如意樹の木陰

古い記事ではサイババのことが多いです。
2024年に再開しました。

無題(時間の話など)

2025-01-16 16:54:24 | Weblog

斎藤・斉藤 どっち?
元々は齋藤らしい。今の漢字で書けば斎藤。斎宮頭の役職を務めていた藤原何某が斎藤と称したのが始まりらしい。
斎と斉は全く違う漢字なのだけれど、斎を斉で代用することも行われて、今では斎藤さんと斉藤さんがいるということらしい。
斎藤さんを「齊藤」さんと書いても、「違いますよ」とは言ってくれないかもしれません。

いつの間にか別の漢字が使われてしまった例としては大山祇神社と大山祗神社の例があります。元々は「祇」のようですが現在でも「祗」を使っているところがかなりあるようです。たとえば「ぎおん」を変換すると祇園と祗園が出てきます。


時間は「量子もつれ」の副産物に過ぎないとする研究結果が発表された

リンクを貼っておきます。

 

時間は「量子もつれ」の副産物に過ぎないとする研究結果が発表 - ナゾロジー

時間は真なのか、それとも偽なのか?イタリアのフィレンツェ大学(UNIFI)で行われた研究により、時間を否定するもう1つのシュレーディンガー方程式が発見され、時間は「量...

ナゾロジー

 

こういう記事には、ついつい興味を感じてしまいます。
我々の生きているこの世界は、とても不思議な世界でして、たとえば「同時」という非常に基本的に思える当たり前の概念にしても、観測者によって「同時」が異なってしまうような世界なのです。
絶対的な時間軸などは存在しないのです。それはたぶん間違いありません。では時間とは何なのか、ということです。

私は時間を感じています。過去に出来事があって将来には不安を感じています。たとえば今日は、あれをしなければこれをしなければと思いつつ、結局たいしたこともせず一日を過ごしてしまって反省しています。
時間という概念があるから、自分には自由があって、自分の行動を選ばなければならないし、その結果には責任を持たなければならないと、私の意識はそう考えています。
そういった感覚が間違っているわけではないのですが、この記事を読むと世界についての別の解釈もありそうだと思うのであります。

世界についての別の解釈つまり別の世界観に、東洋の宗教の世界観と共通するものが感じられることが多くて、それで余計に強く興味をそそられます。
バガヴァッド・ギーターで、アルジュナにクリシュナが見せた神としてのクリシュナの姿はカーラつまり時間でした。時間の概念が変わっていくと、世界が違って見えてくるのです。


2025年1月の夜空は惑星がいっぱい

2025-01-09 08:09:08 | Weblog


5年1月8日19時の星空 (Stella Theater Lite 使用)

夜散歩をしていたら、星座の星以外に明るい星がたくさん輝いていたので、調べてみました。
東の空から火星 木星 (天王星)(海王星)土星 金星 です。ただし天王星と海王星は肉眼では見えません。

火星はふたご座の二つの明るい星と並んでひときわ赤く輝いています。最接近が近いらしいです。
木星はアルデバランの近くにあって、これも明るいです。
西の空には金星が明るく輝いています。金星が明るいので隣にある土星はあまり目立ちません。
月はこの星図では上弦ですが、1月14日には満月になります。冬の月が明るく感じるのは、南中高度が高いからです。大気も澄んでいます。

そういえば、12月に夕方5時頃の東の空の低いところに、とても明るい「星のような輝き」が見えていたのですが、正体がわかりません。金星のように明るく輝くのですが、10分もしないで見えなくなってしまいます。感じとしては、人工衛星が太陽の光を反射しているのかと思うのですが、人工衛星ならもう少し空を移動してもよいように思いながら見ていました。ネットで調べても話題になっていませんから、珍しいものではないのでしょう。それも最近見ることがなくなりました。

天文に関する話題としては、2030年頃からミニ氷河期に移行するのではないかというネタがあります。もちろん、大方の専門家はそんなことにはなりませんと言っております。このミニ氷河期の根拠は太陽活動の周期的な変化の予測によるものらしいですが、かなりの少数意見らしいです。
たとえば太陽の黒点数は、現在第25期のピークを迎えているわけですが、その黒点数にしても予測された25期の黒点数よりも多めに推移しています。太陽活動の予測は難しいようです。


無題(2025年は何をしましょうか?)

