![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/31/ff070bddfa1876b3241b0593d9dbbf83.jpg)
ハイフライ に挑戦してみました。最初はわたしの作った ニューカイトもどきの糸目にGPSロガーを付けて揚げようとしましたが まったく揚がりません。前回の強風時にはカイトは揚がったのですが 今日はカイト自体が揚がりませんでした。
そこで 本家本元のニューカイトに16mの下げ振り糸を付けて そこにGPSロガーをセットして20号のケプラーラインで揚げました。風はいっとき4,5m強でその後地上は弱風状態でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/12/adf1afa24b717c2c6988120a87d7ef0e.jpg)
0~200mを3分 というのは そんなに簡単では なさそうです。きょうは充電式の単3電池こみで 78gのGPSロガーを揚げなければいけないので 自重とほぼ同重量のハンディを背負っていますので 非常にきびしかったです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/d9/9afc95c57656d33fccb97ec069249126.jpg)
高度146mあたりが すべての糸(約460m)を出し終えた時です。時間にして8分20秒かかっています。重りを背負わされているので 糸を送っても 地上数10mをずーと流れてゆくだけです。たまらず 一旦止めて高度をかせいで また糸を送るという感じです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/ca/4352a92a6e281aa1960a52da28cfd290.jpg)
右回りに凧揚げの軌跡が描かれています。矢印で示された星印が最高高度到達点です。
今日は この時期にしては めずらしく北西から北北西の風です。
軌跡と最遠端点での高度から計算すると 糸は直線距離で470mありそうです。実際はたるみがありますから もっとありそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/bd/cd3cc4757d46c9a5a83d87ff6420d095.jpg)
GPSロガーを無事回収したときの 画像です。カイトを揚げるときは 糸を送るだけでいいのですが 降ろすのは大変です。約950回以上巻かなければなりません。
糸巻きの芯棒を握っている左腕がだるくて へとへとです。GPSロガーを吊っている写真を撮ればよかったですが そんな余裕は すでにありません。これは1日に1回しか挑戦できません。
<追記です>6/1
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/1b/80acf36c171b9887687456388c8c7600.jpg)
時間と高度の関係図を細かく分析してみました。上昇カーブの最も立っているところで 約0.99m/sです。高度146m以上の上昇速度は わたしが糸を巻いているための上昇速度です。200m/3分=平均で1.11m/sの上昇速度が必要です。次はFlare + Sled kite(このカイトも上昇力は抜群です。テイルを小さくすれば真上に揚がってゆくはずです)で挑戦してみましょうかね。
<またまた追記です>6/2
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/ac/847e822e7e63f1ed343ae82d3805146d.jpg)
WEBで自由落下運動の計算式を見つけました。上空に向かって落ちると読み替えて カイトだけの重量80gの条件として 88.5秒で88.291m落下する重力加速度Gを逆算しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/08/9dd1e3aeb3156d7cb1e28d3b7d484b78.jpg)
その重力加速度のままで 重量をGPSロガー込みの158gにして 上昇速度を推定しました。
1.4m/sの上昇速度が維持できれば 200m/3分はクリアーできそうですが 速度0からのスタートですので そこが問題です。
高度ログを細かく見てみると 高度125m~133m/5秒では1.6m/sの最高上昇速度が出ていました。糸をずーと送って止めて 高度ログが平行線から上昇に転じた45m~46m/5秒では0.2m/sという場合もあります。
物理公式集 - 高精度計算サイト カシオ計算機のサイトより
HOMEを開くといろんな計算式が載っています。まったく知らない分野もありました。
<さらに追記>6/3
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/be/6337709205259528cc3eca22fd9d4cb2.jpg)
高度ログのテキストを取り出して エクセルソフトでグラフ化しました。横軸は5秒単位です。左縦軸は高度 右縦軸は速度です。+が上昇で-が下降です。
そんなもんでしょう。
ぐぐーっと、地力を出してむらなく行きましょうという感じで理解していただければ、結構です。
糸の送りは 糸巻きの外周を制御しています。手袋も それなりに痛みます。
RMS 専門用語を出してきましたねー。10人中9人までわからないと思います。かくいう私も?です。
http://sky.geocities.jp/himitukousaku/rms.htm
こんな意味合いでしょうか?
上昇するにも、空気抵抗があるんですね。
勉強になりました。
6月3日追加の2軸のグラフ、楽しいです。
早く上昇させるには、糸を送る時に、あまり一気に送らず、少し抵抗をかけて、ツーと送ってRMSで稼ぐのが、よさそうに見えます。
もっとも手袋に穴が空きそうかな。
平均1.5m/S越えの上昇目指してがんばってください。
ここまで読む人は あなただけでしょうが。
購入する 言い訳は 晩酌の一杯を少し控えればOKですね。
だんだんと おおきな凧で挑戦して ロガー込みでも 200m/3分 をクリアーしてみたいものです。
そのうちに 高度ログが見れますかね。
高さまで記憶するとは聞いていませんでした。
是非ともカメラと一緒に付けたいですね。