如意樹の木陰

古い記事ではサイババのことが多いです。
2024年に再開しました。

Ajeet Kaur - Darshan

2024-04-27 08:07:55 | 音楽




’Darshan'は『サンスクリット語で「見ること」の意味。特に聖人を見ること、そして足に触れることによって徳を積もうとすること』。
この人のアルバム[Haseya]もよいです。



大河ドラマ『光る君へ』

2024-04-25 07:05:54 | Weblog

まだ、続けて見ております。
もう4月も後半ですから、3分の1くらいは放送が済んだのだと思います。

時間の流れを概略しておきます。
道長は966年生まれ。先週の放送では大納言様と呼ばれていましたから、その回の放送は991年頃でしょうか。
まひろ(紫式部)の生年はよく分かりません。973年くらいが妥当なのかもしれませんが、ドラマでは道長とあまり年が離れていない感じなので仮に970年としておきます。
995年に道長の兄二人が相次いで病死し、しばらくして道長は右大臣になります。その後左大臣にまで登り権力を掌握しますが、摂政にはなかなかなりたがらなかったようで、摂政の宣下を受けたのは1016年ということです。
まひろの父藤原為時は996年頃に地方官に任命され、この時まひろも同行しているらしいです。
ただ、まひろは2年足らずで帰京し、藤原宣孝(950年頃の生まれ)と結婚します。まひろが970年生まれだと28歳くらいです。なお、宣孝には先妻の他に複数の女性がいたらしいです。宣孝は1001年に他界。宣孝との間に賢子が生まれていました。そして、1006年頃に中宮彰子(道長の娘)の元に出仕しました。そして藤式部とか紫式部と呼ばれたようです。
なお、1006年頃に初めて出仕したにしては、道長やその妻倫子から優遇されていたようなところがあり、もっと前から交流があったのではないかという説はあります。
紫式部が亡くなったのは1014年頃だそうです。
(追記)没年についてもいろいろな説があるようです。最新のWikipediaを見ると「少なくとも1019年までは存命」とか。このドラマでは何歳まで描くのでしょうか。

私の平安時代に関する知識は微々たるもので、安倍晴明を扱った小説や小倉百人一首の解説本に書いてある程度のものです。それでも、全くないよりはよいようです。右大臣道綱の母とか儀同三司母(高階貴子)とか赤染衛門という名前にいくらか反応することはできます。紫式部はその頃の人です。
ただ源氏物語には全く縁がありません。たぶん今後もないでしょう。考えたら男女の恋のようなものを扱った小説を読んだことがあまりないのです。雨月物語とか高野聖とか雪国くらいは好きで読んでますね。しかし、それらはいわゆる恋の話とは違うような気がします。といっても源氏物語の内容を全く知らないので比較のしようもありませんが。

この大河ドラマはあくまでもフィクションです。現存している紫式部に関する資料がそれほど多くないはずで、したがって作家がどうにでもアレンジできる余地があります。しかし、それはあくまでもフィクションです。
ちなみに、「田辺聖子の小倉百人一首」によれば、紫式部には兄と姉がいたことになっていますが、ドラマでは弟だけという設定のようです。またドラマは、まひろの母が道長の兄の道兼に理不尽に殺されるというショッキングなシーンでスタートしましたが、もちろんそんな史実はありません。登場人物に陰影をつけるための脚色なんでしょうかね。

大河ドラマには珍しくラブシーンが多くて、はじめの頃は違和感がありましたが、慣れました。
当時の貴族社会の結婚?は、女性の元に男が通うというスタイルが多かったようです。子供を育てることを考えればそれが合理的であったのだと思います。また、そういうシステムなので、妻の父親の影響力が大きいです。

