ボラグループの朗読劇慰問活動も、完全とはいえないまでもコロナ禍以前の状況に戻りつつある。
来月には、大きなホール(1200人規模)で、数百人(もれ聞いたところでは600人くらいとか)の皆さんの前での上演が決まっている。
それを聞いてくださるのは我々よりもずっとお若い方々だ。
慰問では8割がたが高齢者で、多くて20~30人、少ない時は10人未満だから、それだけでも気持ち的には力み気味になる。
音響機器の使い方や、ステージ上の立ち位置確認などで、先日、会場ホールに伺ったが、ステージの広さ、前から後ろ2階までずらりと並んだ椅子に圧倒された。
だからといって、まだ間があるせいか大きなステージでの上演にそれほどの不安や緊張感はまだない。
会長、指導者と3人での訪問だったが、かすかな不安が持ち上がったのは、ホール側との打ち合わせが終わって3人だけになった時。
朗読劇ということで声で演技はするが、身体を使ってのパフォーマンスはほとんどない。でも今回の本では終盤に、「台本を足元に置き、星の付いた棒に持ち替え、それを左右に揺らす」という動きがある。
それが揃わないという。
指導者によると、3人ほどの人の動きが極端に遅く、バラバラになってしまうらしい。
読みに関してはなんら心配もなく、全員がどの役もこなせるレベルになっているが、この1,2,3、秒ほどの、僅かな動きを揃えられない。
晴天の霹靂。
おもわぬ伏兵が潜んでいた。
哀しいかな、結論は出なかった。
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