんだかんだグダグダして、遅くても8時には寝室の雨戸を開けることを知っている。

しまった!! 
今朝、雨戸を開けたのは10時近くだった。
こんなに遅かったのは、一人になって初めてのことかもしれない。
ずーーっと仕事が上手く進まなくて、昼夜逆転に近い生活になっていたのが、なんとか納品してホッとしたため、2度寝してしまったのだ。

Kさん、出がけに心配かけちゃってごめんなさい。

即返信すると、「良かった、我々も気を付けて行ってきます」と、即返信が来た。

Kさん夫妻は、キャンピングカー仕様の大きな車での旅を楽しんでいる。ご主人がまだお勤め中なので、たいていは4~5泊だ。
もう一人の仲良しご近所友のWさん夫妻は、キャンピングカー。こちらのご主人はリタイヤ―しているので、1週間~6週間と長い。
「2夫婦+あなたの5人で行こう」と誘ってくれるけれど、「行かない! 私だけ一人じゃ寂しいもん」と断ったら、Kさんが「じゃ、大きい車に慣れたら、ウチの車で女性3人だけで行こう」と言ってくれた。

「車中泊の旅で白地図を塗りつぶして行こう」が、夫と二人の夢だったから、もう行けなくなってしまったけれど、彼女たちより私(たち夫婦)のほうがずっと先輩なのだ。
だから3人寄ると、話も合う。

さ、明日からはキチンと起きましょう。

 

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狭いけど、ご自由にどうぞ!

2024-05-23 | つれづれに
前の畑の道路際に麦が植えられるようになって、3度目の春。
実りの時期に近くなったせいか、このところ雀の行き交いが頻繁だ。
まっすぐ立ち上がる穂の上を、ホバーリングしている姿はなんとも愛らしい。
 

 

チッ、チッ、チッチッチッ、チッ、チッ、チッ、チッの囀りもかなり賑やかで、しばし眺めていること多々。
幼い頃から、雀ほど馴染みある小鳥は他にはいないが、警戒心が強く、けっして馴れてはくれない。気がつくと庭や木々にも数羽が遊びに来ているが、私が気づくと同時に彼らも警戒を始める始末。
「仲良くしようよ~」と声がけしても、ぜんぜん気を許す気配なし。
キンモクセイに取り付けてある小鳥箱も、買って20年近く1度も小鳥が入ったことが無い。

 

 

ふと俳句仲間に教わったことを思い出して、毎朝仏壇に供えるご飯をサッと水洗いして、撒いてみた。
今日もいい天気……部屋に戻り、コーヒーなど飲みながらリラックスしていると、麦畑に負けないくらい我が家の庭でも、チッ、チッ、チッチッチッ、チッ、チッ、チッ、チッの大合唱。
しめしめ…ワクワクしながら、写真を撮ろうとそろりそろ~り、身体を持ち上げたとたん、揃って飛び立っていった。

 

 

よしよし…ごめんね、写真なんかどうでもいいよね。
超狭い庭だけど、あなたたちに明け渡すわ。
テーブル・イスを脇に寄せできるだけ広くして、気持ちよく啄むめるようにした。

また明日、お出でね!

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気がかりは無くなったけれど

2024-05-22 | つれづれに

GW入りからなんとも落ち着かない日を過ごしてきた。
急な来客があって、子供達の帰省があって、ボラグループの定例会があって、通院があって、白髪染めに行って、オープンガーデンに行って、コンサートに行って、ちょっとだけ勉強して、ダラダラして……、残りの時間は畑仕事と庭の手入れ。
わずかな時間でも見つけたら、小刻みに畑仕事。

ドカッと大きな何かがあったわけではない。
なのに落ち着けなかったこの3週間。

 

 

 

その間に、この春からスペースの半分ほどを花畑にした畑では3~4種類の花が咲き始め、花畑にしようとのきっかけとなった「仏壇とお墓の供花」には事欠かなくなった。
そこだけには、すごく満足している。

 

 

落ち着けなかった理由は、たぶん、年に2回だけ入る仕事のせい。
長く関わってきての慣れで、甘く考えていた。そのしっぺ返しだろう、考えがまとまらないまま、今日の締め切りを迎えた。
先方の控えめな問い合わせが入ったと同時に納品できたが、2ヵ所の変換ミスに気付き慌てて連絡、よけいな手数をかけてしまった。
反省!
反省!
気がかりは無くなったのに、今一つスッキリしない夜。

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