如意樹の木陰

古い記事ではサイババのことが多いです。
2024年に再開しました。

無題(衆議院選挙 そのほか)

2024-10-30 06:02:20 | Weblog

衆議院議員選挙
衆議院議員選挙の結果は、石破首相には厳しいものでした。
選挙戦終盤での2000万円支給の報道の影響はどれくらいだったのでしょうか。影響は確実にあったと思いますが、どの程度かはわかりません。
首相も自民党の幹部も、国民が国の現状をどうとらえ、自民党をどのように思っているのかを、あまりわかっていないのだと感じました。
まだ、石破首相は衆議院の解散以外、ほとんど何もやっていないのですから、選挙結果を石破政権への不信任と決めつけるわけにもいきませんが、首相ご本人が「新しい内閣が発足した。新内閣について国民の信を問うということは憲法の趣旨だ」と言って解散したのですし、現職閣僚も二人落選してしまいました。結果をしっかり受け止めるべきかもしれません。
どうするんでしょう。

自民党の公約で、気になっていたことを書いておきます。
「#01 ルールを守る:国民からの信頼回復に全力を尽くす」  まるで、小学生の選挙公約みたいです。日頃からルールを守ってない人、ルールの抜け穴ばかり探している人たちの発想にしか見えません。
「物価上昇を上回る賃金の上昇を必ず実現させる」   賃金を支払うのは経営サイドですし、賃上げ要求し経営サイドと交渉するのは本来なら組織化した労働者たちであったはずです。政府の本来するべきことは第一に「物価の安定」です。しかし、この公約は結局のところ、「政府は物価高を容認する」と言っているのです。いまだに「デフレの克服」と言っている政府です。
これは明らかに、すでにリタイヤしていて、今更投資に手を出そうなどとは考えないし、考えるべきでもないほとんどの高齢者を見捨てたようにみえます。自民党の考えていることは「物価高によって高齢者の貯蓄が実質的に目減りし、その分だけ政府の抱える財政赤字が実質的に小さくなる」ということなのかもしれません。
これで、選挙に勝てるとほんとうに思っていたのでしょうか。
別に国民は野党に期待しているわけではありません。今の野党に政権を運営する力などないと思っています。それでも、国民は今の自民党に票を入れたくはなかったのです。

《 追記 2024.11.05 》 週刊新潮のコラムにあったという櫻井よしこ氏の言葉  <氏のだらしない佇(たたず)まい。総裁選の時はもとより、首相になってからも聞く者をウンザリさせるその時々で変わる発言。批判されるや即反応して世論に従う信念のなさ。こんなことでトランプ、プーチン、習近平各氏らと渡り合えるとは到底、思えない。リーダーが最も忌避しなければならない資質ばかりが目立つのが石破氏だ>

耳の痛いお言葉です。人の上に立つということは、たいへんなことのようです。
私などは常日頃「長いものには巻かれろ」「厚顔無恥」「朝令暮改」「君子豹変」「生きてるだけで丸儲け」「笑われてなんぼ」といった生き方を標榜しております。もっと簡単に言えば「ものにこだわらないようにしている」「臨機応変に生きる」ということでもあります。基本的に「人間は変わってゆくもの」「見方が変わると世界が違って見える」という認識です。
「だらしない佇まい」という言葉にハッとさせられます。佇まいとは「立っている様子。転じて、ものの姿。ありさま。醸し出す雰囲気」。「だらしない姿勢」だともっと具体的なのですが、「だらしない佇まい」と言われると姿かたちに精神性のようなものも加わってきます。本当に首相というお仕事はたいへんなようです。
単純に考えても身体の姿勢が重要なことはとてもよくわかります。実際、姿勢をよくするだけで人生が変わってくるように思います。人との関係では、人と話す時の姿勢と目線・表情も大切です。
頭のてっぺんを上に引っ張られているような感じに背筋を伸ばし胸を軽く張り顎を軽く引いて、骨盤底筋を少し閉める感じにして、肩にはあまり力を入れず・・・こんな感じですかね。

