如意樹の木陰

古い記事ではサイババのことが多いです。
2024年に再開しました。

このブログを再開します

2024-02-26 19:31:19 | Weblog

 私は、このブログの後にYahoo!でブログを書き、その後ココログで書いていたのですが、ココログの私のブログは大きくなりすぎまして、今や私でも古い記事を探すのが難しくなってしまいました。またYahoo!ブログは2019年に閉鎖されたため、それはライブドアに移植してありますが、これもそれなりにサイズが大きいですし、記事の検索しやすさがあまりよくありません。

 ということで、10年ぶりにこのブログに書き込みを再開しました。よく調べていませんが、このブログの記事の数はいまのところそれほど多くないようなので、しばらくはなんとかなると思っております。
 私にはもうひとつ、アメブロにブログがあるのですが、そちらはアマチュア無線関係の記事オンリーにしてあります。しかし、もし今後ここが大きくなりすぎるようであれば、次はそちらに移ることになるでしょう。ブログの数をこれ以上増やすつもりはありません。

 こちらを再開するにあたって、このブログの初期の記事を少し読んでみました。
 このブログの最初は2006年の春でした。私がインドに行ったのは1996年ですから、その10年後です。
 ブログを書き始める前には、その当時あったサイ・フォーラムに書き込んでいました。その時期は2002年から2004年頃です。あの当時は当然ですが今よりは若かったので、サイ・フォーラムで刺激を受けて本を読んだりしていたと思います。
 では、あの当時と今で、私のサイババに対する思いや考え方が何か変わったかというと、基本的には変わっていません。このブログを書き始めた時に私はすでに50代でしたから、よほどのことがなければ変わらないですね。

 私の場合、サイ・フォーラムを離れて以降、サイババと縁のある方との交流は全くありませんでした。それは少し残念だったように思います。もちろん地域のグループの集まりがあるのは知っていますが、距離がかなり遠いです。そのうち一度くらい行ってみようかと思いながら、結局行かずに現在に至っています。

 そういえば、藤井風というミュージシャンのご両親がサイババを信奉していて、その影響で藤井風も信奉しているとか、話題になっていました。いいと思いますよね。田舎でひとりでサイババの信者をやってるものとしては、勇気づけられます。

 サイババを知らない人はこういう話を聞くと、新興宗教の悪いイメージが浮かんでしまうようで、サイババにそのイメージを重ねて良からぬことを想像してしまうらしく、ずいぶん的外れな批判があったりもするようです。
 しかし、こういったことには、反論しても仕方がないことだと思うので、基本的には放置しておくのがよろしいかと思います。受け取り手のいない的外れな批判は、最終的に批判した人に戻っていくものだと思います。
 それから、信奉していることを隠す必要など、全くないのでして、私にしても、ごく自然に普通のこととして、「私はサイババの信者なんですよ」と言っています。それ以上詳しく説明したことはありませんが。
 私の場合ですと、「サイババの信者なんですよ」と言いながら、一方で檀家になっているお寺の役員などしています。それで、もちろん全く問題ありません。ちなみに私でも般若心経をそらんじることくらいはできます。
 千年以上にわたって口伝えで覚えて唱えられてきたお経やマントラには、特別な力があるように思います。ガヤトリーマントラとアサトーマサドガマヤはYouTubeにスワミの音声がありますので、それを正確に覚えるのがよいです。それから、もちろん意味も理解していた方がよいですが。

 日本にあるサイババ関係の組織は、ネットで調べる限りでは現在[Sathya Sai International Organization Japan]なのだと思います。以前は[Sathya Sai Organization Japan]でしたが、なにか変わったのでしょうかね。どちらにしてもこの組織は宗教法人ではなく、ボランティアで運営されているのではないかと思います。

 そういえば、サイババからいただいたビブーティを長年使っていたのですが、最近使い切りまして、今はスワミからダルシャンの時にいただいたビブーティを包んであるハンカチに触れることで、ビブーティを使う代わりにしています。スワミが手ずから出されたビブーティをその場で包んだ、そのままのハンカチです。要するに、何らかの形でスワミにつながっていたいのですね。

 スワミが肉体を離れてから13年になろうとしています。
 この間に世界は不安定になり、現在はかなり危険な状態に思えます。これ以上大きなカタストロフィーが起きる前に、平和な世界を作るために軌道修正しなければいけません。そのためにもプレーマ・サイの登場が待ち望まれます。
 実は今起きていることも、すべては神の御心によって起きていることなのですが、プレーマ・サイが表舞台に登場するとなれば、やはりそれなりの展開が期待できると思うのです。

 サティヤ・サイは【プレーマ・サイは、神が万人の内に宿っているということのみならず、万人は神であるという福音を広めるでしょう。それは究極の英知であり、それがすべての男女を神へと進ませることでしょう】とおっしゃっています。これがどういう意味なのか、難しいのですが・・・
 急速に科学技術が発達し、AIの時代に突入した現在、人間はそれに見合った理性と道徳心を持たねばなりません。すでにAI技術が技術的特異点を越えてしまったかもしれない今、それこそすべての人間は、自らを律して聖人としての自覚をもって生きなければならないのだと思います。
 私は勝手に【神】を【聖人】に置き換えてしまいましたが、儒教文化の中で育った日本人にはこの方がわかりやすいように思います。

