木陰の椅子

「シニア夫婦二人暮らしのつれづれ」から「一人ぼっちのつれづれ」に。明日も良い日にするために頑張りたいなと思います。

「私の本棚」新刊

2024-04-02 | 本は友だち

「私の本棚」に加わった新刊。
あらすじは表紙カバー裏面より。
本を購入するとき、この大雑把に書かれたあらすじを読んで選ぶことが多い。

 

「80歳。いよいよこれから私の人生」 すばる舎 多良久美子 

やるべきことはもうやった。あとは1日1日を大いに楽しむのみ!

息子は最重度知的障がい、娘は早逝…

頼れる子や孫のいる「安泰な老後」ではないけれど、「明日の用事」を考えて前向きな気分で眠りにつく

料理、手仕事、インテリア…「家時間」を充実させて、社協という心強い存在。福祉の知識で老後不安は消える (帯より)

読み終わって★★★★

 

ブログ村の人気ブロガーであるショコラさん、茶々さんの著書は購入、読ませていただいたが、こういう類の本を購入することは、いままでほとんどなかった。

ではなぜ?

アマゾンから紹介メールが届いて、ちょこちょこと見て、どうしたことか買ってしまった。

表紙の多良久美子さんの笑顔?

年齢から受ける安心感?

分からないけれど、ポチッとしてしまいした。

 

むかえびと」 実業之日本社文庫 藤岡陽子

小さく、か弱い命を守るため奔走する助産師(むかえびと)たちを描く。
有田美歩はキャリア6年目の助産師。勤務先の産婦人科病院は経営方針にやや問題を抱えているが、この仕事に誇りを持つ先輩や同僚、腕利き医師の存在に支えられ、命に寄り添う仕事に臨んでいる。飛び込み出産、新生児連れ去り、産婦の緊急搬送……一分一秒を争う命の現場で働く「むかえびと」の姿をリアルに描く渾身の医療小説。闇から届く命 改題。(表紙カバーより)

読み終わって★★★★

 

 

この本を読み終わった日2024.2.17の新聞33面には、鬼畜同然、いやそれ以下の幼い子に対する虐待記事が。入力しているだけで吐き気がして、息が苦しくなった。

※青森5歳死亡  冷水「しつけの一環」同居男逮供述  日常的に虐待か

※大阪2歳放置死 祖母に実刑判決 内縁男(逮捕済)と共謀。板囲いの中に閉じ込め水、食事与えず日常的に虐待。

※東京台東区 4歳娘殺害  体調異変後床に放置か  母親説明 「そのままにした」 4歳の娘に向精神薬、不凍液などにつかうエチレングリコールを摂取させて殺害したとして両親逮捕。

 

波風」 光文社 藤岡陽子

友人の美樹から「一生に一度きり」と頼まれ、朋子はある旅に付き添うことに。お互い看護師、三十代半ば。美樹が旅先で打ち明けた、この先後悔しないための決断とは?(表題作) 母親の再婚によって居場所を失った姉弟。二人を引き取ったのは動物園の飼育員のマア子おばさんだった。(「月夜のディナー」) 波乱含みの風が問う家族、夫婦、友情の形。爽やかに心揺さぶる7編。(カバーより)

読み終わって★★★★★

 

 

 

「食っちゃ 寝て 書いて」 KADOKAWA 小野寺文宜

「食う」「寝る」と、もうひとつ大切なこと。
年齢的にも仕事的にも後がない作家の横尾成吾。書くことを何よりも優先して生きてきたが、友人・弓子の思わぬ告白もあり、今後の自分の身の振り方を考えはじめる。一方、横尾の担当編集・井草菜種は、これまでヒット作を出したことがなく、焦燥感が募るばかり。やがて菜種は、自身同様に停滞中の横尾と本気で向き合い始める――。先の見えない時代に自分を信じて歩む、売れない作家と編集者。二人の人生が優しく迫る、再生の物語。(カバーより)

読み終わって★★★

 

主人公の売れない作家・横尾誠吾に対して既視感が。

で、分かった。大好きな小野寺さんのシリーズ昨「みつばの郵便屋さん」の登場人物で、主人公の恋人と同じアパートに住む作家さんだ。

 

時々、絵本が欲しくなる。
そんな時は「年金だけ暮らしだから」などという言い訳もどこかに吹き飛んで、買うまで気が済まなくて…。

あなたがいてくれたから コビ・ヤマダ 高橋久美子 パイインターナショナル

一緒に笑い、泣き、励ましてくれたあなたがいなければ、きっと今の私はいなかったでしょう。

私を私にしてくれたあなたに、この本を贈ります。

あなたが開いてくれた世界と、それぞれの未来に愛と感謝を込めて。(カバーより)

 

 

わすれられないおくりもの スーザン・バーレイ 小川仁央訳

スーザン・バーレイの手になるこの感動的な絵本は、友人どうしのあり方や、たがいに、心や技を伝えあっていくことの大切さ、ひいては、人間の生き方をも、静かに語りかけています。(カバーより)

 

 

二十一時の渋谷で キネマトグラフィカ」 創元文芸文庫 古内一絵

新元号が発表された2019年4月。老舗映画会社・銀都活劇のDVD宣伝チームで働く砂原江見は岐路に立っていた。長く務めた勤務先が、映像配信会社に買収されることが決まったのだ。江見の部署も部下たちも、この先どうなるかわからない。社名が消えるまでに、私たちはどんな仕事がしたいだろうか…自分の働き方を決めるのは自分だけ。すべての大人にエールをおくる傑作小説。(カバーより)

 

大好きな作家・古内一絵の本。

実は、買ったは良いけれど字が小さくて、老眼にはあまりにも酷で、僅か数ページで挫折。ただいま積ん読状態中。

 

コメント
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