なお蛇足ですが、陰陽師安倍晴明は921年生まれ、1005年没。夢枕獏の小説で晴明の相棒として描かれる源博雅は918年生まれ、980年没。

《 追記 》 ドラマに清少納言がよく登場するようになりました。しかし、まひろが彰子の元に出仕する前から清少納言と面識があったかどうかは不明だと思います。
清少納言は、まひろよりかなり年上と思われますが、定かではありません。一度結婚し982年に長男を出産しています。その後993年頃から中宮定子に出仕していましたが、1000年に定子がお亡くなりになり、宮仕えを辞しています。その後についてははっきりしませんが、定子の遺児の養育を依頼されて再び出仕したという説もあります。再び出仕していれば、やはり出仕していた紫式部と宮中で交流する時期があった可能性はあります。
清少納言は紫式部より長生きしたようですが、いつごろ亡くなったかは不明です。

《 追記 》 賢子(のちの大弐三位)が道長との間に出来た子であったという設定。これは大石静のオリジナルなのでしょうか。それとも昔からあった説なのでしょうか。
もし賢子が道長の子であったなら、頼宗(道長の次男)と恋愛してはまずいわけで、その辺を考えると、やはりこれはドラマを盛り上げるための虚構なんでしょうかね。しかし、まあなんというか。
あの時代の倫理観については全く知りませんが、まひろと道長が今でいうところの不倫をしている場面は、見たくありませんでした。「おい、これ大河ドラマだろ?」
このふたりの関係はもうちょっとプラトニックな恋愛感情にしておけなかったものでしょうかね。もう取り返しはつきませんけど。

《 追記 》 9月に入って、まひろは彰子に出仕しました。ドラマでは、出仕の目的が最初から、物語(源氏物語)を書かせて一条天皇を彰子のそばに引き寄せるために道長から依頼された、という設定になっていました。一条天皇が定子を懐かしんで枕草子を読んでいるので、それに代わる読み物を道長がまひろに依頼したということです。フィクションですから。
まひろが出仕して、女房がずらっと並ぶ前であいさつするシーンでは、これからいくらかいじめられるのかな、と思ってしまいましたが、そういうことはなく、さらに出仕して8日で実家に戻ってしまうというわがまままで通ってしまっていました。陰謀渦巻く中国宮廷ドラマを見過ぎの私にとっては、ちょっと拍子抜けという感じもありました。
道長が褒美として渡した扇子に描かれた絵を見てまひろが感激するというのは、いかにもフィクションですが、道長がそういう心配りのできるニクい男だというイメージづくりでしょうか。女の人はそういうのにグッとくる、ということでしょうか。
道長とまひろの関係については、これから倫子にバレたりするのでしょうかね。賢子のこともありますし。あの時代、知られたところで特段大ごとにはならないのかもしれません。

 


Jane Zhang - The Diva Dance

2024-04-21 06:39:41 | 音楽

 

このような人は、もちろん使っていないでしょうが、今は「ボーカル補正・プロセッサー」のようなものがありまして、録音したものについてはピッチ補正などが普通に行われているようです。さらにもっと高度な加工も当然できます。
さらに、リアルタイムで補正や音色のこまかな調整などができるようになってきているらしく、結局のところ、ライブであってもPAスピーカーからの音を聞いているわけですから、それが生の声なのかどうか、あやしくなってきているような話を聞きます。
生の声でピッチがズレているよりは、加工されていても合っている方が気持ちよく聞けるわけで、違和感がなければそれでかまわないようには思います。




無題(戦争 紅麹)

2024-04-19 19:53:24 | Weblog

《 戦争はむなしい 》
どうしても戦争の記事が目に飛び込んできます。
イスラエルは、どんな形にせよ、イランを攻撃するでしょう。(4月19日に攻撃が始まったようです)
どちらが先に手を出したかという論理でいえば、イラン大使館を攻撃したイスラエルが、先に手を出したということになります。したがって、ガザへ侵攻した時のイスラエルの理屈に従えば、責められるべきはイスラエルです。それにもかかわらず、米英はイスラエル側に立って発言し、行動しています。こういうことですから、モスリムは米英を信用しません。彼らが守ろうとしているのは自由主義でも民主主義でも人権でもなく、自分たちの利益です。