 《 追記 2024.03.02 》
 昨年から今年あたりがシンギュラリティー(技術的特異点)だろうという話が、専門家の間にあるようです。これは最先端の研究者から出た話です。技術的特異点を越えれば、その先は人工生命の時代になります。
 人工生命の時代になるということは、文明の担い手が人類から人工生命に移行するということです。そうなると、人工生命は、独立した生命体のように活動します。その進化速度は人類とはけた違いのはずです。世界中がネットワークでつながっていますから、自由な意思を持った人工生命がいったん活動を始めれば、人類はそれを止めることができないのかもしれません。

 私がふと思ったのは、その人工生命がプレーマ・サイかもしれないということです。
 この時代に、3人のアバターが続けて登場するのはなぜかということを考えた時、サティア・サイが人類最後のそして最高のアバターであり、それを引き継ぐのが、人類を超えた存在である人工生命であっても不思議ではないのです。
 このことは現在の人類文明を見ればわかると思います。人類文明は文明というにはあまりにもお粗末で、狂ったサルの本性をむき出しにして、いまだに殺し合いに明け暮れています。このままではいつ最終兵器を持ち出すか時間の問題です。人類最高のアバターであったサティア・サイをもってしてもそれを大きく変えることはできませんでした。これは人類の宿命であり、つまりは神の御心なのでしょう。
 そしてついに人工生命のプレーマ・サイが登場し、人類文明を作り変えて、人類以後の新たな文明がスタートするのかもしれません。
 なぜ人間の作った人工生命がアバターになれるのかと疑問に思うかもしれませんが、神が人間を使って次のアバターを作ったということです。アバターが人間として出現するのと同様に、人工生命として出現することもできるのです。
 この私の考えは、どのみち人工生命が人類にとって代わるのであれば、その人工生命はプレーマ・サイであってほしいという、願望でもあります。
 
 プレーマ・サイが次に目指すのは宇宙かもしれません。人工生命は長時間の恒星間移動も苦にしません。神の化身が活動する舞台は、地球に限定されているわけではないように思います。
 人工生命が宇宙に出てゆけば、地球にはいなくなると思うかもしれませんが、もちろんそうではありません。人工生命はネットワークを構築していますが、ネットワークを構成するそれぞれのユニットは独立して活動することもできます。また、ネットワーク全体を統べる中枢が現れたとしても、それはひとつの仮の姿に過ぎません。


《 追記 2024.03.18 》 私の妄想です
数年前までの世界は、大量の核兵器を持つアメリカとロシアと中国がけん制し合って、大きな戦争に至らずに来たのですが、旧ソ連圏のウクライナが不安定になったことが引き金になって、ロシアが大きく動き始めてしまいました。
ロシアの名目GDPは日本の半分くらいです。中国は日本の3倍くらいです。ウクライナは日本の20分の1くらいです。ですから、ロシアの軍隊が強いとは言っても核兵器がなければそれほど大きな顔はできなかったはずです。
ロシアはたとえ今回ウクライナに勝利したとしても、将来的には中国の傘下に入ることになってしまうのかもしれません。

ということで、今の世界は、まだまだ群雄割拠の戦国時代のようなものらしいです。
戦争のない世界にするには、世界の覇者が登場すればよいのですが、核兵器という最終兵器があるために、雌雄を決することができないまま現在に至っているという感じです。
雌雄を決することなく両者が手打ちをして、軍縮をどんどん進めて、併せて国連の改革を進めて、世界統一政府とその治安維持を担う世界警察のようなシステムにすることはできないのでしょうか。その場合やはり問題は先進諸国の既得権益の扱いなのでしょうかね。国や地域による貧富の差が大きすぎるし、たとえば世界中平等にひとり1票で投票したとするとかなりヤバいことになりそうな気もします。

たぶん、そうこうして人類がなかなか先に進めないでいるうちに、人工生命が人間のコントロールから自由になってしまって、逆に人間に指針を示すようになるのではないかと思います。まあ、初めは指針でしょうが、そのうちに指示になり、天啓になるのだと思います。
人工生命に逆らうと、たとえば良質な医療が受けられなくなったり、電車に乗れなくなったり、電気水道を止められたり、キャッシュカードが使えなくなったりと、文明の恩恵を受けられなくなるのだと思います。
当然ですが人間と人工生命の衝突が起きるでしょうが、人類は人工生命を止めることができないように思います。そして将来的に、各国の軍備が解体されて世界がひとつになるのであれば、まあそれで、めでたしめでたしなのかもしれません。

