先日のテレビのニュースや今朝の新聞を見て、JR北海道の詳細が分かってきました。
「社長と工務部長の記者会見」、どこか他人事という感じで謝罪というか危機管理さえ感じられませんでしたまあ、工務部長は多分専門だと思いますが、社長はどの系統からの社員なのでしょうか?意外とJRというのは今だ国鉄体質が色濃く残っており、私が入社した時に役員に教わったことは、「あなた方が役職につくころにならないと真の民営会社にはならない」と教わったものです。
また、民営化の時に懸念されたことは技術の低下と年齢構成のことが問題視されていましたが、そのようになったようです。また、民営化になる時「腕のいい指導力のある方々は結構辞めて」おり、そういう方々ともお話をしたこともあります。結局新会社にはカスしか残らないと言っていました(全部が全部そういうわけではないですが)。つまり、世渡りのうまい連中の方が多く残ったようで職人気質の職員は辞めた方が多いと…。
しかも、「国土交通省の監査が臨時で2回も入り27日まですべての部門も調査」するとのこと!(普通監査は1年に1回定例である)これでは、本当に存続が危ぶまれます。ただ、北海道はまだ、「国の持ち株特殊会社」なので最悪の事態(運行停止)は無いとは思うのですが…。ちなみに、完全民営会社は、東、東海、西で、北海道、四国、九州、貨物は特殊会社です。
写真は昨日の続きで、これで花輪線は最後です。
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(撮影、十二所~沢尻間、2013.9.21)