ウクライナの戦場で活躍してるドローンですが、アメリカ製のドローンは、高価でありながら使いづらいので使われていないそうです。ウクライナは国内でドローンを年間100万台生産する体制を整えたそうです。精密・高機能でなくても実用的で安価なものを大量に投入することが実戦では効果的であるようです。
アメリカが売りつけている兵器はたいがい高価で、一見優れているように見えても、実戦では使いづらいものがありそうです。それを買い込んでいる日本は、実戦でそれを大量に使うことなど、はなから想定してはいないのでしょう。
高価で、使い勝手が悪く、メンテが難しく、燃料や消耗品が手に入りにくいものを売りつけて、米軍の言うことを聞く末端組織として組み込むというのが、アメリカの考え方に思えます。

アメリカからハシゴを外されれば、ウクライナは持ちこたえられないでしょう。
もし今後ウクライナに親ロシア政権ができて落ち着けば、ウクライナの人々が恨むのは、ロシアではなくアメリカです。火種を投げ込んであおっておきながら、途中で投げ出してしまったようにも見えますから、そうなります。
ちなみに、いまアメリカはウクライナへの武器供与を無償ではなくローンにすることを検討しているようです。
しかし、米英は今でもロシア国内への大規模な攻撃については否定的ですから、結局のところウクライナに勝つ見込みはほとんどありません。
最終的に勝つことができないことがわかっている戦争を戦うことはむなしいことです。それを支援することも同様です。核大国と戦うということはそういうことです。
核大国と戦えば、その国が内部崩壊でもしてくれない限り、負けるのです。
戦争が始まれば局地戦で終わる可能性はあまり高くありません。核大国は通常兵器も充分に保有していますから、自然と消耗戦に持ち込まれそうです。

ずっと難民の流入で苦しんできたヨーロッパ諸国は、今回のウクライナからの避難民が外国人労働者となって自国の労働者の仕事を奪っていることで、国内問題化しているようです。その結果として、大衆は右傾化し、その支持を得た政党が躍進しています。それも自然な流れです。


戦争が長引くにつれて、プーチンが有能な戦略家に見えてくるので不思議です。もちろん軍事力を使って領土を拡大するという発想自体、完全に間違っているのですが、諜報部員として訓練された彼にとっては充分にあり得る選択肢ということなのでしょう。
一方のゼレンスキー大統領は相当に追い詰められています。
たくさんの国民が戦争で死傷し、国が戦場になり荒廃し、それにもかかわらず良い結果を出せそうもないと悟った時、一国の指導者はどうすべきなのでしょうか。

国連では、パレスチナ問題でアメリカがまた拒否権を使ったそうです。こうして世界はアメリカからどんどん離れていきます。
ただ、アメリカ自体は食糧輸出国ですし、科学技術の研究でも世界のトップですから、大きく崩れることはありません。これからは大きすぎる軍事費を徐々に削減して、国連の改革に取り組んでほしいものです。なんだかんだ言っても、世界で一番の大国はアメリカなのですから、その影響力があるうちに、戦争のない世界に向けて世界を導いてほしいものです。

しかし、日本はこれからどうするつもりなのでしょう。食料自給率は30%台らしいですし、資源も今のところめぼしいものがありません。
国全体が方向性を失って迷走しているように思われます。大きな財政赤字を抱えたままでは、政府のできることはどんどん限られてくるのではないでしょうか。
《 追記 2024.04.24 》 ウクライナへの米英からの武器支援の追加が決まったというニュースが出ていました。
しかし、これは戦争を長引かせるだけに見えます。本当に
ロシアを降参させるための兵器ではないからです。
たとえば、本当にロシアに手を引かせたいなら、アメリカの持っている核を10発もウクライナへ送ってやれば済むことです。手を引かなければこれを使うぞと、ウクライナがロシアに言えば、たぶんロシアは引かざるを得ないでしょう。もちろんアメリカがそれを言っても効果は同じはずですが、アメリカはそれを言いたくないようです。なぜなら、アメリカ国民を核戦争の恐怖にさらすからです。たぶんアメリカがウクライナへ核兵器を送るという情報が漏れただけで、キューバ危機のような状況になりそうです。

