用之必勝!?

偏ってますけど、反面、何でも「あり」ってこってす。 ぽりしぃ薄いッスけど、とりあえず、「横浜」贔屓です。

久々中継観戦しました...

2009年05月24日 20時59分53秒 | スポーツあれこれ
 大関日馬富士が初優勝 白鵬との優勝決定戦制す (共同通信) - goo ニュース
 相撲中継をマトモに見たのなど、現九重親方の千代の富士が引退する前後の時分以来だと思う。 基本的にスポーツ全般「好き嫌い」でしか判断しない。 千代の富士は好き、貴花田は嫌い。 千代の富士引退と共に、相撲は紙面か、翌日のニュース番組で結果だけ知るものと決まってしまっていた...。
 千代の富士引退後の相撲界に興味は失っていたが、一人だけ少し注目したことのある関取が残っていた。 と言っても、横綱在位9場所にしかならない、やる気があるのかないのかよく分からない、トロんとした目をした男だった。 旭國の弟子で千代の富士を意識して四股名を決めた男...旭富士だった。 もしかしたら、千代の富士なき後、一時代を築くのではないか!?などと、少々半端な期待も寄せたことはあったのだ...。
 尤も、彼の時代が訪れることなどなかったし、彼が引退した後の去就以前に、相撲界全体に対する興味を失っていたのだから、その後どう過ごしていたかなど知る術もなかった。 ところが、今日たまたま中継を眺めたお陰で、現在売り出し中のモンゴル人大関の師匠が元横綱旭富士だと知れた。 ちょっと嬉しかった...。
 横綱朝青龍の仮病事件以降、好むと好まざるとに関わらず、昨今の相撲界に関する情報は、ワイドショー絡みで勝手に入ってきた...。 大麻騒動にしろ、かわいがり騒動にしろ、聞くに堪えない内容で、それでなくとも興味を失った大相撲に対して、嫌悪感に近い感情すら抱くようになっていたが、真偽のほどは別にしても、相撲通で知られるやくみつる氏辺りが、朝青竜のみならず、白鵬にしても、自身の素質に胡坐をかいている観は否めず、稽古嫌いで有名との情報を流したりすると、いよいよ国技は崩壊したものと考えていた...。
 そのやく氏をして、資質のみならず、よく稽古をすることで、最も期待感有との評価を得たのが、今回優勝した日馬富士だった。 ただし、やく氏がその評価を流布したのは、大関昇進を果たした頃だったのだから、その後の日馬富士は、気合いがカラ回るような状態だったように思う。 初日白星を記録したことの方が少ないようなイメージだったろう...。 そのせいか、結局今日まで、相撲中継に戻ることはなかった...。
 ちなみに今場所、本割で白鵬に敗れた日馬富士ではあったが、1敗を守れば、弟分の初優勝に朝青龍が奮起して、逆転優勝もあるかと期待して、中継観戦しようと考えた。 辛くも優勝決定戦まで縺れた形ではあったが、結果から立会を修正したのだろう。 左差しの速さは見事だった。 初優勝出来たのは、本当に良かったと思う。 是非とも師匠の轍を踏むことなく、新たに一時代を築いて欲しい...。 日馬富士時代到来ともなれば、改めて中継に戻るのも悪くない...。