如意樹の木陰

古い記事ではサイババのことが多いです。
2024年に再開しました。

金柑

2007-02-25 20:42:45 | Weblog
Bフレッツの仮申し込みをしました。しかし、あくまでも「仮」なんですね。実現するとしても1年先とかじゃないかと思います。さてどうなりますことやら。

ここのところ仕事が忙しいです。世の中景気がよいのでしょうか?とりあえず、テンパッてがんばっていますが、多少疲れが・・・休みの日は、何もしたくない気分です。

先日、金柑を食べていたら、子供の頃の出来事を思い出しました。それは母方の祖父の葬儀の後の事で、私は供物の中にあるよい香りのする金柑が欲しくて・・・
小学校に上がるよりも前の事です。
その古い出来事を思い出したら、芋づる式にいろいろな事が思い出されてきます。父方の祖父の葬儀は、雪の降った翌日でした。白い割烹着のおばさんたちがにぎやかに働いていて、煮物とお酒の匂い。
どうも私の記憶は、匂いによって思い出されるらしい。

それから、今度は古い夢を思い出しました。夢などすぐに忘れてしまうものなのですが、なにかきっかけがあると、とんでもなく古い夢を思い出すようです。
その夢は、田んぼのあぜ道を歩く夢なのですが、その田んぼには花菖蒲がたくさん咲いています。あぜ道は、尾瀬の木道のように板でできていて、あぜ道の途中、田と田の境には木製のくぐり戸がありました。田んぼには綺麗な水が流れていて、水の(あるいは菖蒲の)さわやかなかおり。
澄んだ花の色、葉のみずみずしい鮮やかな緑、水の香り・・・なんでこんなのを覚えていて思い出すのでしょうか。
一生のうちに経験したり考えたことが、脳にすべて記憶されているというのは本当なのかもしれません。もちろんそれとは違った考え方もありますが・・・

話はかわります。
夜、走り慣れた道で車を運転していて、不意に「ここはどこだ?」って思ったことがあります。その時、見慣れたはずの風景が一瞬全く見知らぬ町に見えていました。ほんの数秒で、「なんだいつもの信号だ」と分かるのですが・・・それまでの数秒間、道に迷ったのと同じ感じになって、とても新鮮な気持ちで街を見ることが出来たりします。
同じような事は、他にもあります。
ある深夜、地鳴りを伴ったすさまじい音に目を覚ましました。外は強い風が吹いているようでした。
建物が崩れ落ちるような、大きな車が横転したまま道路をすべるような、ものすごい音で、しかもそのすさまじい音がしばらく続くのです。自衛隊の火薬庫の爆発、あるいは浅間山の噴火かも知れないとも思いました。何かを確かめようとして外に出てみたほどです。
そして、そのあとやっと、雷の音らしいと気づきました。
たしかに私の住む群馬では冬の雷はめずらしいのです。しかし、夏には雷の多く発生する地方なので、その音からすぐに雷が思い浮かぶのが自然だと思うのですが・・・全く思い浮かびませんでした。
脳の働きが鈍くなってきているのかと、心配になったりして・・・

しかし、それで、雷はそれを知らない人にとってはずいぶん恐ろしいものなのだと、改めてわかりました。・・・いやいや、雷は本来ほんとに怖いものなのですが、夏にはよくあることなので、私の場合雷に対しての感覚が麻痺しているのでしょう。つまり、雷という分類に入れる事で、それがどんなにすさまじい音であったとしてもそれ以上考えない・・・思考が停止するということ。
たとえば、工場の騒音についても同じことが言えるわけで、私の職場は相当にすごい騒音なのですが、それを気にしていたのでは仕事にならない。聞こえるけれども気にしないし、ある意味では聞こえない。
逆に、オーディオをチェックするときには、低音の出方がどうとか、低音の質がどうとか、わずかな違いに一喜一憂する。
意識の焦点をどこに置くかによって、ずいぶんものごとに対する感じ方が変わってくるということなのでしょう。
そして、このことは感覚についてだけでなく、思考や感情についても、同じなんでしょうね。

無題

2007-02-18 23:36:30 | Weblog
グローバルハーモニーでAARTI聴いてると、行きたくなりますね、インド。
スワミのいるプラシャンティニラヤムは、特別な場所です。サイババの影響下にすっぽり包まれる感じ。

今日は午前中小雨でした。山茶花にはメジロがたくさん集まって来ていました。鳥は集団で行動するので、メジロが見られるときはメジロばかりだったりします。
一方で畑のブロッコリーにはヒヨドリが集まっています。20本くらいしかないブロッコリーの株に5~6羽のヒヨドリがとり付いている。ブロッコリーの周りにはだいこんや芯摘み菜もあるのに、ブロッコリーにだけヒヨドリが集まるのは、やはりおいしいということなのでしょう。
先日はジョウビタキのオスが見られました。最近視力が落ちてきたのですが、ジョウビタキのオスは色が鮮やかなので見分けがつきます。

Bフレッツの申し込みをしようかどうか、少し迷っている。私の住む田舎の地区にBフレッツを設備するには地区全体で300軒の申し込みが必要なのだそうだ。地区は1000戸もないだろうから、申し込んだところで実現はかなり厳しいだろう。しかし、時代の流れはもうBフレッツなのだろうから、とりあえず申し込んでおくべきなんだろうとは思う。ちなみにBフレッツにするとADSLより月当たり1,000円弱の費用が嵩む。まあ、費用はたいした事ないか。それに、我が家のADSLは超遅いからね。