 結局、今回追加で供給された通常兵器で戦争を長引かせているうちに、ゼレンスキーは停戦交渉をしなければならないのですが、すでに足元を見られていますから、非常に厳しい交渉内容になるはずです。
《 追記 2024.05.01 》 ガザ地区に対するイスラエルの攻撃は、武力による攻撃以外に、食料・水・医薬品の供給を断つことによるいわゆる兵糧攻めがすさまじいということがわかってきました。200万人が住むガザ地区をそっくり封鎖して兵糧攻めにすればどうなるか、想像できるでしょうか。今イスラエルがやっていることはそういうことです。ガザ地区は生き地獄になっています。わずかに届く支援物資を手に入れようとして多くの人が命を落としているというニュースもありました。まさにジェノサイドです。

《 追記 2024.05.13 》 こんな記事がありました。

真実を教えよう! 米国がウクライナ追加支援を決めた「3つの隠蔽された目的」(現代ビジネス)

こういう見方もあるということです。ものごとにはさまざまな側面があるということでもあります。
どうもアメリカは他国の紛争を利用しようとする傾向があるように思います。アメリカの国内の産業が軍需によって潤うような体質になっていることが基本的な問題なのでしょう。それから、軍事大国同士の駆け引きというのがあって、アメリカに利するために、ウクライナを駒として使うような傾向もありそうです。もちろん最終的な決定はウクライナの政権が行っているのですが、戦争を継続するように仕向けたということは実際にあったのかもしれません。
最近日本もきな臭くなってきました。知らず知らずのうちに紛争に巻き込まれ、戦争の当事者になってしまわないように、充分に注意しないといけません。
「国の交戦権は、これを認めない」であります。国民(日本国憲法)が交戦権を認めないと言っているのに、「自衛権は別」といって敵国の挑発に乗って戦争を始めたら、その内閣は国民を戦争に巻き込んだ犯罪者として罰せられなければなりません。国民を戦争に巻き込むことを日本国憲法は政府に許していません。自衛権を行使したいならその前に日本国憲法を改正してください。それが順序です。

《 追記 2024.08.18 》 NHK 映像の世紀バタフライエフェクト CIA世界を変えた秘密工作
録画してあったのを最近見ました。ハンガリー動乱・イランにおける傀儡政権の樹立・チリの軍事クーデターなどにCIAがどのような目的でどのように関わったかについてのドキュメンタリーでした。CIAは世界中で民衆を扇動したり、軍部を動かしてクーデターを起こさせたりして、アメリカの利益のために活動しているようです。「自由と民主主義を守る」という大義はあるわけですが、どの場合も無血で済むわけはなく、多くの死傷者が出て、国外に脱出する人たちも出ました。
自由とか民主主義とか言いながら、やっていることは結局勢力争いであったり、資源の権益の確保であったり、市場の開拓であったりするわけでして、そのために必要なら内乱のような状態を作り出し、国民同士を戦わせるのです。

《 追記 2024.09.20 》 BBCニュース 【 ロシア北西部で大きな爆発、ウクライナが武器庫を攻撃か 】
武器庫の場所は[ロシアのトヴェリ州トロペツ]。Googleマップで見ると、ひと目でわかる広大な弾薬庫があります。幅1km長さ5kmくらいあります。ひとつ一つの建物を誘爆を防ぐための土塁が囲っています。この攻撃による爆発の振動は地震として観測され、爆発の熱が人工衛星から観測されたということですから、大きな爆発だったようです。
この記事の初めの方で、「ウクライナは年間100万発のドローンを生産する計画」と書いた時には、1桁以上盛ってるのかなと思いました。それは今でもそう思っているのですが、ウクライナによる今回の攻撃は大量のドローン(100機超という記事もある)で行ったようです。大量のドローンによる飽和攻撃が効果的であることは間違いありません。しかも、トロペツの武器庫はウクライナの国境から480km離れた場所ですから、モスクワとほぼ同じ距離です。モスクワ市民は内心震えているかもしれません。
今回の戦争からわかることは、戦争の時に攻撃目標になるのは、レーダー基地、軍用機のある空軍基地、武器庫、弾薬庫、あとは電力関係のインフラなどです。原発は壊してしまうというよりは、占拠して脅しに利用するような使い方のようです。原発を壊すと国際的に非難を受けます。水力発電のダムは破壊されてます。これはダムの下流に洪水も引き起こします。