2025-01-08 07:27:31 | Weblog

1月8日です。
今年は、かなり大きな変化が起きる年になりそうです。

あと2週間でトランプ2.0がスタートします。もうすでにスタートの前からトランプとマスクがいろいろなことを言いまして、世界に波紋を広げています。マスク氏はこれから大統領の諮問委員会の委員長という公的な立場に就く予定ですし、単に大富豪であるだけでなく、世界の産業界に大きな影響力を持つ人物であり、たぶんトランプにいちばん意見の言える人でもありそうですから、どうしても彼の発言は、世界中で注目されます。
就任する前に、いろいろなことを言って世界の反応を見ているのかもしれません。

今までの政治の世界は、どうも古い価値観とやり方が支配しており、どの国ももう財政破綻寸前の有様です。つまり民主主義の元での国家運営がなぜか軒並み破綻しかけているということです。それなのに各国(特に日本)の政府は無責任にそれを放置しているという摩訶不思議。
そういった問題に手を付けられるのは、マスクのような人だと思います。実業家の目線で国の財政を見ることで、立て直しがある程度可能かもしれません。既得権益を持つ集団からの反発は必至ですが、既得権益を持つ集団は今まで充分に甘い汁を吸ってきたわけで、それが当たり前の権利であるとさえ思いこんでいるのです。それを本来あるべき姿にするのです。

さらに言えば、民主主義の法治国家であるはずなのに、たとえば日本では明らかな憲法違反がまかり通っている現状。日本の場合、いちばん基本的なところがそんな状態なのですから、とてもまともな法治国家とは言えません。為政者の都合で法律が捻じ曲げられて運用されている3流国家ということです。もちろんそれを容認している司法も悪いですし、それを修正しようともしない立法府も同罪です。
国民の総意を明文化したものが憲法です。そのことをすっかり忘れてしまっているように見えます。
そういえば石破さんがしたいことをするには憲法改正が必要のはずですが、少数与党ですからなかなかその話は出せないでしょうね。

財政の話に戻します。まず基本的に「借りたお金は返さなければいけない」のです。ですから現在の状況であれば、少しでも返そうという努力が予算編成に形になって現れていなければなりません。ところが今の日本はどうでしょう。負債を膨らませて先送りしているだけです。
あるいは表向きの言葉では「令和の列島改造」などと言いつつ、実質的には財布のひもを精一杯締めているのかもしれませんが、本当のところはどうなんでしょう。もし政府が国民に本当のことを話していないのであれば、そしてマスコミも政府に忖度してそれを取り上げないのであれば、つまりこの国は終わってしまっているということです。
それにしても、「令和の列島改造」とか「省庁の地方移転」とか、どうしてこういう方向の話になってしまうのでしょう。地方のインフラを整備するとか、もうそういう時代ではありません。
分かりやすく一般家庭で例えてみましょう。たとえ家には隙間風が入り込み、お父さんのコートはふた昔前のものでも、もし予算が限られているのであれば、まず子供の将来を見据えて教育に力を入れるべきですし、お父さんも新しい資格に挑戦してみるとか、そういう前向きな雰囲気がぜひ必要なのです。
まちがっても、次の選挙のためにおカネをばらまくようなことはしないことです。

韓国の話。高位公職者犯罪捜査庁(高捜庁)が尹大統領を逮捕しようとしましたが、大統領警護庁の抵抗にあって逮捕できず撤収したそうです。変な話です。韓国でも逮捕令状は裁判所が出しているのでしょうし、高捜庁と大統領警護庁はどちらも政府の機関ですから、政府の事実上のトップである大統領職務代行が明確な指示を出せば済むことのように思います。
もちろんこういった場合の手順が法律で明確に定まっていればよいのですが、法律というのはすべてのケースを想定しているわけでもありません。
たぶん高捜庁も警護庁も法律を解釈してそれに沿って職務を遂行しているのでしょう。しかし、どちらかの解釈に無理があるのか、そうでなければ法律相互の整合性がとれていないということです。その場合でも、大統領職務代行が明確に指示を出せば、それで済むことだと思うのです。
そうこうしているうちに、尹大統領の支持率が最近40%まで回復してきたという不思議なデータが出ていました。非常戒厳宣布以前20%を下回っていたのですから、不思議なものです。ただ支持率は、ここに至ってはあまり重要ではありません。今問われているのは、非常戒厳宣布とそれに伴って尹大統領が発した命令が適法であったかどうかです。なお、罪状に内乱罪が入っていないと大統領の逮捕はできなかったはずです。
今韓国で起きていることは、あの斎藤知事のゴタゴタをスケールアップしてやっているようにも見えてきました。ただし尹大統領の場合一度逮捕されてしまうと、もう2度と娑婆の空気を吸えない可能性すらあります。

