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「奈良漬」の酒粕はどうしてますか?

2012年11月19日 07時48分41秒 | 漬物あれこれ
おはようございます。

山形県酒田市の漬物の梨屋 齋藤真です。

11月19日(月)の山形県酒田市はどんよりとした曇り空です。

昨日吹いていた強風も収まり静かな朝ですが、とても寒い朝です。

このブログをご覧になっている皆様の中には、お歳暮などで「奈良漬」などを頂く方もいらっしゃると思います。

「奈良漬」は、一般的に酒粕から野菜を抜いて酒粕を拭き取り適当な大きさにして食べます。

その時、残った酒粕はどうしているでしょうか?

まさかそのまま捨てたりはしていませんよね!

「奈良漬」の酒粕を捨てるのは、ハッキリ言って勿体ないです。

「奈良漬」に使われている酒粕は、箱詰めや袋詰めの際に、今まで漬けていた酒粕をそのまま使うのではなく、新しい酒粕を入れて最後の味の調整をしています。

そのため、残った酒粕は仕上がった漬物と同じ味になっています。

この酒粕を使って、魚や筋子・鱈子などを漬けると、約1週間程で美味しい粕漬ができあがります。


筋子と鱈子の粕漬



今度是非試してみてください。



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