《 紅麹の件 》
たぶんサプリメントと言われるものを私もいくらか飲んでいます。
①エビオス錠 指定医薬部外品です。したがって、これはサプリメントとは言わないかもしれません。飲んでいるとなんとなく胃腸の調子がよいように感じるので。
②DHA(ディアナチュラ) DHA包有精製魚油加工食品です。EPAも少し入ってます。よくわかりませんが、ボケ防止に役立てばと思って。現物の青魚を煮たり焼いたりするのは手間がかかります。
③ビタミンC(ディアナチュラ) ビタミンC加工食品です。これもなんとなく飲んでます。B2、B6もいくらか入ってます。飲まないこともあります。大量に摂取するわけではありません。カゼ気味の時に効果があると聞いて飲み始めたような気がします。冬の3ヶ月間くらいはミカンがたくさんとれるので、サプリに頼る必要はなくなります。

市販のサプリはこの3種類です。まあ、無難だと思います。ディアナチュラにしているのは値段が安いのとアサヒビールの食品部門的なブランドとしての安心感からです。エビオス錠も同じ会社です。
必要な栄養は普通の食事でとれればその方がよいに決まっていますが、摂れないものもあるようです。しかし、よくわかりません。
そう「よくわからない」のです。ですから以前、手術のしばらく前に病院の薬剤師さんから、この3種類のサプリメントを手術が終わるまで止めるように言われて、ちょっと驚きました。
サプリメントは栄養補助食品のようなものでしょうが、一般の食品とは異なる工程で製造されているために、手術の時にマイナスに働く成分が一般の食品以上に入っている可能性があるということなのだろうと、その時は理解しました。

そしてコバヤシ製薬の紅麹です。この件については医療関係者からかなり厳しい意見が出ているという記事がありました。
理由としては、LDLコルステロールが高すぎるなら、医師に相談すれば安全な医薬品を処方してくれるわけで、安易にサプリメントを利用せずに、まず医師に相談してほしいということ。
次に、ベニコウジカビを使用したサプリメントについては、欧米ですでに問題が発生していて注意喚起がなされていたにもかかわらず、一般向けのサプリメントとして販売したこと。
よく分かりませんが、ある種のベニコウジカビからは、毒性のある物質が産生されることもあるようです。
また、ベニコウジカビから有効成分を取り出すためには濃縮という工程が必要になるらしいですが、その工程で身体によくない成分まで濃縮されてしまう可能性があるということのようです。
サプリメントの製造には濃縮という工程が必要になる場合があって、有害な成分まで濃縮されてしまう場合があるということを、はじめて知りました。
ただし、今回の事件の原因となる物質がまだ特定されたわけではありませんので、これらはあくまで一般論としての話です。

サプリメントは食品のようなものなので、医薬品の法令の対象ではなく、それにもかかわらず、あたかも医薬品のように毎日摂取するので、もし有害な成分が含まれていると体への影響が蓄積され問題が大きくなるようです。一般の食品とは、そこが大きく違う点です。

結論から言えば、健康診断でデータが悪かったらとりあえず医師に一度相談して、医師に処方された薬を服用するべきということです。
ところが私もそうですが、医者に行くのが嫌いな人は多いです。
今はネットで調べられるので、私もこんな記事を書いていますが、ネットの情報がなかったら、テレビのCMを見て、一度飲んでみようかと思うかもしれません。それにドラッグストアがどこにでもあって、食品を買うために日常的に出入りしていますから、もしコルステロール値が気になっているとちょっと試しに購入するかもしれません。

