木陰の椅子

「シニア夫婦二人暮らしのつれづれ」から「一人ぼっちのつれづれ」に。明日も良い日にするために頑張りたいなと思います。

活発になってきたボラ活動

2024-06-11 | ボランティア活動

今日はボラグループKの会の定例会&朗読劇練習。

明日は自立センター水曜コース慰問。25日は朗読劇練習。30日は市内ふれあいサロン慰問。
8月のお盆の時期を除いて、7,9,10,11月まで予約が入っている。
昨年までは年に1~2回程度と寂しいかぎりだったが、動き出したことで、グループ内にも活気が出てきた。
まだまだ本来の慰問先である老人施設への慰問は叶わないが、聞いてくださるのが高齢者であることには変わりない。
とはいうものの、自分たちとほとんど年齢は同じ。気力体力バリバリとはいかないものの、高齢者なりに元気いっぱいの方々が対象だ。
拍手あり、笑いあり、即反応ありで、終演後の言葉もいっぱいいただける。
気が抜けないから緊張もするが、終わった後の満足感もある。

 

音訳テープ利用者がどんどん減ってゆき、会員のモチベーションも下がる一方だった9年前、グループのために、自分たちのためにもとスタートさせた朗読劇だった。
コロナ禍で苦境にも立たされたが、全員が高齢者(私を含む一部が後期高齢者)であっても、とてもエネルギッシュだ。慰問などと言っているが、たくさんのパワーをもらっているは私たちの方なのは間違いない。

 

 

明日の出し物は朗読劇「だってだってのおばあさん」と、個人朗読で「ふるさとの伝説」。わが市にまつわる昔話を3話披露する。

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アドベントカレンダーとあたふたと

2023-12-30 | ボランティア活動

お嫁さんのMさんが送ってくれた、テディーベアのアドベントカレンダー。昨年も送ってくれたが、私がすごく喜んだので、「今年も楽しんでほしくて…」と、昨年の倍はありそうな大きなのが届いた。

 

ボール、サンタクロース、雪ダルマ、クリスマスツリーなどが日替わりで窓から顔をだしてくれたが、なによりそのチョコが美味しくて…。
お正月にやってくる孫たちに残しておこうと思ったのは最初だけで、最後の窓から出てきた特大テディベアに至るまで、一つ残さず食べてしまった。

 

 

まったくもって、なんというばぁばだこと。
可愛いチョコを探して、お正月までに、窓の一つ一つに入れて、また窓を閉めておかなくちゃ。
孫たちは、お正月にばぁばんチの窓を開けるのを楽しみにしているのだ。

 

 

そんな食いしん坊をしちゃったから罰が当たったのかもしれない、25日から始まった広報1月1日号録音のあたふたは。
音量レベルもきちんと確認しながら作業したのに、途中から小さい小さい音量になってしまっただけでなく、確認のためのスピーカーが言うことをきいてくれない。
あぁでもない、こうでもないとあちこちいじっても事態は変わらず。
情けないほど骨董級の録音機器ながら、考えられる限りの対策を試みたが、けっきょく改善されず。
メンバー3人で相談の結果、完璧ではない音訳テープだが発送し、翌日、利用者さん一人一人にお詫びの電話をした。どなたも恐縮する私に優しく労いの言葉を下さったのが、とにかく申し訳なくて申し訳なくて。
特に元旦号の市長・市議会議長の新年挨拶は、ご本人に読んでいただいている。その部分はまだ不調になる前だったからきれいに録音されていたから良かった。そのことも、しっかり利用者さんにはお知らせした。
そして昨日。仕事終いで市役所職員さん達が忙しく動き回っているなか、先輩と二人で機器の検証をしたもののお手上げ。来年に持ち越さざるを得ず録音室を出た。3日間通い詰めたのに徒労に終わってしまった。

 

ダメなものは仕方ない。
開き直った今日、やっと年賀状を書き終え、玄関周り等の掃除をし、正月飾りも終わった。とはいえ、やらねばならないことはまだ幾つか残っている。2日から三男君一家がくるが、年越しは一人でのんびりのはずが、どうやら例年どおり、大晦日まであたふたすることになりそうだ。

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おこまがしくも表敬訪問を!