話は変わります。トランプが大統領になれば、ウクライナとロシアの戦争はとりあえず停戦に近づくかもしれません。そのためにはロシアの言い分をある程度聞かなければなりませんが、このまま泥沼の戦争を続けるよりははるかによいはずです。日本はウクライナの再建に多額の援助をすると表明していたわけですから、そうなればたくさんたくさんお金を出すのだと思います。そのお金はどこから工面するのでしょうかね。

イスラエル。トランプ1.0の時を思い出せば、トランプはイスラエルにとって都合のよい大統領になるだろうと予想できます。
2023年一人当たりの名目GDPを見るとイスラエル20位韓国31位日本34位です。イスラエルは資源の少ない乾燥した気候の国ですが、国内で付加価値の高いものを生産しているということになります。
そういう国なのですが、建国の当初から引きずっている問題を今まさに強引に武力で片づけようとしているように見えます。戦力的には圧倒的にイスラエルが有利なように見えます。アメリカがそれを黙認している限り、イスラエルはやりたい放題殺し放題のようです。イスラエルに継続的に武器を供給しているのはアメリカとドイツだろうと思います。

韓国の飛行機事故。悲惨な事故でありました。
こういった事故については、毎回分からないことが多いです。胴体着陸に近い状況であったらしいこと、着陸の時に浮力を大きくしたりするために使うフラップが使われていなかったらしいこと、通常の着陸速度に比べて速い速度で着陸せざるを得なかったらしいこと。それでも何とか着陸はしたのですが、充分に減速できないままオーバーランして、滑走路の先にあった硬い構造物に激突したということ。動画を見るとそのくらいまではわかります。しかし、どうしてそうなってしまったのかは、わかりません。
1回目に着陸しようとした時バードストライクがあって、着陸せずにいったん上昇し、その後緊急事態を宣言して再着陸を試みたようです。
激突した構造物はコンクリートの製の硬いものです。滑走路の延長線上にそれがあることの危険性について、空港を管理している人は認識していたようです。しかし、この空港を使っているパイロットはそのことを知らされていなかったようです。Googleマップを見ると空港の周囲はブロック塀で囲われていますが、たぶんブロック塀だけであったなら、結果はいくらか変わっていたのかもしれません。

さてさて、私事になりますが、最近言葉で考えることができなくなってしまいました。
まだこうやってキーボードで入力していると、なんとか指が言葉を紡ぎ出してくれるのですが、それがないと言葉で思考を組み立てていくことができないのです。もしかすると昔からこうだったのかもしれませんが、最近気になります。たとえば、散歩しながら考え事をしようとしても、少しも考えが先に進みません。弱ったものです。
もしかしたらこのブログにも似たようなことを繰り返し繰り返し書いているのかもしれません。『おじいさんはいつも同じ話なんだから』ということです。

私は今年何をしましょうか?去年に比べれば動けるようになったので、動けるうちに旅行をしたいですね。関西の国立博物館めぐり、それから、糸魚川の海岸で石拾い。
AIについてのお勉強。ガラケーを卒業してスマホに。体重を減らして動ける身体を作る。身辺を片付ける、とかね。できるかどうかは別にしても、少しでもやってみようとする気持ちがたいせつだと思うこの頃であります。

《 追記 2025.01.10 》 マスクを見ていると、超巨大企業の経営者が世界を支配するというSF映画を思い出します。映画でその経営者は悪役として描かれていました。
しかしです。戦後80年が過ぎてもいまだに核大国がにらみ合いを続けているのが世界の現状です。最近ではトランプまで領土的野心を口にする始末です。今後さらにおかしな方向に進むかもしれないこの不安定な世界を、軍事力を使わずに統一するとしたら、それができるのはマスクのような人物かもしれないと、ほんの少しだけそう思うことがあります。ただその過程ではいろいろな国の内政に干渉してしまうはずですから、やはりあちこちで問題を起こすことになります。マスクが国際連合のトップになって、アメとムチで国際連合を改革して、国際連合の支配を強化するとか、どうですかね。国連のトップになるよりはアメリカの大統領になった方が世界統一しやすいのでしょうか。

現在の世界の基本的な考え方は『我々は、世界のいかなる場所においても、力又は威圧により、平穏に確立された領域の状況を変更しようとするいかなる一方的な試みにも強く反対する』、これはG7の外相会議の文章の一部です。『世界のどこであっても、力による一方的な現状変更の試みを許してはならない』、このフレーズはG7首脳会議です。
これはつまり現状維持ということです。これが守られるなら、べつに世界統一なんて必要ないかもしれませんが・・・そうでもないですね。どの時点の状態をもって「現状」とするかの解釈が、対立する国や地域で異なる場合もあります。