如意樹の木陰

古い記事ではサイババのことが多いです。
2024年に再開しました。

パリオリンピックが始まりました

2024-07-31 07:59:59 | Weblog

ブログを書くようになってから何度目のオリンピックでしょうかね。北京・ロンドン・リオ・東京・パリ。
今回のオリンピックで感動して繰り返し見ているのは、谷川萌々子のロングシュート。ブラジルのディフェンダーは疲れてしまったのか足を痛めていたのかパスが不正確になっていました。
あとで谷川のいろいろな動画を見ましたが、正確で強力なシュート力を持った実に魅力的な選手です。現在スエーデンで活躍しているようです。
《 追記 》 谷川選手がアメリカ戦ではベンチにも入れず、しかも試合後の監督の話でもその原因が体調不良なのかケガの悪化なのかはっきりしたことを言わなかったので、余分に心配してしまいました。結局まだはっきりしないのですが、感じとしてはコロナのような感染症がチーム内で流行ってしまい、谷川も体調を崩してしまったのではないかと推測しています。コロナによる症状の出方には個人差がありますし、コロナの感染力自体は今でも衰えていません。以前から左足も痛めていたようなので、無理をさせなかったのは正解だと思います。谷川はこれからのなでしこを牽引するであろう逸材です。
オリンピック自体にそれほど興味は湧きません。オリンピックを特別な晴れ舞台と位置付けている競技もあるようなので、あっさりとやめることはできないでしょうけれどもね。しかしたとえば、セーヌ川を泳がせるなんて非常識にもほどがあるように思います。選手を泳がせるなら、その前にパリオリンピック協会のお偉いさんたちが1日ゆっくりとセーヌ川で泳いでみて、セーヌ川の水質を自分の肌と口で確認してみてほしかったですね。

さて、16年前の北京オリンピックの頃は何をしていたかなと思って、古いブログを見たら、シャーリー・マクレーンの言葉がありました。いろいろ思い出せせてくれる文章なので貼っておきます。なおこの文章自体は1986年のものです。

 《 アウト・オン・ア・リム(シャーリー・マクレーン)より「日本の読者の皆様へ」 》
 私たちの生きているこの世界はとても面白い時代にさしかかっています。特に天なる神と内なる神の光と愛に共鳴できる状態にいればなおのことです。

 私たちの人生に起きてくる悲劇的な事件でさえ、確かな理由があって起こっているのです。その確かな理由というのは、私たち一人ひとりの成長のために必要だからこそ起こっているということなのです。もし自分の人生は自分の内なる神を経験するためのものだと常に忘れないでいるならば、私たちの人生は輝きに満ち、一見悲劇に思えることも、実は悲劇でないのだとわかるのです。

 今までに私が学んだ最も重要なことは、この世に現実など本当は存在しないということです。私たちが現実として見ていることはすべて、私たちがそれをどうとるかという認識の問題だとわかったのです。人生をどのように認識しているか、その認識のしかたこそがすべてなのです。いいかえれば、私たちの人生は私たちの見ている世界そのものによって決まるのではなく、自分がどのように世界を見ているかによって決まるのです。だからこそ、前向きで実り多き人生は、私たち個人一人ひとりの生き方にかかっているのです。自分こそが自分の人生の実現者なのです。また自分こそが自分の先生なのです。あなた自身が神であることに気づいてください。あなた自身が愛です。あなた自身が光なのです。そして私たちの自由意思こそが、自分の内なる神のすべてを発見していく、“学びの道”なのです。

 私たちは、内なる神の存在を生まれながらに知っているのです。その知恵をどうぞくもらせないでください。自分を信じ、生まれながらにうちに宿る愛と光を信じてください。そうすれば、あなたの人生そのものが愛と光になるでしょう。

 神の国はあなた自身の内にあります。先生は他の誰でもない、あなた自身なのです。他人を先生とあおぐのはやめましょう。他の人を崇拝する必要もありません。すべてはあなた自身です。あなたは今のままで完璧です。あなたは神とひとつなのです。