オーディオ熱 Ⅳ

2007-02-08 00:25:56 | Weblog
昼休みに寄った定食屋さんの庭先の紅梅にミツバチがたくさん集まっていた。
ミツバチを飼いたいと思ったが、どうすれば飼えるのだろう?女王蜂を手に入れなければならないはずだが・・・
田舎だから、一年中花には困らないのだが、どうなんだろう。

さてオーディオ熱もそろそろ一段落。
今回は、サラウンド用にフォステクスのFE127Eを購入。FEシリーズはFE163、FE203、FE206Σを経験している。
FE206Σは別格だが、FE163,FE203はそれなりの音質だったように記憶している。
今回は、サラウンドスピーカー用だし、なによりもすでに箱(オニメナット付)があるので、箱にそのまま取り付けられるスピーカーユニットとしてFE127Eを選んだ。
ただ、箱は若干手直しした。まずダクトの共振周波数を65Hzくらいに下げた。スリット型のダクトなので修正は簡単。ダクトにちょっと詰め物をして面積を小さくした。
それから、フロントバッフルと背面の板を角材で連結。これによって、バッフル板の強度が格段にアップした。

まず、普通にステレオで鳴らしてみたが、かなりバランスのよいまともな音。大型スピーカーのスケール感や艶とかは望めないが、バランスのよい安心感のある音。

次に、SA-XR55にサラウンドスピーカーとして接続。
当たり前の事だが、サラウンドスピーカーはあまり目立つほど鳴らしてはいけない。したがって、スピーカーの良し悪しはあまり影響しないように思う。耳障りな音がしない事は大切だが・・・
AVアンプSA-XR55を購入した以上、サラウンドスピーカーを付けることは必然だった様に思う。(付けないでガマンできる性格ではない!)
ただ、サラウンドの効果は、はじめに予想した通りあまりたいしたことはない。音像の定位が幾分甘くなるし、2チャンネルソースをAVアンプでサラウンドに加工した場合にはどうしても小細工した音に感じられてしまう。
SA-XR55のサラウンドモード(2chをサラウンドに加工する方法)には数種類あるが、使ってみた中で一番まともだったのはDTS NEO:6(MUSIC)だった。たぶんこれがいちばん2chステレオサウンドに近かったということかもしれない??

それから今度は、テレビのサラウンドソースを聴いてみた。
これは明らかにサラウンドの方が情報量が増す。
ということで、ソースによってはサラウンドスピーカーが有効に働く場合があることがわかった。

温暖化

2007-02-03 00:20:14 | Weblog
写真は、昨日の話に出た虹色に輝く雲の写真です。
写真の左側の陰になっているあたりに太陽があって、その光が雲を通して虹色に見えているんですね。

今年の冬は本当に暖かい。
今日は、だいぶん北風が吹いたけれど、今年は冬型の気圧配置があまり長続きしないようだ。
去年は、一度も雪が降らなかったが、今年もそうかもしれない。
雪にならずに雨になってしまう感じだ。(群馬県南部の話です)
2050年には、夏の北極海に氷がなくなるとか。さらにその時期がもっと早まる可能性もあるとか。
いったいこれから気候はどうなってしまうのでしょうか。
一度バランスを崩すと、その後安定するまでしばらくの間気候は大きく変動を続ける事になるはず。
島国である日本の場合、周囲の海水に守られて変動は緩和されると思うが、それほど楽観的ではないかもしれない。
そして、残念な事にどうやらすでにバランスを崩してしまっているらしい・・・
今後どのような変動を経て、どのような気候で安定するのか、しないのか??
人間社会がバランスを崩す要因として働き続けている限り、なかなか安定できないのかもしれない。
食糧不足、水不足、風水害、温暖化・・・その後に来るのは何でしょう??
まあ、そこまで考えると、ほとんど社会活動をしない「ひきこもり」も、消極的ではあるが温暖化のペースを緩める役に立っていると思えなくもない。
そうでもないか??

2007-02-01 23:26:00 | Weblog
昨日、外で仕事をしていたら、綺麗な雲があった。
その雲は、落日前の西の空に、ふんわりと浮かんでいた。
雲全体が虹色に輝いていた。
ほとんど風のない、1月にしてはあたたかな夕方であったが、空はよく澄み渡っていて、雲といえばその輝く虹色の雲だけだった。
その雲はあまり形を変えることなく、落日ともに色を変えていった。

今日の写真は、その雲の写真。落日後少したって、夕焼けになったところ。
携帯電話についているカメラなので、いまいちの写りだが、雰囲気は伝わるかと思う。

私は外で仕事をするのが好き。
飛行機雲をひいて飛ぶ旅客機や、自衛隊の双発のヘリコプターや、ゆっくり飛ぶ水鳥や、トンビや、・・・外にいれば、いろんなものが見られる。
雲にしてもいろいろな雲があって、見ていて飽きない。雲は、あまり動かないように見えても、どんどん形を変える。夏の入道雲などは形を変えてゆく雲の典型。

こう空ばかり見ていては、仕事がおろそかになるのではないかと思われるかもしれないが、そんな事はありません。
空を観察して天気の変化に気をつけることは、屋外で仕事をする上でとても重要な事なのです。とか言って・・・

明日あたり満月だろう。この季節の月は、ずいぶん高く天頂まで上ってゆく。冬の月が青白く煌々として明るいのは、高度が高いためもあるんだと思う。