フナイ
船井電機が倒産したそうです。厳しいですね。
いまだにブラウン管テレビを使っている私は、たまにヤマダ電機に行くとテレビ売り場を徘徊するのですが、フナイのテレビはコストパフォーマンスが高くて、購入の候補だったのです。液晶パネルの方式を明らかにしていないのがずっと気になっていましたが、画面自体は悪くなかったです。
倒産してしまった以上、これからフナイを買うことはないですから、LGとかを検討することになるでしょう。

大統領選挙
アメリカの大統領選挙は、投票1週間前になっても両候補がほぼ互角のようで、どうなるかわかりません。
こんな記事が出ていました。

 

【米大統領選2024】 トランプ前大統領の元首席補佐官、トランプ候補は「ファシスト」と米NYTに - BBCニュース

トランプ前米大統領の下で首席補佐官を最も長く務めたジョン・ケリー海兵隊大将は、22日付の米紙ニューヨーク・タイムズに対して、トランプ前大統領が「ファシスト」の定義...

BBCニュース

 

トランプ候補についてはこういった記事が多いのですが、それにもかかわらず、支持者がしっかり付いていて、離れないです。トランプ支持者はもしかすると、「良識を持っていると思われている人々」からトランプ氏が叩かれれば叩かれるほど、トランプに肩入れするのかもしれません。なぜかはわかりません。
トランプ氏が当選すると、マスク氏が政権入りするかもしれないとか。いったいアメリカはどこへ行ってしまうのでしょう。

3.1度上昇
『国連環境計画(UNEP)の最新の排出ギャップ報告書は、「現行の政策」のままなら世界の平均気温は今世紀中に最大3.1度上昇する可能性があると示唆している』
こんな記事もありましたが、どの時点と比較して3.1度上昇なのかが書かれていないので、意味不明です。こういう意味不明な記事が本当に多いです。
ただ、温暖化が進んでいること自体は、自分の肌で毎年実感していますから、間違いではありません。しかし、温暖化の本当の原因が何なのかは、実はわかっていないように感じます。CO₂ばかりがやり玉に挙げられていますが、本当にそうなのでしょうか。夏に熊谷市や館林市のある北関東が連日体温以上の気温になるのは、CO₂だけが原因ではないはずです。

最近見つけたサイト「音読さん」
『音声読み上げソフト「音読さん」:テキストボックスに文章を入力すると好みの音声で読み上げてくれます。読み上げたテキストはその場で聞くだけでなく、音声ファイル(.mp3)としてダウンロードできます』
今は、こんなサービスがネット上にあります。考えてみればNHKのニュースなどをAIが読んでいるのですから、こういったものが出てくるのも当然だとわかります。
これが不思議と、わりあいちゃんと読んでくれるのですね。
なんに使っているかというと、アマチュア無線での海外との通話の定型的な英文をいろいろな人の発音で繰り返し再生させて、自分の耳を慣らしたり、定型文として音で覚えてしまったり、そういった使い方です。


奥日光(戦場ヶ原ほか)2024年10月21日

2024-10-22 18:16:05 | 登山・ハイキング

2024年10月21日に 竜頭滝⇒戦場ヶ原⇒小田代原⇒半月山 の順で紅葉を見てきました。



戦場ヶ原・小田代原 (この地図は国土地理院のホームページの地図をもとに、加工を加えて作成しました)



半月山 (この地図は国土地理院のホームページの地図をもとに、加工を加えて作成しました)

この日は急に寒くなりまして、車の温度計だとマイナス3℃、アメダスでもほぼ0℃でした。それなりに準備はして行ったのですが、木道が霜で凍っているので怖いと思いました。完全に凍っていれば滑らないのですが、表面が融けはじめると滑ります。張り替えてからまだそれほど経っていない?ビブラムソールでしたが、一度だけツッと滑りました。

以下は写真です。
なお、写真共有サイトPHOTOHITOに大きなサイズ(3200×2400)で今回の写真を投稿してありますので、そのリンクを貼っておきます。

奥日光2024年10月21日 のギャラリー    写真共有サイト:PHOTOHITO

 