 私から皆さんに愛と光をお送りします。
                    1986年4月14日              シャーリー・マクレーン

この頃と比べると今の方が、世界は明らかに悪い状況であるように見えるのですが、何なのでしょうかね。理想とはかけ離れた現実が襲い掛かってきて、つまりロシアが侵攻し、イスラエルが侵攻して、それをやめさせることができないでいる。プーチンもネタニヤフも、「現代のヒトラー」と呼ばれたりしているにもかかわらず、外遊して言いたいことを言っています。結局「力が正義」のように見えてしまっています。そんな権力者同士の戦争に巻きこまれて、体の一部を失ったり死んだりしている子供たちに、この言葉は有効なのでしょうかね。
まあ、別の次元の話と言えば、それまでですが。

《 追記 2024/08/17 》 パリオリンピックが終了しました。大きな事故もなく何とか無事に終わりました。大きな紛争が複数起きている中でのオリンピックでした。
今回のパリオリンピックでフランスのイメージが若干変わったかもしれません。美化されたフランスのイメージが削られて現実のフランスが少しばかり顔をのぞかせたということです。
今回のオリンピックでいちばん驚いたのは染色体がXYの人が女性として出場し、メダルを取ってしまったことです。ほとんどの競技を男女で分けているのは、男女に明らかな体力差があるからなのですから、たとえ心が女性であっても身体が(つまり遺伝子的に)男性であれば、男のカテゴリーで戦ってもらわないと、今後いろいろな競技で騒動が起きるのではないかと思います。
医学的なことは詳しく知りませんが、XYは当然男ですし、XXYYやXXYのようにY染色体を持っていれば、その人は競技では男に分類すべきなのかなと思います。
「オリンピックではパスポートの性別で性別の区別をする」というルールを変更すればよいだけです。全員調べる必要はないのでして、「自国他国を問わずどこかの国のオリンピック協会から要望があった場合はIOCが責任を持って染色体の検査をして判断する」と決めておけばそれで済むことです。これは差別でも何でもありません。どんな競技にもルールは必要であり、出場資格もその重要な項目です。
これに比べるとクライミングの森選手の手がホールドに届かなかった件は、もうちょっとむずかしいです。どんな競技でも身体の大きさや背の高さが有利に働いたりするものです。それで種目によって出場する選手の体形が似ているわけでして、あるいは体重でクラス分けをしている種目もあります。ですから、クライミングという競技を今後どのような競技として発展させてゆくのかを関係者でよく協議して、それに沿って競技のルールを作ってゆくことになります。

それから、閉会式について。実はこのブログを書くのであらためてハイライトを見ました。ハイライトを見て、フィールドに作られた無機質の変な形のものが大陸の地図だと初めて知りました。説明がなければ何が何だかわかりません。あの金色のハエ男が「ゴールデンボイジャー」というキャラクターだということも今回ニュースを調べて知りました。しかし、まあ何が何だか、説明がなければわからないものだらけです。登場したミュージシャンもなんだかなぁという感じでしたね。
開会式はダラダラと時間ばかり長くて、途中で見るのをやめてしまいましたが、閉会式も似たようなものだったようです。オリンピックも、やり方をもっと改善しないと開催国が出てこなくなりそうです。
もちろん日本は少なくともしばらくはやらないでしょう。「おもてなし」の日本は選手受けが良かったみたいですが、お金を湯水のように使って、結局誰が得して誰が損したんでしょうかね。収支とか損益とか、どうもはっきりわからないので困ります。


野反湖のニッコウキスゲ

2024-07-24 04:21:11 | 登山・ハイキング


  地図 (この地図は国土地理院のホームページの地図をもとに、加工を加えて作成しました)