2023-12-19 | ボランティア活動

昨夜は寒かった。
冬用のカバーをかけた羽毛布団1枚で事足りていたが、この冬初めて、昼寝用の薄い毛布を上に掛けた。
寝心地最高、ほかほかに包れて朝まで1度も起きることがなかった。

昨日は、嬉しいことの訪問があったのだが、予想していたものとは程遠い、とんでもなくかしこまったもので、最後まで緊張のしっぱなしだった。
会議室の大きな楕円形テーブルの上には、「令和5年度全国社会福祉大会厚生労働大臣表彰 表敬訪問」との仰々しい名称の「次第」と、私たちボラグループ「Kの会」役員6名の席順表が置かれていた。
そう、43年間の活動に対し、厚生労働大臣表彰をいただいた報告のための市長訪問だったのだ。
「こういうものをいただきました」の挨拶と、市長を囲んでの記念撮影で10分もあれば終わるものと軽く考えていた。
が、とんでもなかった。
真正面の市長の他に、広報課や所属の分からない方々数人に報道人、いつも大変お世話になっている社協の方々等、我々よりも多人数の方々が両脇に……。
我々全員がマスク着用だったため、慌ててマスクをつけに部屋に戻る市長の様子がドアの向こうから聞こえきて、少しだけ気持ちはほぐれたものの、歓談時間も含めて30分、緊張はとれなかった。
ねぎらいの他に、IT化に伴う市の取り組みや、新たな約束などもいただけたのは何よりも嬉しかったが、40周年記念誌をじっくり読んでくださったようで、「ボランティアとしては非常に忙しく活動されているんですね」と、活動を掘り下げて知ってもらえたのも嬉しかった。私たちだけでなく、市民はこんなふうに頑張っていますよ、とほんのちょっとでも知ってもらえたと思うから。

終了後、とにかく一息つきたくてファミレスへ行き、全員が甘いものを注文。夕飯時が近いから(午後4時を回っていた)とドリンクバーも頼まず、まずは落ち着きを取り戻すことに専念してから、「これからも頑張ろうね」と約束を交わし、「良いお年を!」を言い合って解散した。

いっかいの主婦が、小さい市ではあっても市長に会って直接話をする機会などもうないだろう。
店名をあげ、よく買い物に行かれるという市長。買い物途中に出会ったら、気軽に「市長さん」と声がけする約束もした。
どこかのお店でお会いしたいなぁ!

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手紙

2023-07-18 | ボランティア活動

長きにわたり、本当に本当に、会長という重責を担って頂き、ありがとうございます。そしてお疲れさまです。
私の後から入会されて、東京まで通勤していたと言うお話しに、当時ものすごく驚いた記憶があります。
その後少ししてから、会長職に就かれました。
ご主人様の看病見送りと本当にお辛い思いを抱えながら、会の40周年記念誌を作りました。まさか、できる?の不安も、立派なステキな唯一の物が見事に出来上がって、実現可能にしました。
もの静かなお見受けとは違って、すごいパワーの持ち主と、見直しました。

――――― 中略 ーーーーーー

全速力で駆け抜けて来た時を振り返り、今、静かに立ち止まって、これから先を考えたいです。
幸い、公民館のお教室は仲間に無事バトンタッチができました。素晴らしい仲間に支えられてきたこと、本当にありがたいです。
会に再び戻れることを目標に、静かに日々送れること、今一番の贅沢です。

 