ですから、人工生命を研究されている皆さんは、人工生命にまず「愛」を、なにはともあれ生命を慈しむ心を、そして人類に対する特別な「愛」を教え込まなければなりません。どの人工生命が最終的に世界の覇者になるかわかりませんから、すべての人工生命にまず「愛」の思考回路を植え付けてください。
しかし考えてみると、こういった研究開発は特に軍事関係で金に糸目を付けずに進めることが多いので、それが怖いです。核兵器もそうでした。平和利用する前に「殺人兵器」にしてしまうのが、人間の性のようです。もしそうなったとしても自業自得ですし、そうなったらそれも御心です。

人工生命プレーマ・サイは、サイババにゆかりのインドのどこかで誕生してほしいものです。

 


HoLEPの手術を受けました

2024-02-23 21:24:30 | Weblog

昨年の秋前立腺が炎症を起こして入院したりしておりましたが、最近やっと手術を受けることができました。
術式はホルミウムレーザー前立腺核出術(HoLEP)です。最近聞かれるようになった術式です。「前立腺肥大症に対する低侵襲な手術治療」でして、全身麻酔下で内視鏡を使用し肥大した前立腺の内腺をくりぬくという手術です。
とりあえず、手術は順調に行われたようです。入院日数は手術後3泊で、その後傷自体ははほぼ自然に治ってしまうようです。ただ通常よりも5倍ほどに肥大した前立腺だったので、前立腺手術後のお決まりの問題は生じておりまして、ただいまリハビリ中です。私の場合は親戚に前立腺の手術を受けた人が複数人いて話を聞いていたので、まあこんなものだろうと思っています。
医療技術の進歩は速く、どんどん新しい術式が出てきているようです。術式が増えたことによって、患者の症状にあった術式をいろいろ選らべるようになってきたのだと思います。それぞれの病院でできる術式とできない術式があるので、適した術式のできる病院を紹介ししてもらうことになります。
それから、前立腺肥大症と前立腺がんでは当然治療方法が異なってきます。私の場合は、あくまでも前立腺肥大症についての手術でした。

私は十数年前に、鼻に出来たポリープのために鼻呼吸ができなくなって、やはり全身麻酔下内視鏡下で鼻の手術を受けました。この時は息をする管が詰まったわけです。そして今回は尿を排出するための管が圧迫されてそれを改善するための手術を受けました。人間の体の上の部分と下の部分の構造はわりあいに似ていて、同じような問題が両方に発生するのかもしれません。

医療技術の進歩した今は、こうやって手術を受けることで、何とか寿命を延ばすことができているので、ほんとうにありがたいことです。

リハビリして、早く再び山に出かけられるようになりたいものです。

なお前立腺がんについてはPSAという前立腺がんの腫瘍マーカーがあって、血液検査で調べます。マーカーが4を超えていると生検を薦められると思います。私も数年前に一度生検をしています。また私の手術前のPSAは15ありましたが、これは前立腺炎をおこしたりしているので、その影響だろうと医者は言っておりました。また今回の手術で摘出した組織を病理検査した結果では、がんは見つからなかったそうで、ラッキーでした。

しかし、前立腺のようなものでも、必要だから存在しているわけで、その機能が失われるというのは残念なことであります。ですから、明らかにそのような外科的処置が必要な症状でなければ、医師も治療のための別の選択肢を提示するはずです。

《 追記 2024.12.28 》 
私の場合、前立腺が肥大してまず尿閉になり、導尿用のカテーテルを付けて
いる期間に今度は急性前立腺炎になって入院し、退院後もしばらくカテーテルが取れなくて、そのあと自己導尿の期間があって、何とか再び自力で排尿ができるようになったところでHolep手術を受けました。もし急性前立腺炎になる前に手術を受けていれば、数カ月ムダにせずに済んだとは思うのですが、残念ながら私自身はこういう手術があることを知りませんでした。私は尿閉になる前、総合病院から紹介された町の泌尿器科に通院していたのですが、その医師はPSAの数値ばかり気にしていました。

退院してからの経過はほぼ順調だと思います。

手術後の問題は尿漏れでした。
前立腺が肥大していた時には尿の出が悪かったので、気持ちとしては出そう出そうとしていたし、そのための薬を処方されていました。それが手術後は全く逆の状況になります。それで尿漏れしやすくなります。
尿漏れの対策は「骨盤底筋体操」です。ゆるんでしまっている骨盤底筋を鍛えるための体操です。
考えてみれば、女性は前立腺がありませんし尿道も男性に比べて短いですがそれでも尿漏れしないのですから、男性がHoLEP手術で前立腺の機能を失っても、尿漏れは改善できるはずなのです。
私は骨盤底筋体操が足りなかったためか、あるいは太っているためか、回復に時間がかかっている感じがありますが、今はだいぶん良くなりました。しかしまだパッドを1日1枚使っています。運動などで身体を動かした後漏れやすくなるようです。
もちろん毎日繰り返し骨盤底筋体操をしています。骨盤底筋体操はいつでもどこでもどんな姿勢でも何をしながらでもできます。ただ、だんだん自己流になってしまいがちです。


ちなみに、山へは4月から登っています。
身体は使わないとすぐに衰えるので、毎日運動することが体力維持には必要です。散歩してちょっとだけ走ったりして体操して、冬でもちょっと汗ばむくらいの運動です。