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2011年3月13日12時45分
[東京 13日 ロイター] 枝野幸男官房長官は13日午前の会見で、福島第1原発3号機について、午前9時08分に真水を注入し、午前9時20分から格納容器の排気を開始し、9時25分にホウ酸を混入する作業を進めていると述べ、「原子炉格納容器の冷却が開始されていると思われる」と発表した。減圧対策で微量の放射性物質を含む気体が放出されたが、「人体に影響を与える放射線が放出されているわけではない。安心して欲しい」と述べた。
ただ、3号機の減圧対策を実施する前の午前8時33分に放射線量が一次1204.2マイクロシーベルトを観測したことを明らかにしたが、その後、9時半には70.3マイクロシーベルトに低下。一次的な上昇は、同様の対応を1号機で行っており「風向きの影響を受ける結果だと分析している」と説明。「数値が継続して急激に上昇する、高い数値が継続する、複数の地点で高い数値がみられることがあれば問題だが、一カ所についての変動は多々ありえる」と説明した。
」