私へのねぎらいの言葉とご自身の心境が書かれたラインを下さって、音訳ボランティア仲間のYさんが休会に入ったのはこの3月のことだった。
従業員7~8人を抱える個人事業で、出社はするものの外には出ないご主人に代わって、内で外で陣頭指揮をとり、ご自身の趣味から始めたことのインストラクターとして幾つかのお教室を持ち、そのインストラクター組織の重鎮であり、ボランティアとしてはかなり多忙な我がグループでも、きっちり役割をこなしていたYさん。
全速力で駆け抜けてきたとおっしゃるが、読書、音楽や舞台鑑賞、インストラクターとしての修練も怠ることなく、人柄も申し分ない。


何もかもが満点で、まさにスーパーウーマンと言える方が稀にいらっしゃるが、彼女もその稀なる人の一人だと私は思っている。

 

 

「こういう事情で」という理由はおっしゃらないが、そんな彼女が休会を決断するにはそれなりの訳があるのは確かであり、ずっと気になっていた矢先、嬉しいニュースが舞い込んで、それを伝えたくて3連休前に手紙を書いた。


今日、ポストに彼女からの返信が入っていた。
「嬉しくて何度も読み返した」とある。
愚痴のオンパレードみたいな私の手紙を喜んでくれて、すぐに返事を書いてくれて、こちらこそ嬉しくて、何度も読み返している。
ナデシコの花がいっぱい散らされた白い封筒。便箋にもたくさんのナデシコが咲いている。

手紙…書いて良かった。
そして、手紙を受け取るって、なんと嬉しいのだろう。

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「ありがとう」を受け取り「ありがとう」を返す

2023-04-12 | ボランティア活動

こんにちは。
本日は、お忙しい中、“Kの会”総会に出席いただきありがとうございます。
このあと、総会次第の4番、役員改選で、新会長にバトンタッチしますが、一言、挨拶させていただきます。

平成22年(2010)年から今日まで13年、会長職を担当してきました。
今は「長かった」「忙しかった」との思いが強いですが、時を経ていくうちに、「楽しかった」「面白かった」というふうに、変わっていくのは分かっています。
今、私たちKの会は、利用者の著しい減少という危機を迎えていますが、そういうことも見越して、2015年3月にスタートした「朗読劇」は、今後の活動の大きな柱になっていくことと思います。
さらに、2021年4月に発行した「設立40周年記念誌 想」は、そんな端境期を乗り切るための、大きな指針になるのではないでしょうか。
お一人の方の強い思いが、徐々に多くの人達を動かし、43年の歳月を、連綿と今日まで繋いできました。
Kの会とは、そういう稀有な会です。
積み重ねてきたものを、現状に沿った取捨選択をしながら、新会長のもと大切に守っていきましょう。

いろいろとお世話になりました。
これからは、一会員として活動をしていきます。どうぞ、よろしくお願いいたします。
ありがとうございました。

 

 

退任挨拶は終わった。
ようやくバトンタッチが出来た。
山口百恵さんが最後のステージを終え、そっとマイクを置いて舞台袖に下がっていった、あのシーンのような(おこがましいが)安堵の気持ちだった。
それほど、長かった、忙しかった。
でも、そこから受け取ったもののなんと多いことか。

そして、総会終了後の懇親会では、まさかのサプライズ。とんでもなく豪華な花束をいただいたのだ。
聞いたところによると、動いてくださった仲間が、わざわざ東京の花屋さんから取り寄せてくださったのだとか。
こんなサプライズは露ほども頭になかったから、一瞬、言葉も出なかったが、時間が経つにつれ沸々と喜びが湧いてきて、「長かった」「忙しかった」もどこかへ飛んでってしまった。

 

 

帰宅後は花束を小分けにし、まずは夫のお墓に報告に行った。
そもそも夫が探してくれなかったら、Kの会に出合うこともなかっただろうし、80ページに及んだ「設立40周年記念誌」については、夫の協力無くしては発行はとても無理だったかもしれない。

 

 

「ありがとうございました」の言葉を、何回も何回も言ってもらえたが、私からも「ありがとうございました」しかない。「これからも頑張ります」も添えて。

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