竜頭滝の橋の上からの写真です。
朝の6時20分頃です。


戦場ヶ原のハイキングコースです。
A地点が赤沼の駐車場です。久しぶりに行ったら、最新式の駐車システムになっていまして、スマホでバーコードを読み取ると1日券が購入できるとか、説明書きがありました。もちろん現金で支払うこともできます。


霜で真白な戦場ヶ原です。


カラマツが白くなっているのは霧氷でしょうかね。冬景色になっています。





紅葉はそれほど進んでいないように見えるのですが、この寒さのためか、ひっきりなしに葉が落ちていました。








地図のC地点の分岐です。
霜の付いた木道を慎重に歩いたので、ペースはかなりゆっくりでした。
ここから小田代原へ行きます。





小田代原の紅葉


この写真は、E地点の先の舗装道路から写しました。

この後駐車場(A地点)に戻り、車で移動して半月山の駐車場(地図のP地点)に行きました。
半月山の駐車場は無料でした。


半月山駐車場(P地点)からの眺めです。
手前から社山・黒檜岳。左奥は皇海山でしょうか。





半月山展望台(X地点)からの眺めです。
半月山展望台へは、駐車場から高低差130mを登ります。山登りになります。


中禅寺湖の湖畔の紅葉にはいくらか早かったようです。


半月山の南側の斜面の紅葉は進んでいる感じがします。


駐車場の南に見える山の斜面の紅葉です。

あと数日で、さらにずいぶんきれいになりそうな気もします。それから、中禅寺湖と戦場ヶ原では紅葉の時期が少し違うようにも感じました。



尾瀬ヶ原 2024年10月15日

2024-10-16 17:55:56 | 登山・ハイキング


  地図
鳩待峠から入りまして、竜宮小屋の手前まで行って、戻ってきました。

鳩待峠に戻ってから、至仏山の登山道をD地点まで登ったのは、アマチュア無線をするためです。しかし、アマチュア無線は成果がありませんでした。
以前、至仏山山頂とアヤメ平ではよくつながっていたのですが、今回のD地点の標高は1740mでしたから、電波が赤城山から日光白根山に続く山岳地帯を越えられなかったようです。

紅葉には少し早かったのかもしれませんが、霜が降りて黒ずんでしまうよりは、色づき始めの今回くらいの方が良いような気もします。

以下は写真です。
なお、写真共有サイトPHOTOHITOに大きなサイズ(3200×2400)で今回の写真を投稿してありますので、そのリンクを貼っておきます。

尾瀬ヶ原 2024年10月15日 のギャラリー    写真共有サイト:PHOTOHITO

PHOTOHITOでスライドショーにしていただいて、一段拡大⊕すると横長の画像になりますが、それが実際に見ている風景に近いように思います。

《 追記 》 この記事のいちばん最後に、10月13日に写した紫金山・アトラス彗星の写真を載せておきました。ただし写りはよくありません。



木道の工事中です。右側はまだ杭が打ってありませんが、歩くのに支障は全くありません。杭の上面がどれもきれいなのは、杭を打ち込み終わってから高さを揃えて上を切ってあるからなんですね。


早朝は雲が多かったですが徐々に青空が見えてきました。
尾瀬ヶ原の天気は、今回は片品村よりも檜枝岐村の天気予報に近かったです。





尾瀬ヶ原は広いなぁと、いつも思います。平日は空いていて最高です。


ここは景鶴山の撮影ポイントだったのですが、左のシラカバは枯れてしまったようで、葉が全く付いていません。


ひとつ前のシラカバの写真は8:30撮影、この写真は9:30撮影です。すでに山の鼻に戻る途中の写真です。





尾瀬ヶ原の紅葉は、このくらいの色づき加減がきれいだと思います。


歩きながら至仏山を見ていると、山の天気が変わりやすいのがよく分かります。


スイレンのグラデーション。





写真を撮るには、このように少し雲のある日の方が、おもしろい写真が撮れそうです。








山の鼻の近くまで戻ってきました。


ここは、山の鼻の植物研究見本園の中です。ここはいつも穴場です。





鳩待峠へ戻る途中の紅葉。色づき始めです。
以上2024年10月15日の尾瀬でした。

尾瀬ヶ原を散策する場合だと、今回のように同じ道を往復しても、行きと帰りでずいぶん違った写真が撮れたりして、退屈することはあまりないと思います。
ちなみに、歩いた距離は17km、歩数30,000歩でした。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