さて、私が口にしている3種類のサプリメントはどうなんでしょうね。
薬は量が過ぎると毒になるというのは、そのとおりでしょうから、とりあえずあまり摂り過ぎない事でしょうね。
実際のところ、かなり長期間飲んでいて問題ないですから、大丈夫です。
《 追記 2024.05.01 》 小林製薬の原因物質はまだ特定されていないようです。不思議ですよね。あれだけ患者が出ているのですから、腎機能に障害を起こすような物質が混入していたのでしょうけれど、それが明確にならないのです。
本来ならば含まれていないはずの物質が複数見つかっているということですから、そういったものが原因物質なのでしょうけれど、どうもスッキリしません。
 スッキリしないと言えば、1月の羽田空港での事故についても、情報がプッツリと途絶えました。
「忖度しつつ、本当の問題点はぼかしたまま、時間をかけてフェードアウトさせる」ということが行われているのかもしれません。

《 追記 2024.09.18 》
【NHK  2024.09.18】 小林製薬の紅麹(べにこうじ)の成分を含むサプリメントを摂取した人が健康被害を訴えた問題で、厚生労働省は、青カビが混入して作られたとみられる「プベルル酸」が、原因物質だとほぼ確定したとする調査結果を公表しました。プベルル酸は紅麹の培養段階で、青カビがドラムに混入して作られたと推定されています。厚生労働省は原因物質の調査を終えるとともに、同様の問題が生じないようにする再発防止策を検討することにしています。(end)

羽田の事故についてはNHKの7月2日の記事に『運輸安全委員会の調査ではパイロットや管制官からの聞き取りのほか、回収したボイスレコーダーやフライトレコーダーの分析を進めています。国土交通省の関係者によりますと、今回の事故では海上保安庁機が誤って滑走路に進入し、これに管制官や日本航空機が気付いていなかったとみられるということです』とありましたが、それ以降は再発防止策の記事しか見当たりませんでした。
海保機には機長と副機長が乗っていたのになぜ誤って進入したのか、管制官と日航機はなぜ海保機の進入に気づかなかったのか、大事なところがまったくわかりません。今後裁判は行われるのでしょうかね。

そういえば、知床の観光船カズワンの社長が今日逮捕されました。事故は2年前ですから、事故調査と捜査にずいぶん時間がかかったことになります。
事故を起こす前から船にひび割れがあったとか、エンジンを2機から1機仕様に改造したとか、エンジンルームの仕切りに人が通るための穴をあけてあったとか、いろいろな話がありました。観光船の安全点検が行政当局によって法令通りに行われていたのかも、よく調べてほしいですね。しかし、これもこれ以上公表せず、再発防止策という形で終わらせてしまうのかもしれません。


七輿山古墳・白石稲荷山古墳の桜(2024)

2024-04-15 14:58:35 | Weblog

藤岡市の七輿山古墳と白石稲荷山古墳の桜を見てきました。


 七輿山古墳


 七輿山古墳は登ることができます


 白石稲荷山古墳
白石稲荷山古墳も登れます。こちらには適当な駐車場がありません。近くに藤岡歴史館の広い駐車場がありますが、開館時間以外は閉鎖されているようで、朝早くは閉まっていました。
なお、七輿山古墳の駐車場からでも1kmくらいではあります。

《 白石稲荷山古墳の桜と北斗七星の写真 》



  白石稲荷山古墳の桜と北斗七星

この構図の写真が撮りたかったのですが、なかなか実現しませんでした。
北斗七星のひしゃくで桜に水を灌ぐという図なのですが、桜の咲く季節にこの形になるのは夜明け前です。



