Echidna's Diary♪ エキドナの日記

エキドナの幸せ♪結婚生活

お別れは突然に

2012-08-16 | ダンナ君
その日は突然やってきた。

8月10日、私が外出から帰って来た夜、
ダンナ君が

『今日の件、ごめんやけど、キャンセル』

この日、私の両親が家に来る事になっていて、
ちょうど母親から、
『今、家を出発したところ』
とメールをもらってたばかりだった。

すぐに母親へ電話して、キャンセル。

ダンナ君のただならぬ様子から、少し察しがついた。

『おばあちゃん?』

『そう』

ダンナ君は誰かに電話をしたり、バタバタしてる。

話しをしてくれるまで待つ。

少しだけ落ち着いた時に話しをしてくれた。

『おかんから電話あって、おばあちゃんが倒れてるって。急いで家行って、救急車すぐ呼んで、来るまでの間も心臓マッサージしたんやけど、もう息してなかった。
でもまだ温かかってん。
今、病院いてる。
たぶん、もうアカンと思う』

ダンナ君は、おばあちゃんのお薬手帳を持って、救急車で運ばれた病院へ向かった。

その間、私は何をしてたんやろう。。

そうや、おばあちゃんちに預けてた犬のルフィと一緒に留守番してたんだった。

ルフィは、おばあちゃんの最期の時、一緒に寄り添っていたみたい。
だから、きっとどういう状況か分かってる。
いつもより、元気がなかった。

そして、ダンナ君が帰って来た。

『アカンかったわ』

ダンナ君の目が赤い。

『いつも通りの生活してて』
とダンナ君。


この後、またすぐに出て行った。
たぶんおばあちゃんち。

私もルフィちゃんもまたお留守番。
一応、ごはんも食べて、お風呂へ入る。

上がってきたら、私のお気に入りの座いすがびしょ濡れ。

キャー、ルフィちゃんのおしっこ!!

怒られると思ってか、シュンとしてる。

大丈夫やで、怒れへんよ。
ルフィちゃんも不安なんよね。

お布団に入る。
ルフィちゃんも一緒に横になる。

たぶん夜中12時過ぎてから、ダンナ君が帰って来て、ルフィを弟君へ渡し、ダンナ君はお風呂へ入ったと思う。

そして、翌日も朝早くからダンナ君はおばあちゃんちへ。

今夕にもおばあちゃんが毎日過ごしていた自宅へ帰って来る事になった。

同じマンションに住んでたから、ダンナ君の行き来が楽で良かったと思う。


おばあちゃんの兄弟、おばあちゃんの子供達もたくさんいるけれど、
おばあちゃんの遺言で、お通夜、告別式は、ホントに近親者のみで執り行われる事になった。

先月、99歳の白寿のお祝いをお母さん、弟君夫婦、私達夫婦でしたばかり。

それに、また食事会しようと言っていたばかりだった。

ダンナ君達兄弟は相当なおばあちゃんっ子だったから、2人の事がものすごく心配。
コメント (2)
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