夫が居なくなってから、呆れるほど“食”をおざなりにしているのは、重々承知している。
そんな自分が情けなくて、情けなくて…。
そんな折、「料理を作らなくなったり、食をないがしろにすることは認知症への第1歩となりうる可能性大」という文言を目にした。
一人になって重要なのは、まず体と心の健康を大事にすること。
そう自分に言い聞かせてきたつもりだけど、考えてみれば何一つ動いては来なかった。食生活などその最たるもの。
ボケては大変だ。
すぐその気になる私。文言に脅かされて、今日は朝からしっかりと作り、そして食べた。
朝食
ベーコン、キュウリとタマネギのスライス、トマト、そしてとろけるチーズを乗せたトースト。
牛乳、ヨーグルト、オレンジ。
美味しかった!
昼食
夫の仏前から下げたご飯が溜まってしまったので雑炊を。
使わずに残っていた、頂き物の“鰻の炊き込みご飯”のお茶漬け用出汁を使い、豚肉を少しと、畑から抜いてきた長ネギと卵を入れた。
これは美味しかった!
+アイスクリーム。
夕食
カジキマグロのソテー、自家菜園のスティックブロッコリー、モズク酢、昆布佃煮・漬物・黒豆等。
どれも美味しかった!
3食しっかり食べて、これで認知症は遠退いたとばかりご機嫌な自分が笑える。
3日坊主に終わるかもしれないけれど、せいぜい頑張りましょう。
食生活を大切にしましょう。