 データ: マイクロフォーサーズ 14mm ISO5000 f4 8sec   
星をもう少しはっきりさせるために、ほかのデータが同じなら20sec~30secくらいにしてみたい気もしますが、やってみないとわかりません。f値はこれで開放です。ISOをもっと上げられればそちらの方がよいです。星野写真をこのレンズでいろいろ設定を変えて写してみれば、判断できると思います。
桜の咲く四月の初め、4時30分頃には空が白み始めるので、撮影できるのは3時から4時の間くらいだと思います。この写真はわずかに白み始めた4時20分頃の撮影です。 




偶然何かの光が古墳の丘と桜に当たったので色が出ました。撮影場所は少し移動しました。
この光はたぶん自動車のライトが偶然に当たったものだと思いますが、花の色を出すには、たとえば車のスモールランプのような弱い光を軽く当てて写すことも効果的かもれません。これも事前にいろいろ試してみないと加減がわかりません。

こういった写真は空がきれいに晴れていて、しかも月があまり明るくない時でないと写せませんから、撮影チャンスは少ないです。


ひとぼし山・三ッ岩岳(群馬県南牧村)

2024-04-15 01:43:19 | 登山・ハイキング

ヒトツバナを見に群馬の南牧村へ行きました。2024年4月13日です。

ひとぼし山は初めて登る山です。標高801mで、登山口からの標高差は300mくらいです。どちらかと言えばマイナーな山だと思います。

次に三ッ岩岳に登りました。
ヒトツバナといえば三ッ岩岳です。ただ、昨年三ッ岩岳は花が非常に良かったという話で、その反動で今年はあまり期待できないという話もあります。こちらは登山口からの標高差400mくらいです。

《 ひとぼし山 》


地図 (この地図は国土地理院のホームページの地図をもとに、加工を加えて作成しました)

A地点が駐車スペース。4~5台置けそうです。
Bが登山口。
Cは尾根の突端で展望があります。CからDの山頂へ行く途中にロープ場がありますが、危ない感じはありません。
Dの山頂は展望がありません。
Eは展望台になっています。
Fも尾根の突端でヒトツバナが見られます。
ひとぼし山は踏み跡をたどって登る山です。目印のテープもある程度付いています。C地点付近はいくらか岩場になっています。

以下は写真です。


A地点の駐車スペース


登山口(B地点)


しばらく杉林の中を登ります。


C地点の手前は岩場ですが、普通に登れます。


C地点からのながめ


C地点付近から見たひとぼし山の山頂
ヒトツバナが咲いているのがわかります。


途中にあるロープ場


山頂(D地点)


E地点の展望台


E地点から見た三ッ岩岳
まだ、あまり花は咲いていないようです。
三ッ岩岳は標高が1032mあって風当たりもよいので、ひとぼし山より花の咲くのが遅いようです。


E地点から見た大岩方面


F地点のヒトツバナ


ヒトツバナ
ひとぼし山のヒトツバナは、今七分咲きくらいな感じでした。

《 三ッ岩岳 》


地図 (この地図は国土地理院のホームページの地図をもとに、加工を加えて作成しました)
時計回りで歩きました。

以前三ッ岩岳に登った時の記録のリンクを貼っておきます。

三ッ岩岳と烏帽子岳 - Love is All

 


標高950m付近のヒトツバナ
五分咲き位でしょうか。


同じく標高950mのヒトツバナ
こちらは三分咲き程度です。
なお、山頂手前のヒカゲツツジはつぼみでした。


三ッ岩岳山頂からの眺め


山頂付近のヒトツバナ
まだほとんどつぼみの状態でした。

桜の満開時期をヒトツバナの開花の目安に使えないものかと思うので、今年のソメイヨシノの満開予想日のデータを書いておきます。
今年の桜の満開予想日は日本気象協会のデータでは、東京都千代田区で4月4日、群馬県前橋市で4月8日でした。登山日は4月13日でしたが、三ッ岩岳山頂はまだつぼみ、標高800mのひとぼし山で七分咲きくらいな感じでした。
もし満開の時に登りたいなら、ヤマレコの最新の記録などを調べて、実際に咲いているのを確認してから登るのが間違いなさそうです。