ついに宮崎駿さんが引退会見を行いましたね。改めて「お疲れ様」と言いたいです。
宮崎作品との出会いは、未来少年コナンからですね。常に、近未来というか世の中を先取りしたような物語で、何かその時代に合ったメッセージが含まれることが子供のころから感じ取っていました。
一番感動したのは、天空の城ラピュタでした。ファンタジー、冒険、権力、成長とかそういったメッセージが感じられました。次は、ルパン三世カリオストロの城。あの頃の宮崎氏の年齢からはおおよそ考えられない素晴らしい作品だったと思います。そして、となりのトトロ。思わず子供のころを思い起こしました。ああいう時代の生活感や風景というのは決して忘れてはいけないものだと思います。私もそういう時代の人間なので。(歳がばれるなあ)
記者会見すべて見ました。宮崎氏が言うとおり「アニメはデジタルでは表現しきれないそういうものがある」と思います。アニメーターにとってはあるべき姿ではないと。確かに、職人の世界だから感動もメッセージもすごく伝わる。しかし、仕事は大変。宮崎氏は「腱鞘炎と、集中力の限界」と言っていますが納得できます。だから、引退だと思うのです。でもまだやりたいことはやると言っていたので、どこかで目にすることだと思います。「自分は職人だ」という言葉には感動しました。
私は、キャリア官僚採用でしたが、現場仕事はとても好きでした。つまり、車両屋も職人なわけです。昨日今日でなれるものではありません。経験と修行が必要です。私は、職人になりたかったので出世とかは全く興味ありませんでした。ただ、現在のように社会人中途採用とかはなかったものですから、やむを得ず大学経由で就職するしかありませんでした。どこかの鉄道会社で技術屋として採用してくれないかなあ…。
ところで、最近天候が変化はあるものの過ごしやすくなってきたので、撮影を再開しました。これからは、夕景や田園風景や紅葉が待っています。忙しくなりますが、出費もかさむし体力も…。
とりあえず先日臨海地区などに撮影してきましたので、掲載していきたいと思います。
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(撮影、秋田港、2013.9.5)