《 紫金山・アトラス彗星 》


  2024年10月13日18時16分 群馬県にて   (紫金山・アトラス彗星は写真中央です)

この日は、わりあいに良く晴れた夕空だったので、星もいくつか写っています。それでも、夕空の明るさがまだいくらか残っている時間帯なので、老人が肉眼で探すのは難しかったです。私は双眼鏡を使って見つけました。
写真としては、結局この1枚だけでした。


榛名山(掃部ケ岳)

2024-10-03 21:13:17 | 登山・ハイキング

8月9月は山に登らなかったので、トレーニングに榛名山に行ってきました。
登山日は10月1日でした。この日の前橋市の最高気温は30度でしたから、榛名山は長袖Tシャツでちょうどよかったです。
榛名山の紅葉はまだまだです。今は、秋の花の季節です。
私の過去の写真から紅葉がきれいなものを探すと、尾瀬ヶ原は2017年10月11日、赤城の小沼は2015年10月15日、榛名山は2014年10月25日でした。今年はこれより1週間くらい遅れるのでしょうか。毎年こんなことを考えているのですが、ハズレることが多いですね。



  地図 (この地図は国土地理院のホームページの地図をもとに、加工を加えて作成しました)
今回は初めて「湖畔の宿記念公園」の登山口から登ってみました。そのために反時計回りになりました。
A地点は「湖畔の宿記念公園」の駐車場でトイレもあります。
登山道は一般向けです。A地点から登っていくと途中に1箇所岩場があります。難しくはありませんが家族向けではありません。
杖の神峠(E地点)から駐車場へ戻る区間は林道です。
なお、登山道は全般に笹がかぶさっているので、笹が濡れているとズボンや靴が濡れます。

結論から言うと、掃部ケ岳に登るのであれば、時計回りで杖の神峠から登り硯岩へ下るコースがいくぶん良さそうです。
参考に、2016年の紅葉の頃の登山記録のリンクを貼っておきます。

榛名山(杏ケ岳・掃部ケ岳) - Love is All

以下は写真です。


  竹久夢二アトリエ
「湖畔の宿記念公園」の隣に竹久夢二アトリエがあります。
復元された半二階建ての簡素な建物です。斜面に建てられていて、2階部分が住居で1階が作業場のようです。


  「湖畔の宿記念公園」
この写真の中央あたりの草の斜面に登山道を示す小さい道標があります。


  登山口の道標付近の登山道
滑りやすい黒土の斜面です。滑りにくい靴をお薦めします。


  標高1300mにある岩場
この岩場を通らないう回路もあるようですが、この岩場がメインのルートだと思います。難しくはありません。1本ロープがありますが、使わなくても通過できます。


  榛名湖と周囲の山々
この写真を写した場所は掃部ケ岳の山頂の手前です。
ここは、朝は逆光になります。


  榛名湖の南側の山々
三ッ峰山・天目山・氷室山、幡矢ヶ岳・大鐘原ヶ岳・天狗山が並んでいます。
ちなみに、晩秋の幡矢ヶ岳は良かったです。


  掃部ケ岳山頂(B地点)


  掃部ケ岳から西へ続く尾根道
危ない所はないですが、地図を見ると南側は崖になっています。
笹がかぶさって、足元が見づらいです。


  「西峰」の道標のあるピーク(C地点)


  耳岩と思われる露岩
がんばれば岩の上に上がることもできます。


  D地点の鉄塔
この鉄塔の場所からは榛名山の北方向がいくらか見えます。
ここでお弁当を食べて、無線を3局して、下山しました。


  杖の神峠への下り
かなりの急斜面で滑ります。


  杖の神峠の登山口(E地点)
杖の神峠から「湖畔の宿記念公園」までは林道歩きですが、車のほとんど通らない道です。

この日は10月初めにしては気温が高いように感じましたが、それでも1ヶ月後の11月初めには榛名湖周辺に霜が降りて紅葉になるはず??です。