野反湖にニッコウキスゲを見に行きました。
行ったのは2024年7月22日です。
ヤマレコの写真を見ると今年の花のピークは7月6日から7月13日頃だったようです。
ということで、ピークからは1週間以上過ぎているのでしょうが、まだ花はたくさん咲いていました。

なお、野反湖からの帰りにチャツボミゴケ公園に寄りました。

以下は写真です。



  ヤナギラン


  マツムシソウ


  コオニユリ


  コマクサ園から見た富士見峠(野反峠)と弁天山


  コマクサ

コマクサの花のシーズンは終わりですから、花が少ないのは仕方ないのですが、6月に来た時より株の数が少なくなっているようで気になりました。


  ハコネギク


  ハクサンフウロ


  ハクサンフウロとニッコウキスゲ


  定番の写真ですが、シーズンの終わりで、ちょっと花の数が少ないです


  ニッコウキスゲと八間山


  弁天山の山頂

いちおう無線もしました。430MHzで3局、2mで2局でした。


  白根山

この写真はE地点から写したものです。E地点は白根山方面が開けていて眺めの良い場所でした。


  再び富士見峠に戻ってきました


  設置されている案内板(部分)

野反湖の湖畔へ下って、少し東岸を歩いてから、戻ってきました。


  東岸の花


  2024年のニッコウキスゲでした

《 チャツボミゴケ公園 》

あまりアクセスのよい場所ではないのですが、草津や野反湖に来ると必ずこの名前が目に入るので、一度寄ってみることにしました。


  地図 (この地図は国土地理院のホームページの地図をもとに、加工を加えて作成しました)

今回歩いたのは赤いラインの所だけです。
INが公園への一方通行の入り口で、OUTが一方通行の出口です。
公園の駐車場は地点で、入園料は600円です。地点と地点の間をバスが往復していまして、無料で乗れます。それから、クマが出たそうで、徒歩で行くのは禁止になっていました。
バスは20分間隔で運行していることになっていますが、私は穴地獄バス停(地点)で30分以上待たされましたから、間引き運転する場合があるらしいです。

この地図は、チャツボミゴケ公園付近から大池を経て芳ヶ平湿原に至る登山コースの登山口周辺の地図になっています。
しかし、結論から言うと、チャツボミゴケ公園の駐車場にはAM8:45以降でないと入れませんので、早朝から歩き始めたい私には都合が悪いです。
この公園は【営業時間 8:45~15:30(4月~9月) 8:45〜15:00(10月~11月)】でして、この営業時間以外はゲートが閉まっているそうです。地図のINOUTの近くにゲートがありました。
それで、群馬県境稜線トレイルのマップを確認すると、この地図の右下の地点が登山口として使えるようです。
さらに、Googleマップのストリートビューを見ると、地点にもゲートがあって一般車両はゲートより中には入れないようですが、ゲート近くに駐車スペースはありそうです。ただしこれは実際に歩いた情報ではありませんので、もし行かれる場合は自分でよく調べてみてください。
なお、芳ヶ平湿原へ下から登るのであれば、草津温泉側の登山口から登るのが、道もよく整備されていて楽しいハイキングができると思います。

以下は写真です。


  バスの終点(穴地獄バス停・地点)にある案内板

ここには駐車場と書いてありますが、現在は一般車両は入れません。
なお、水池・大池への分岐は穴地獄の周回路の途中にありました。


  チャツボミゴケ公園の絵地図 (上が南西になります)

🅿と書いてあるのがバスの終点。バスの終点から西方向に遊歩道を300m歩くと穴地獄を周回できる木道があります。


  チャツボミゴケ?でしょうね


  説明版

チャツボミゴケのおすすめのシーズンはレンゲツツジの咲く頃?のようです。日差しに弱いので夏場は黒くなると書いてあります。


  穴地獄の奥の方です

河床からぶくぶくと湧いていました。


  説明版

戦時中、鉄鉱石は貴重だったので、長野原から太子駅まで線路を敷いて運び出したと書いてあります。採掘方法は露天掘りだったようです。閉山は昭和41年です。


  穴地獄

ここを流れている水は、もっと水量の多いいくつかの沢の水と合わさって、先日入浴した尻焼温泉の川の湯に至ります。


ドラマ「新宿野戦病院」

2024-07-16 07:54:52 | テレビ・映画

私はこういうドラマが好きです。
そのまま舞台に載せられるような、芝居がかった切れのある演技とセリフ。
どうせ虚構なのですから、何でもありでして、公序良俗の観点からはいくぶん問題があるとしても、そのような設定の中で、人間の本質が浮き彫りにされて見えてくるようにも思います。
どの俳優さんもうまいです。主役級の濱田岳や塚地武雅と、一騎当千の強力なバイプレーヤーで固めて、独特の世界を生み出しています。
こういったドラマが一般受けするかどうかは知りませんが、私は好きです。
結局、私はあまり洗練されたきっちりした世界では生きづらい人間なので、こういったいくぶん不安定な中でかろうじてバランスを保っているような世界にひかれるのかもしれません。
それから、英語のセリフが多いのはよいことです。発音がうまいとかヘタとかはどうでもいいのでして、英語が日本のドラマの中でたくさん使われるというだけで、充分に画期的なことです。

《 追記 》  あまり褒めたら、第3話はそうでもありませんでした。そうでもなかった原因は、ひとつは暗い性描写があったこと、暗いのは苦手です。それと、ストーリーがゴチャゴチャしてよく分からなかったこと。盛り上がりがなかったこと。それから、余貴美子演ずる母親?のイメージが予想とは違った感じだったこと。
あまり期待しないで見た方がよさそうです。余分な期待をするからその分がっかりするわけです。
それから、ふと思ったのは、私が韓国語を全く知らないこと。韓流ドラマを見ないこともあるのですが、本当に知りません。個人的には、アマチュア無線で韓国の人と話す機会もあるので、あいさつとか、断片的でもいいので慣用句とか、少しは知っているとよいと思いました。お隣の国ですからもっと知る努力が必要です。そのためにもまず言葉ですよね。

《 追記 》 第9話。8月の最終週です。主な展開としては、トオルがマイに振られたこと、およびヨーコが国家試験に合格したこと。たぶんこの二つがないと、これから先に話が続かないのだと思います。あとはカンファレンスを使った小ネタをいくつか。私はこういった小ネタが好きです。
サザンの主題歌もいいです。サザンの曲はどれもじっくり聞く曲ではないのですけど、醸し出す雰囲気は最高です。
それからエンディングに出てくる目玉焼き付きのドライカレー。作ってみたいです。もちろんドライカレーはいままでも自己流で作っていましたが、ちゃんとレシピを見て作ってみたいと。それから目玉焼き。コルステロールが気になっていた時に卵をやめて、それからもう十年以上たちます。たまには買って食べてみようかと、ふと思ってしまいました。卵は目玉焼きにして醤油を垂らすのが、いちばんおいしい気がしますね。
なお、このドラマになぜかよく登場するペヤングは食べたいと思いません。あのタイプの焼きそばであれば日清UFOが好みです。
さて次回からは、パンデミックの話らしいです。

《 追記 》 最終回は大団円で終わるのかなと思って見ていたら、そうはいきませんでした。医師法違反を放置するわけにはいかなかったらしく、院長とヨーコは逮捕されてしまいました。
そしてヨーコは病院から去ってしまったのですが、残った医師たちはヨーコに感化されていたので、その後も何とか病院を維持しています。そしてヨーコ本人は国境なき医師団のようなテントで医師をやっているようでした。日本の医師免許はもしかすると失ったかもしれませんが、アメリカの医師免許は持っているわけです。ということで続編は作れないかもしれませんね。すでに2027年の話にまで進んでしまっていますし。